タバコは肌から老けていく!老化現象と喫煙の関係

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タバコを吸っていたら、吸わない人よりも早く老けてしまうと言われていますね。喫煙は健康だけでなく、美容にも影響を与えてしまうと言われています。もし本当なら一刻も早く禁煙したいところでしょう。
とくに若い頃は気にならなくても、年齢を重ねることでその差がくすみやシワ、シミになって現れてくるので注意してください。なんとなく肌の調子がよくないと感じている方は、もしかしたらたばこのせいかも…まずは手遅れになる前に喫煙の害を理解してください。



1.タバコで老けていく!スモーカーズフェイスとは?

スモーカーフェイスの画像

「スモーカーズフェイス」とは、その名の通りたばこの影響によってできてしまった独特の老け顔をさします。実年齢よりも10歳から20歳くらいと圧倒的に老けて見えてしまうのが特徴でしょう。主に以下のような傾向があるのでチェックしてください。

  • 頬がこけ、病的に見える
  • 肌が黄ばみ、つやがなくなる
  • しわ、シミ、くすみ、色素沈着、たるみ、毛穴の開きなどの肌トラブルが生じる
  • 唇や歯茎が黒ずむ
  • 白髪が増え、抜け毛になりやすくなる…など

一般的な肌老化と比較すると不健康に見えてしまう傾向にあります。同世代と比較すると顔全体にしわが出現し、特に目尻にはくっきり深く刻まれます。口まわりのハリも低下し、細かなしわが目立つように。顔色が暗く沈み、目の下のくまやたるみがはっきりしてしまいます。

特に女性は男性に比べてスモーカーズフェイスが顕著に現れてくるので、ぜひとも注意したいところです。

2.タバコと肌の関係

スモーカーズフェイスでも述べたように、タバコと肌は密接に関係しています。具体的には喫煙によって以下のような悪影響を与えてしまいますので、注意しましょう。

2-1.コラーゲンが破壊され、生成も抑制されてしまう

コラーゲン減少の画像

コラーゲンは肌のハリや弾力を保つためにかかせない成分です。ところがタバコを吸うことによってコラーゲンが破壊されたり、生成が抑制されたりしてしまうので、肌のたるみやしわなどの老化をまねいてしまいます。

2-1-1.コラーゲンが破壊される

喫煙すると体内に活性酸素が発生します。ふだん活性酸素は体内に侵入してきた病原菌と戦って体を守ってくれる頼もしい存在です。ところがタバコによって過剰に発生してしまうと、体の細胞やコラーゲンなどを攻撃し、破壊してしまいます。タバコには活性酸素のもとになる過酸化水素が含まれてるためです。

本来、体は活性酸素の過剰発生による攻撃に備えて抗酸化酵素が備わっています。ビタミンCは抗酸化酵素のひとつですが、喫煙によって破壊されてしまいます。すると活性酸素の攻撃から守れなくなってしまい、コラーゲン量を低下させてしまいます。

2-1-2.コラーゲンの生成が抑制される

コラーゲンを生成するときにビタミンCは必要不可欠です。ところがタバコを吸うとビタミンCは破壊されてしまうのでコラーゲンを合成するときに足りなくなり、十分なコラーゲンを作り出せなくなってしまいます。

2-2.ビタミンCを破壊する

くすみとシミの画像

たばこを吸うと大量のビタミンCが消費されてしまいます。1日に必要なビタミンCの量は100g㎎ですが、たった1本のたばこで破壊されるビタミンCはなんと70㎎以下にものぼります。よって喫煙者の多くはビタミンC不足に陥っていると言えるでしょう。

2-2-1.ビタミンCが不足すると体を守れない

喫煙すると体内にタールやニコチンなどの有害物質が取り込まれます。すると体内の活性酸素は異物の侵入を察知して、大量の活性酸素を発生させます。適量なら体を守ってくれる活性酸素ですが多すぎてしまうと暴走し、体の細胞を攻撃します。

体内には「抗酸化酵素」が備わっていて、活性酸素の暴走を鎮めてくれますが、抗酸化酵素の働きを助けるのがビタミンCなので、タバコの影響でビタミンCが減ることで、体の細胞を守れなくなっていきます。

2-2-2.ビタミンEを回復できなくなる

同じく抗酸化物質であるビタミンEは活性酸素の攻撃によってサビついてしまいます。ビタミンCは活性酸素の攻撃から守るだけでなく、ビタミンEを元気な状態に戻してあげる働きもある、まさに優秀成分です。ところがたばこを吸うと大量のビタミンCが破壊されてしまうので、サビついたビタミンEを元通りにできなくなってしまいます。

2-3.皮膚の血行が悪くなる

血流の画像

タバコに含まれるニコチンには血管を収縮させ、血流を悪くしてしまう働きがあります。特に細く血流が悪くなりがちな末梢血管には、より行きわたりにくくなってしまいます。血液は食べ物の栄養や酸素を体や顔に運ぶ役割をしていますので、たばこを吸って血流が悪くなると、大切な栄養が肌に届かなくなってしまいます。

喫煙によって血流を促すビタミンEもサビつかせてしまうので、より血行不良に。血流が悪くなると栄養などが運ばれなくなり、くすみ、しわ、しみ、たるみなどの肌トラブルを招いてしまいます。

2-4.肌の弾力が衰える

女性ホルモンの画像

たばこは肌の弾力を衰えさせてしまいます。ビタミンCの破壊によるコラーゲン量の低下だけでなく、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌を抑制してしまい、ハリを失わせてたるみや毛穴の開きを招いてしまいます。

2-4-1.ビタミンC不足によるコラーゲン量の低下

喫煙でビタミンCが不足すると活性酸素がコラーゲンを破壊し、生成を妨げるのでコラーゲンも減ってしまいます。また活性酸素はエラスチンも破壊するので、真皮層にくぼみができ肌の弾力が衰えてしまいます。

2-4-2.女性ホルモンのエストロゲンの分泌を抑制してしまう

たばこを吸うと女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの分泌を抑制してしまいます。エストロゲンは肌にうるおいやつや弾力などをもたらしますが、喫煙によってエストロゲン分泌量を低下させてしまうのと同時に、エストロゲンを分解するスピードも早めてしまいます。すると肌の弾力が低下してしまいます。

エストロゲンは抗酸化作用もあるので、活性酸素の働きを抑えてくれます。ところが喫煙によってエストロゲンの分泌が抑制されてしまうと、肌弾力の低下を招いてしまいます。

2-5.歯ぐきが黒くなる

喫煙者の歯茎と歯の画像

喫煙によって歯茎が黒くなってしまいます。そのメカニズムは日焼けと同じです。肌が紫外線を浴びるとメラニン色素を作り出します。肌を黒くすることで傘の役割をし、紫外線のダメージから肌を守ろうとします。たばこも同じで、ニコチンやタールなどの害から歯茎を守ろうとするために黒ずみができてしまいます。

またたばこを吸うと血流が悪くなることによって黒ずみを引き起こしてしまうこともあります。さらにタールの色素が歯茎についてしまうことも黒ずみの原因になってしまいます。黒ずみを改善するためには禁煙が大切です。徐々に本来のピンクかかった色へ改善されていくでしょう。

歯周病によっても歯茎の黒ずみを招いてしまうことがあります。歯周病が進むと歯茎の炎症が進行してしまい、やがて黒や紫かかり変色してしまいます。最後は歯も抜けてしまい取り返しがつかなくなってしまいます。早期発見と治療で炎症がおさまれば歯茎の色も元通りになりますよ。喫煙は歯周病の大きな原因のひとつなのでぜひ禁煙してください。

3.ニコチン・タール・一酸化炭素の害

たばこの代表的成分と言われるニコチン・タール・一酸化炭素は、どのようなものなのでしょうか。また体や肌にどのような影響を与えるのでしょうか。

3-1.ニコチン

喫煙者の画像

たばこをやめられなくなる原因はニコチンにあります。ニコチンは強い依存性がある毒物で、神経に大きな影響を与えてしまいます。体に対するニコチンの影響は以下の通りです。

  • 心拍数を高める
  • 血圧を上昇させる
  • 精神をつかさどる中枢神経を興奮させる
  • 血管を収縮させる

ニコチンは血管を収縮させる働きを持っているので、血流を悪くします。するとくすみを招いてしまいます。肌細胞に栄養を届けられないため、新しい細胞が作られずターンオーバーを乱してしわ、しみ、たるみ、ニキビなどの肌トラブルにも発展してしまいます。

また血管を収縮させるのは肌への影響だけでなく血圧を上昇させ、動脈硬化などのリスクを高めることにもつながってしまいます。

3-2.タール

シワ、たるみのある女性の画像

タールには発がん性物質や有害物質が含まれていて、がんや病気を招いてしまう原因物質です。歯などを茶色くするヤニはタールの影響です。

通常、血流に影響を与えコラーゲンなどを減らしてしまうニコチンが肌への影響を与えると思われがちですが、タールも肌の細胞を破壊していく恐ろしい働きをします。
するとしわ・しみ・たるみなどの肌トラブルを引き起こしてしまいます。

3-3.一酸化炭素

 

一酸化炭素とタバコの画像

通常、血液の中の赤血球が酸素を取り込んで肌へ運びます。ところがたばこを吸うと一酸化炭素が発生し、酸素よりも先回りして赤血球と結びついてしまいます。すると酸素がたりなくなって酸欠状態になってしまいます。

血液中の赤血球は酸素を取り込む性質があります。タバコの煙に含まれる一酸化炭素は酸素よりも結合力が強い性質を持っているので、酸素よりも先に赤血球と結合する性質があります。血液は酸素が足りない状態になり、血液は淀んできて栄養も届きにくくなってしまいます。

すると肌の細胞が酸欠状態に陥り、栄養を取り込むことはもちろん、代謝など生きていくための機能が低下してしまい、しわ・しみ・たるみなどを引き起こしてしまいます。酸素と比べて一酸化炭素は赤血球と200倍も結びつきやすい性質を持っているので、喫煙を続けると常に酸欠状態を引き起こしてしまいます。

まとめ

これを読んで恐ろしさを実感したのではないでしょうか。たばこは体や肌を老化させていく恐ろしいものです。徐々に体をむしばんでいき老化させ、最後は取り返しがつかないダメージを与えかねないものなので早めに禁煙することをおすすめします。少しずつやめていけば…というのはあまり効果的ではありません。減煙するとよけいたばこを吸いたくなってしまうのでこの際、思い切ってやめてしまってはいかがでしょうか。現在はクリニックでの禁煙療法などもあるので、活用してみるのもひとつの方法です。また喫煙以外の楽しみを見つけるのも、禁煙の大きなポイントのひとつなのでぜひ実践してみてくださいね。

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