口元がたるむと老けた印象になり、実年齢よりも上に見られてしまいます。
もし口元のたるみがなければ数歳は若く見られます。
今回は口元のたるみの原因と口元のたるみの解消エクササイズ、予防方法をまとめてみました。
１．口元のたるみの原因
口元がたるむ原因は大きく分けると２つあります。
- 口輪筋の衰え
- 肌の弾力がなくなる
１の原因は口の周りにある口輪筋と呼ばれる筋肉の衰えです。口輪筋は口の周りを輪のようの囲う筋肉で、口を閉じたり口をとがらせたりするときに使われる筋肉です。
この口輪筋が衰えることによって肌を支えておくことができなくなり口元がたるみます。口輪筋が衰えると周囲の表情筋もあまり動かなくなって表情も乏しくなります。
２は肌の真皮層にあるコラーゲンやエラスチンなどの肌のハリや弾力をつかさどる組織が老化や紫外線の害で減少したり、硬くなってしまったりして肌の弾力が失われることにあります。肌の弾力がなくなり、表皮や脂肪を支える力がなくなって口元の皮膚が重力にまけて下にたるむのです。
２．口元のたるみを解消する３つのエクササイズ
口元のたるみを解消するには舌を動かすエクササイズや口輪筋をきたえるエクササイズが効果があります。簡単ですからすべて実践してみてください。
舌を動かすエクササイズは２種類あります。
- 舌を突き出して回す
- 舌を歯と唇の間に入れて回す
２-１．舌を突き出して回す
口を開けて舌を強く前に突き出してくるくると５０回回します。
これを１日に２回行います。
文章にすると簡単ですが、やってみると意外とあごやまわりの筋肉を使っていることがわかります。１週間程度で実感できます。一人でいる時間に実践してみてください。
２-２．舌を歯と唇の間に入れて回す
口を開けずに、舌を歯と唇のすきまに入れ、そこをくるくると回すエクササイズです。
舌を回すことで普段あまり使われない筋肉を使うことができます。
内側からほうれい線を押したり、口のなかのツボを押したりして口元がすっきりしてきます。
２-３．ペットボトルエクササイズ
ペットボトルを使って口輪筋を鍛えることができます。
口輪筋が弱まることで口の周りの脂肪がたるみます。
- ペットボトルに100ｃｃ~200ｃｃの水を入れふたをします。
- 歯を使わずに唇でペットボトルをくわえます。
- １０秒キープしてこれを５回繰り返します。
ポイントは顔を真下に向けて行うことと、歯を使わないこと、少しつらいくらいの水の量にすることです。
このエクササイズで力が入っているところが口輪筋です。
やってみると、意外ときつくてしっかり使えてないことが実感できます。
３．口元のたるみに効くツボ
口元のたるみには地倉（ちそう）と呼ばれるツボが効果があります。
心地よいくらいの力で左右同時に５秒間押しましょう。
これを５回繰り返します。
口角が自然と上がるようになります。
４．口もとのたるみの予防方法
口元のたるみを予防するには次の基本的なことを押さえてください。
４-１．光老化を避ける
紫外線を浴びることによって肌のコラーゲンやエラスチンは破壊されます。これを光老化と呼んでいます。
口元のたるみを避けるために紫外線は極力さけるようにします。
紫外線を避ける日焼け止めや日傘のケアは数年後のたるみを予防することになります。
必ず行うようにしましょう。
４-２．口元のたるみの原因の肌の弾力を取り戻す方法
口元がたるむ原因のひとつは肌の弾力が失われるからと説明しました。
コラーゲンやエラスチンなどの弾性繊維を新しく増やすことができれば肌弾力は回復していきます。近年の研究では低分子のコラーゲンペプチドを飲用することによって、肌のコラーゲンが増えることが分かりました。
なるべく低分子化されたコラーゲンを選んで毎日飲むことでコラーゲンの減少にブレーキをかけ、たるみの進行を抑えることができるばかりか、午後になってもピンと張って垂れてこない肌を手に入れることができます。
１０歳若返るイメージまで！？コラーゲンペプチドの効果にもまとめています。
まとめ
口元のたるみは肌の弾力と口輪筋を鍛えることによって改善させることができます。
コラーゲンにてハリを戻し、エクササイズでたるみを解消させましょう。
