禁煙するとメリットばかり!女性の喫煙者のケース

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女性にとって禁煙することのメリットはどのようなことがあるでしょうか。
禁煙したときのメリットを美容面、妊娠・子育て面、健康面の3つに分けて紹介します。
止めたいと思っていても、なかなかやめられないのがタバコですから、得られるメリットをたくさん感じて、禁煙のステップとしてください。



1.禁煙して得られる美容面のメリット

喫煙しながらも良いと思った美容食品を買ったり、美容効果が高いといわれている化粧品を使用したり、エステに通ったり、と美容にいいことをしたいのは当然です。
でも美容のためにそんなにお金をかけなくても、禁煙するだけで美容面での良い効果は得られます。禁煙によって得られる美容面でのメリットは大きく4つあります。

1-1.肌がきれいになる

肌の画像

タバコの煙には、ニコチンやタール、一酸化炭素などの有害物質が含まれています。これらの有害物質が体内に入ると、肌にはさまざまな悪い影響がもたらされます。

それらの有害物質が体内に入ることで、それらの有害物質に抵抗しようとして活性酸素が多くつくられるようになってしまいます。そうすると、活性酸素が増えすぎて細胞にダメージを与えてしまい、シミやシワなどの肌老化の原因となってしまいます。
また、タバコに含まれる有害物質には血管を収縮させてしまう作用があります。そのため、肌に必要な酸素や栄養分が十分に行きわたらなくなるので、肌のターンオーバーのサイクルが低下して、くすみやカサカサといった肌トラブルがみられるようになります。

禁煙すると、喫煙にともなう肌トラブルから解放されるので、肌がきれいになります。

1-2.唇が鮮やかになる

唇の画像

タバコを吸っていると、血流が悪くなるために唇の色も黒っぽくなってきます。そのため口紅を塗っても、なんだかくすんだような色になってしまい、思うような発色が得られません。その点、禁煙すれば唇の血行も良くなりますので、唇の色も健康的な鮮やかな色に戻ってきます。

1-3.歯がきれいになる

笑顔の女性の画像

タバコを吸うと、歯の表面にタールがついてしまい、歯が変色してしまいます。またタールがこびりつくことから、そこに歯垢が溜まりやすくなってしまい、虫歯もできやすくなります。さらに、一酸化炭素やニコチンの影響で血行が悪くなるために、歯周病も発症しやすくなります。

禁煙すれば歯の変色も改善できますし、虫歯や歯周病のリスクを軽減することができますから、歯がきれいになります。

1-4.臭いを気にしなくていい

カップルの画像

タバコを吸わない人にとってはタバコの臭いは不快でしかありません。特に彼から「タバコはやめてほしい」と言われている場合、臭いには気を使いますよね。
衣類などについたタバコの臭いを消すために香水を使ったり、タバコによる口臭をごまかすためにガムを噛んだりなどして、臭い対策を講じている女性は少なくないと思います。

ですが、禁煙すれば、口臭や衣類についたタバコの臭いを気にしなくても良くなりますよ。

2.禁煙して得られる女性のメリット

禁煙することには、女性であるからこそ得られるメリットもあります。ここでは4つのメリットをご紹介します。

2-1.妊娠する確率が高まる

妊婦の画像

喫煙は卵巣機能に有害な影響を与えます。そのため、喫煙者は非喫煙者と比べて妊娠するまでの期間が1年以上かかる確率が2割~3割高いという研究報告もあります。また、せっかく妊娠しても流産してしまう確率も非喫煙者よりも高いと言われています。

ですから妊娠を希望している場合は禁煙することが勧められています。特に不妊に悩んでいる方は、本格的な不妊治療をスタートする前に禁煙を頑張ってみましょう。

2-2.赤ちゃんの健康のために

赤ちゃんの画像

タバコを吸っても赤ちゃんには影響がないと考える人がいますが、ニコチンは胎盤を通過することが分かっています。そのため喫煙は早産や低体重児、胎児の発育障害の原因となってしまいます。

また生まれた後の赤ちゃんにも母乳を通してニコチンが赤ちゃんの体内に吸収されてしまうと、赤ちゃんがニコチン中毒になってしまう可能性があることも知られています。ですから禁煙することには、赤ちゃんの健康にためにもメリットが大きいのです。

2-3.受動喫煙させない

家族の画像

お母さんがタバコを吸っていると、赤ちゃんや子どもに受動喫煙をさせてしまいます。そうすると、発育不良などの影響が出て、低身長や低体重、情緒不安定などになりやすくなります。さらに、将来的には子どもがガンにかかるリスクも高まるといった問題があります。
禁煙することは、愛する家族に受動喫煙をさせないためにも大切なことです。

2-4.閉経を遅める

子宮の画像

女性の閉経の平均年齢は50歳前後といわれています。早い人だと45歳、遅い人で55歳というのが一般的な閉経年齢です。早期閉経と呼ばれるのは44歳以下の場合です。喫煙者は非喫煙者に比べて閉経を迎える年齢が早い傾向にあります。そのため喫煙は早期閉経の原因のひとつとも考えられています。その点、禁煙すれば、閉経を遅くすることができます。

3.禁煙して得られる健康面のメリット

当然ながら、禁煙することには健康面でのメリットもあります。禁煙することで得られる健康面でのメリットは次の4つです。

3-1.ガンの発症率を減らす

カルテの画像

タバコを吸うと、ガン発症のリスクを高めます。国立がん研究センターの情報によると、ガンによる死亡者のうち男性の40%、女性の5%は喫煙が原因といわれています。喫煙と関係があるガンとして特に知られているのは肺ガンですが、口腔ガン・副鼻腔ガン・咽頭ガン・喉頭ガン・食道ガン・胃ガン・肝臓ガン・膵臓ガン・子宮頸ガンなども喫煙によって発症率が高まることが分かっています。

3-2.骨粗鬆症のリスクを減らす

骨粗しょう症の画像喫煙は骨粗鬆症のリスクを高めることが分かっています。タバコを吸うと血液の流れが悪くなりますから、骨を強くするカルシウムが吸収されにくくなります。また喫煙は女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの分泌を低下させますから、結果としての減少の原因となります。ですから禁煙することは、骨粗鬆症のリスクを減らすことにもつながります。

3-3.体調がよくなる

体調が悪い女性の画像

タバコをやめると、カラダが軽くなったり、咳や痰といった不快な症状が改善されたりして体調が良くなります。またタバコは大量のビタミンCを消費する原因にもなるので、喫煙者は風邪が引きやすいともいわれていますが、禁煙することで風邪などのリスクを下げることができます。

3-4.息切れがなおる

息が苦しい女性の画像

喫煙者の中には、動くとすぐに息切れしてしまう人がいます。これは長期にわたって喫煙を続けたことによって、肺組織がダメージを受けることによって起きる症状ですが、禁煙することによって症状を改善することができます。

4.喫煙を続けた場合のデメリットと比較

タバコの画像

このように禁煙することには美容面、妊娠・子育て面、健康面でのメリットがあります。
逆に喫煙を続けた場合は、美容面、妊娠・子育て面、健康面でのデメリットがあるということです。

美容面では、肌の老化が進みますし、肌がくすんだりカサついたりします。また唇の色が黒っぽくなり、歯がタバコのヤニ(タール)で黄ばんできたりします。
さらに、将来的に「子どもが欲しい」という時に喫煙が原因で子どもができにくかったり、子どもができても早産や低体重児の原因となってしまうこともあります。また閉経が早まって若いうちに更年期障害などに悩まされる可能性もあります。

健康面では、ガンの発症の原因となったり、骨粗鬆症の原因となったり、その他の体調不良の原因となってしまうこともあります。

このように考えると、喫煙にはデメリットが多いことが分かりますね。禁煙することは簡単ではありませんが、長い目で見るとメリットが多くあります。今のうちに禁煙を成功させて、後悔することのないようにしましょう。

まとめ

女性が禁煙することは美容面でも妊娠・子育て面でも、また健康面でもメリットが多くあります。禁煙を成功させるためには努力が求められますが、後になって必ず「頑張って良かった」と思えるはずです。ぜひ、強い気持ちで禁煙を成功させてください。

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