なんだか今日は肌がパッとしないなあ、と感じる日がありますね。
肌のトーンが落ちていて、見ための感じもなんだか暗めの印象です。
それはお肌がくすんでいるからです。
くすみとはお化粧後、2時間程度で顔色が暗めになったり、すっぴんの時に顔よりも首から下の部分が白ければ、それはくすんでいる状態と言えます。
年を重ねると少しずつ、肌の明るさは落ちてきてしまいます。
また年齢に関係なく様々な原因によってくすみは現れます。
くすみを取ることによって肌のトーンが明るくなると、ワントーン上のメイクができるようになり、なにより若く見られるようになります。
くすみは取ることができるので、7つのくすみの原因と有効な対策をご紹介します。
早速、くすみのない明るく若々しい肌を手に入れましょう。
くすみをそのままにしておくと。。
まず、ご理解頂きたいのが、くすみはお肌の黄色信号ということです。そのまま放置しておくと、シミや顔色の低下、シワにつながっていきます。
くすみのタイプは7つあります。タイプを見極め、早めに対処しましょう。
肌のくすみの7タイプの原因と対策
タイプ別のくすみの原因と対策です。
タイプ1.紫外線によるくすみ
紫外線はくすみの原因になります。紫外線によって作られるメラニンが原因です。メラニンは基底層のメラノサイトでできますが、肌の代謝が滞り、部分的に溜まるとしみに、全体が滞るとくすみになります。
このタイプのくすみは正常に代謝できれば数ヶ月でもとに戻ります。
ダメージが大きいとシミとして残りますから、日傘、帽子、サングラスなど物理的な方法や日焼け止めで紫外線から防ぐ必要があります。
タイプ2.角質肥厚によるくすみ
古い角質が厚く積み重なって、くすんで見えます。肌が硬く、ゴワゴワした状態です。
角質層はわずか0.2mmしかありませんが、それが厚くなってくすんで見えます。
メラニンを含んだ角質が厚くなることで、暗い角質が幾重にも積み重なって暗く見えてしまうのです。
ピーリングやたんぱく質を除去する酵素洗顔などで古い角質を取り去ると解消されます。
くすみの中では一番多く、老化によって引き起こされます。
タイプ3.乾燥によるくすみ
角質の表面が剥けて、マイクロスコープで見ると肌理が乱れ、角が立った状態です。
見た目にはカサカサして、白く粉をふいたように見えます。
このタイプの人は乾燥肌の人が多く、セラミドを含んだ保湿美容液で保湿中心のケアをするようにします。
タイプ4.毛穴によるくすみ
毛穴が開いて汚れが詰まると、黒く見えます。これが毛穴によるくすみです。
毛穴に詰まるのは皮脂や化粧カスですので、洗顔とクレンジングで除去できます。
吸引により毛穴の老廃物を取り去ることで透明感のある肌を保つことができます。
タイプ5.酸化によるくすみ
皮脂が多いタイプに多いのが酸化によるくすみです。
皮脂が時間の経過や紫外線によって酸化して過酸化脂質に変化します。
過酸化脂質は細胞を傷つけ炎症を起こし、シミ、くすみにつながります。
洗顔で余分な脂質を洗い流しておくことが大切です。
皮脂が過剰でない人は洗いすぎるとバリア機能の低下につながりますので気をつけましょう。
タイプ6.血行不良によるくすみ
血行が悪くて起こるくすみは肌が青黒く不健康な顔色に見えます。目の下のくまもできやすくなります。
肩や首も含めて血行を良くすることで改善されます。ストレッチやマッサージ、経絡の刺激などが有効です。
出典 dairon sandoraさんのユーチューブ動画
タイプ7.タバコによるくすみ
ニコチンは血管を収縮して血行を悪くします。
タバコを吸うことで細胞が酸欠状態になってしまい、肌の色、唇の色が茶色っぽくなりくすみになります。
タバコは他にもしわの原因になるなど百害あって一利なしです。吸わないようにしましょう。そのままにしているとスモーカーフェイスと呼ばれるシワの深く刻まれた顔になってしまいます。
コラーゲンは肌のくすみに効果がある
肌のくすみのうち乾燥によるものと血行不良によるものにはコラーゲンが効果があります。
飲み始めて数日で肌のトーンが変化したことを感じる方が多いです。
体の内側から色白に変わっていく感じがしますのでお試しください。
コラーゲンの効果4分類と効果を感じられない8パターン
まとめ
くすみが気になったら、くすみのタイプを見極め、あった対処することでいつまでも若々しい肌を保ちましょう。