プラセンタは一日どれだけの量を摂取すればいいのでしょうか?正直分からないですよね。
実は、一日の摂取量はプラセンタエキス純末で100mgで十分です。少ないと思われますがプラセンタの業界規格でも推奨されています。
今飲まれている商品を一定期間飲んでみて何かしらの効果を感じない場合は濃度が薄いなどの可能性がありますから1日の量を増やすか、別のプラセンタに替えてみるといいでしょう。
ここではプラセンタの適切な摂取量と正しい選び方をご紹介します。
1.プラセンタの摂取量
プラセンタの推奨される一日の摂取量はプラセンタエキス純末で100mgです。「えっ少ない」とお感じではないでしょうか。実はこれは業界で新たに規格された値です。
2.プラセンタの業界基準
プラセンタの業界基準についてお話します。
プラセンタ製品に含まれているプラセンタエキスは製造時に水を使って抽出するために濃度の調整を各メーカーで行っています。ですからプラセンタエキス原液の濃度がもともとメーカーごとに違うのです。
つまり同じ配合量の2つの商品があっても実際は含まれているプラセンタの量は違います。
例えばプラセンタエキス原液を50,000mg配合と記載さた2つの商品があっても、商品Aと商品Bとではプラセンタエキス原液に溶けているプラセンタの固形分の量が違うのです。
これをかんがみた業界団体がプラセンタエキスの原液ではなく、プラセンタエキス原液に含まれている固形分を純末として表し、この量を基準にするようにしました。この規格は2014年に発表された新しいものでこれよりも前の商品や規格に沿っていない商品には「純末」の表示はありません。
ですから各メーカーはこの業界基準を順次守っていくことになるでしょう。
この基準に賛同しないメーカーもありますから、そのメーカーはプラセンタエキスの量を表示し続けることになると思います。
出典:http://www.him-news.com/news/view/185
3.プラセンタ純末の表示例
ではどの商品に「プラセンタ純末」が含まれているのでしょうか。
次のような表示をされているものを探してください。
表示例
内容成分表示の部分を見て、「純末」と書かれているか確かめます。
この表示は正しくプラセンタエキス純末と書かれています。
このように表示されているものを選びます。
4.プラセンタの種類
プラセンタには豚由来、馬由来があります。
実はどちらもそれほど効果は変わりませんからお好みで選んでいただいて構いません。
馬プラセンタは流通量が少なく希少ですから豚プラセンタに比べて高価になります。
豚プラセンタ、馬プラセンタについてまとめています。
豚プラセンタ | 馬プラセンタ | |
値段 | ◎ | △ |
効果 | ◎ | ◎ |
安全性 | ◎ | ◎ |
5.プラセンタの飲用期間
プラセンタの飲用期間については目的によって変わりますが次のような目安で飲んでください。
- 美肌・美容目的… 1年
- 更年期… 3ヶ月~6ヶ月
- プレ更年期… 3ヶ月
- 元気を出したい …適時
- 美白 …6ヶ月
- アンチエイジング… 適時
- 生理不順・PMS …3ヶ月~6ヶ月
- 冷え症 …3ヶ月~6ヶ月
どのお悩みや目的についても3ヶ月は続けるつもりで始めてください。
ホットフラッシュや過多月経などは始めて1~2ヶ月で良くなることもあります。
プラセンタの効果的な飲み方と正しい選び方にまとめてありますので詳しくはそちらをご覧ください。
6.プラセンタの効率的な飲み方
プラセンタには効率を高める飲み方があります。
ポイントは目的により飲む時間が違うところです。
元気に過ごしたいときは朝に飲み、美肌を目的にするのであれば夜に飲みます。
コラーゲンと併用しているならばコラーゲンを夜、プラセンタを朝に飲みます。
- 朝起きてすぐ飲む
- 夜寝る前に飲む
- 疲れたときに飲む
- 飲酒の前、二日酔いに飲む
- 毎日続けて飲む
- サプリもドリンクも同じタイミングで飲む
- 医薬品とほかのサプリメントとの相互作用
プラセンタの効果的な7つの飲み方に詳しくまとめています。
7.プラセンタサプリの形状
プラセンタの原料自体は動物性のたんぱく質のため、独特の臭いがあります。
これをそのまま飲むには抵抗があるので、製造するときに臭いを封じ込めたり、ほかの香りと合わせたりすることで飲みやすくする工夫がされています。
ハードカプセル
- メリット・・・熱を加えずに製造できるので、原料の効果が損なわれにくい
- デメリット・・・カプセル化しても臭いは消えない
ソフトカプセル
- メリット・・・ハードカプセルよりも臭いを抑えることができる
- デメリット・・・副原料を多く使用するため、内容量が少なくなる
ドリンク
- メリット・・・プラセンタ原料を多く配合することができる
- デメリット・・・臭いがする。高価になりがち。希釈したプラセンタエキスを高配合していることが多い。
ゼリー
- メリット・・・デザートを食べるような感覚で続けやすい
- デメリット・・・特になし
プラセンタサプリメントの正しい選び方|タイミングと飲用期間までもご覧ください。
まとめ
プラセンタの摂取量についてまとめました。大きな数字に惑わされずに本物を見極める正しい知識を身に着けてください。