顔に出来てしまったシワはどうにかしたいものです。
いったいどうすればいいのでしょうか。
今回は顔のシワについてまとめてその対処法を説明しています。
対処法を実践してシワのない顔を目指しましょう。
1.顔のシワの種類
顔のシワにもよーく見てみると種類があることが分かります。
表面にある細いシワだったり、深く刻み込まれたシワ、表情によって現れるシワなどです。
ひとつひとつどのようなものかを解説していきます。
1-1.乾燥による小じわ、ちりめんジワ
目や口の周りにできる小さなシワの集まりです。
真皮層まではシワは達していません。
角質層の乾燥による一時的なもので、水分、脂分を補うことで目立たなくなり消すこともできます。若い人でも見られます。
ダイエットによる急激な体重減少や、脱水症状、極度の栄養失調などによっても起こります。
ちりめんとは糸によりをかけて織った織物のことで、表面にしぼと呼ばれる細かい凹凸があることから、細かく集まったシワのことをちりめんジワというようになりました。
1-2.表情ジワ
表情を作った時にシワができますが、その表情が終わっても残っているシワが表情ジワです。
顔には30個もの表情筋が有り、収縮したり、ゆるんだりして表情が作られます。
目をしかめた時にできる眉間のシワ、笑った時にできる目尻のシワなど表情筋の収縮によってできるシワです。
皮膚の同じところが繰り返し折られることによってシワになっていきます。
いずれ真皮層に届いて深く固定化していきます。
1-3.たるみジワ、ほうれい線
女性の6割が悩んでいわれるのがほうれい線です。
外見で判断するときに「ほうれい線」で年齢を判断すると答えた方は41%と多く、まさに「老け顔のサイン」なのです。
頬の皮膚や脂肪が下がり、たるみが生じるとその縁にあるほうれい線がよりはっきり表れてきます。頬のたるみが無くなればほうれい線のほとんどが見えななったりく、薄くなっていきます。
1-4.大ジワ
大ジワは真皮にできるコラーゲン繊維、エラスチン繊維が減り、劣化してくぼみが生じることでできてしまいます。シワの最終形です。
真皮まで届いたシワは小じわと違って引っ張っても消えることはありません。
おでこの横ジワや眉間のシワ、目の下のくぼみのシワ、深いほうれい線などがあります。
真皮の細胞や繊維は4~5年周期でつくり変わりますが、そのスピードよりも劣化するスピードが速いことも大ジワの原因となります。
2.顔のシワを伸ばす方法
出来てしまったシワをこれ以上深くならないようにする、新しくシワを作らせない方法をご紹介します。
2-1.表情ジワを改善するエクササイズ
1.口を大きく開いてから「あかんべー」をするように舌を出して20秒間キープします。
2.ゆっくり大きく口の筋肉を使って「あーいーうーえーおー」といって口を動かします。
3.上を向き、顎を上げたまま口角をあげ、ニッコリと微笑んだまま20秒キープします。
舌を突き出すエクササイズは周りの表情筋によい影響を与えて顔がすっきりします。
2-2.ほうれい線を内側から伸ばすエクササイズ
ほうれい線を内側から舌で伸ばすエクササイズです。出来てしまったほうれい線を舌をつかって折り目を返すように押します。口輪筋、眼輪筋を同時につかうことで他の表情筋も活性化されます。
出典:http://youtu.be/QYEUIGr-JeM
2-3.たるみをなくすことでシワもなくなる
顔のたるみとシワは大きく関わっています。
特にほほのたるみはほうれい線をはっきりさせる原因のひとつです。
顔を上に向けたり、頬を指で引き上げるとほうれい線が消えるのは頬のたるみによってほうれい線ができているからです。
頬、目の下、あごがたるむことによってその下にシワが生まれます。
たるみをできるだけ作らないようにすることがシワをなくす一つの方法です。
2-4.肩甲骨エクササイズで顔のシワとたるみをとる
肩や肋骨、肩甲骨のまわりが凝っていることによって顔にシワができることがあります。
ほうれい線はほほのたるみが原因のひとつですが、肩甲骨の動きをスムーズにしてあげることによってほうれい線を薄くすることができます。
肩甲骨の動きが鈍くなると、つられて鎖骨や肋骨の周りの筋肉が凝ってきます。胸の筋肉は広頚筋(こうけいきん)につながっていて凝りが伝播していきますから首回りが硬くなっていきます。顔のリンパの流れは首から鎖骨へ流れるものですから、この流れが滞って顔に老廃物がたまってしまうのです。そのままにしておくと徐々に頬がたるんできます。
肩甲骨をスムーズに動かすエクササイズを行って、顔の老廃物を流して頬のたるみとほうれい線を取ることができるのです。
出典:http://youtu.be/Kvg1uqT40Ic?t=30s
2-5.顔のシワのためにコラーゲンをとる
真皮層まで達するシワは保湿などでケアすることが難しくなります。その下にあるコラーゲンやエラスチンが減少してしまっているからです。
近年の研究で低分子化されたコラーゲンのサプリメントを取ることで肌のコラーゲンを増やすことができることがわかってきました。
深いシワになる前に予防的にコラーゲンのサプリメントを取ると良いでしょう。
2-6.紫外線を浴びない
高齢になってもシワの少ない女性が多いのは秋田県です。
日照時間が全国一短く、さらに屋内で働いてきた女性です。
紫外線を浴びる量が多ければ多いほどシワができるようになります。
肌のコラーゲンを壊さないために、紫外線対策をしっかりと行うことが大切です。
まとめ
顔のシワにはこれらの体操とコラーゲンサプリメト、紫外線対策が有効です。肌をいつまでも若々し保ちく、シワを作らない努力をしましょう。