「このコラーゲン、実は高カロリーで太る原因なんじゃないの?」なんて一瞬気になったりしませんか。
せっかく美容のために飲んでいるコラーゲンで太ったりなんかしたらがっかりですよね。
コラーゲンを続けていると太るのか?そんなことないのか?コラーゲンのカロリーを調べてみました。
1.コラーゲンペプチドのカロリー
コラーゲン商品の粉末タイプ、サプリメント、ドリンクなどに含まれているのはコラーゲンペプチドと呼ばれるコラーゲンを小さく分解したものです。
コラーゲンペプチドのカロリーは1gあたり3.5kcal前後です。
これは、豚バラ肉1g 3.86kcal えんどう豆1g 3.64kcal とうもろこし1g 3.5kcal まぐろのトロ1g 3.44kcal とだいたい同じくらい。カロリー的にはこれくらいです。
サプリメントと食事では食べる量がぜんぜん違いますからこれだとピンときませんね。実際にコラーゲン商品と食品を比べてみましょう。
1-1.食品のカロリー
中とろのぶつ切り 1カン 約80kcal
野菜炒め 約120kcal
梅干しのおにぎり 1個 約190kcal
1-2.コラーゲンのカロリー
コラーゲンドリンク 14kcal(1本あたり)
コラーゲン粉末 21kcal(1回6gあたり)
コラーゲン錠剤 6.7kcal(1回6粒あたり)
- スシローのぶつ切り中とろ 1カン 76kcal
- 五目野菜炒め 221kcal
- 紀州南高梅おにぎり 168kcal
- コラーゲンドリンク 14kcal
- コラーゲン粉末 21kcal
- コラーゲン錠剤 6.7kcal
ざっと見比べるだけでも、普段食べている食品よりカロリーは総じて低く、気になるほどではありませんね。
コラーゲンを含む商品は普通の食品と違って「量」を取りませんから、カロリーとしては低く抑えられているのです。
気になる方はどの商品もカロリー表示がされていますから、購入前に確認してみてもいいでしょう。
2.コラーゲンをたくさん含んだ食品のカロリー
では実際の食事からサプリメントと同じくらいのコラーゲン量を取りたいとなると、どれくらいのカロリーになるのでしょうか。
まずはコラーゲンたっぷりのうなぎから見て行きましょう。
うな重 688kcal(一人前353g)
うなぎの蒲焼きだけだとご飯がなくてさみしいので、うな重にしてみました。
カロリーはうなぎの蒲焼き206kcal (70g)、ご飯437kcal(260g)と他調味料です。
これでコラーゲンを3,871mg取ることができます。
お値段は張りますがうな重はかなりオススメです。
牛すじ煮込み 318kcal(一人前489g)
牛すじにもたっぷりのコラーゲンが含まれています。牛すじ煮込み一人前で6,225gものコラーゲンが取れます。コラーゲンは水溶性なので汁に溶け出てしまいます。すべて飲み干したいですが塩分に注意です。モツ鍋などもそうですが、スープに溶け出てしまったコラーゲンをすべて取るには〆のおじやがいいですね。
鶏軟骨の唐揚げ 185kcal(一人前131.5g)
鶏軟骨の唐揚げで4,000mgのコラーゲンを取ることができます。軟骨に下味をつけて油で揚げるだけなので簡単ですね。
まとめ
こうしてみるとコラーゲンを食事から取っても調理方法を工夫すれば、それほど高カロリーにならないのがわかります。
ダイエット中の方を除いては積極的にコラーゲンを多く含む食品を食べるのがいいでしょう。
ですがここにあげた食品はコラーゲンの含有量がベスト3といっていいほど高いものです。他の食品ではこれほどコラーゲンは含まれていませんので、コラーゲンを毎日取るにはかなり工夫と手間がかかります。
そこまで気にして毎日考えられないし、手間も無いという方にはやはり普段の食事にプラスしてサプリメントなどでコラーゲンを補給するというのが現実的な方法です。そうすればバランスのよい食事だけをベースで考えていればいいので、気持ちが楽になります。
結論
サプリメントのコラーゲンペプチドでは太りません。一日の推奨量を守れば太るほどの量、カロリーを取れないからです。安心してコラーゲンペプチドを続けていきましょう。