
お肌がしぼんだりシワっぽく感じるのは肌の表皮のうるおいが不足しているからです。
表皮のうるおいをアップさせるにはお肌の内側から水分量を高めてあげる必要があります。
ここではお肌の水分量を上げてくれるヒアルロン酸に注目して詳しくご紹介します。
1.ヒアルロン酸のなにがいいのか
ヒアルロン酸の一番の機能は水をたっぷりと含むことができる保水力です。
ヒアルロン酸1gで6リットルもの水を含むことができます。
私たちの体内でヒアルロン酸が最も多く含まれているのは皮膚です。
皮膚のヒアルロン酸はヒアルロン酸ムコ多糖といわれる形で存在していて、通常のムコ多糖よりも強力な保水力があります。
ヒアルロン酸は水分を吸うとゼリー状となり、弾力性のあるクッションにもなります。
この保水力や弾力性で体に水分を閉じ込め、肌のうるおいを保ったり、関節の曲げ伸ばしを助けたりしています。
2.ヒアルロン酸を食べるとどうなるか
ヒアルロン酸を食べるとどうなるのでしょうか。
ヒアルロン酸を食べると体内ではN-アセチルグルコサミンとグルクロン酸へ分解されてしまいますが、一部は腸内細菌によって低分子化され、血中に移行することがわかっています。
そして肌の水分量が高くなって乾燥を緩和してくれます。
3.ヒアルロン酸の食べ方
ヒアルロン酸を多く含む食材もありますが、それを毎日たくさんとることは現実的ではないのでここではサプリメントの飲み方についてご紹介します。
ヒアルロン酸サプリメントは健康食品であり医薬品ではないのでメーカー側から飲む時間の指定をされることはありません。
飲む目安の量はパッケージに記載されていますからそれを守るようにしましょう。
4.ヒアルロン酸の多い食材
ヒアルロン酸を多く含む食べ物には次のようなものがあります。
- 鶏の軟骨、鶏の手羽、鶏のトサカ、豚足、鮭、カレイ、魚の目、フカヒレ、うなぎ
- 山芋、オクラ、納豆、もずく
5.ヒアルロン酸は何から作られる?
ヒアルロン酸は鶏のトサカから抽出されたものか、発酵法で微生物から作り出されたものが使用されます。
鶏のトサカから抽出されたもののほうが高価になります。
6.ヒアルロン酸ゼリーの購入の仕方
ヒアルロン酸サプリメントのなかでもゼリー形状のものは食べやすく味もあるのでおいしくヒアルロン酸を食べてみたいというかたに合っています。
ヒアルロン酸を含んだ機能性表示食品もありますからそれを選ぶようにしましょう。
機能性表示食品は企業が行った臨床試験や研究のレビューからその結果をパッケージに表示してある食品です。
国に認定を受けているトクホとは違い、機能性表示食品は自主的に表示がされています。
ヒアルロン酸の機能性表示は「肌の水分保持に役立ち、乾燥を緩和する」というものが多いです。
機能性表示食品は制度が始まったばかりでドラッグストアでの販売も少ないのでネットでの通信販売が多くなります。
まとめ
ヒアルロン酸のゼリーは続けやすく、美容のためにヒアルロン酸を食べ続けたいという方にあっています。お肌の水分量を上げてくれる効果がありますから、まずは3週間から6週間を目安に続けてみましょう。