ボトックスでほうれい線が消えるの?!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
アイキャッチ画像

美容皮膚科などで行えるボトックスはほうれい線やシワなどを消すのに効果的な治療方法として知られています。

あまり詳しくなくても「ボトックス」という言葉を聞いたことがあり、シワに効果があるということは知っている…という方は多いでしょう。
ですが、美容皮膚科や美容整形外科などでの治療は怖い、ハードルが高いと思っていませんか?市販の化粧品などは比較的手に取りやすいですが、やはり病院に出向くというのは少し躊躇してしまいますよね。

「怖い」「不安」と感じてしまうという方も少なくないでしょう。また、シワには効果があってもほうれい線には効果があるのか、と疑問に感じている方も多いと思います。

そこで今回は、ボトックスがほうれい線に本当に効果があるのか、そもそもボトックス注射とはどんなものなのか、詳しくご紹介していきます。



1.ほうれい線にはボトックスが効果あるのか?

ほうれい線の画像

結論から言えば、ボトックスはほうれい線には効果はありません。

ボトックス注射は「筋肉を動かすことによってできるシワ」に効果がある治療方法です。
例えば表情シワと言われる眉間のシワ、目尻のシワなどが該当します。
ほうれい線は表情を変えなくても残っているシワで「筋肉を動かさなくてもできているシワ」に分類されます。
そのためボトックス注射でほうれい線を除去することはできません。

2.ボトックス注射とは?

注射の画像

ボトックス注射とはA型ボツリヌス毒素を有効成分とする注射です。「薬剤」として使われています。毒素を生成して作ったものなので、毒自体をそのまま注射するというわけではありません。ボツリヌス菌が身体に入るということはないので安心してください。

このボトックスには筋肉の動きを抑制する作用があります。この作用を美容に生かした治療方法が「ボトックス注射」です。

筋肉を動かす時には神経から「アセチルコリン」という物質が出ます。この物質が過剰に出ると筋肉が必要以上に動いてしまい、シワの原因となってしまうのです。

ボトックスで筋肉の過剰な動きを抑えることができれば、シワは改善されていきます。

2-1.ボトックス注射の効果的な部位

ボトックス注射の効果的な部位の画像

上記でもご紹介したように、ボトックス注射は「筋肉を動かす時に出来るシワ」に効果があります。

一般的な施術部位は額、眉間、目尻、鼻根、口の上、あごなどがあります。特に目尻や眉間のシワの治療として施術を受ける人が多いです。

実は発汗を抑える作用があるのでシワ以外にも多汗症やワキガなどの治療にも使われます。
その他にも小顔効果、ふくらはぎを細くするなど効果があります。実際に美容皮膚科や美容外科では首や口角のたるみを取ったりエラを目立たなくさせるといった小顔になるための治療として取り入れられています。

2-2.作用期間

作用期間の画像

ボトックス注射をしたことによる作用は一生続くものではありません。

一般的には約3ヶ月〜6ヶ月が目安です。早ければ3ヶ月で効果が無くなる人もいますが大体の人が半年以上効果が持続すると言われています。また、長ければ1年近く作用が持続する方もいます。持続する期間には個人差がありますが、以上の期間を目安にしてみてください。

効果が無くなればまた注射をします。次の注射までに開ける期間は最低でも3ヶ月です。

ただし2回目以降は持続する期間が長くなることが多いと言われています。最初は半年で効果が無くなっても、2回目は半年以上続くということもあります。その反対に抗体ができて効果が持続しづらくなるという可能性もあります。

どちらも個人によって色々な効果の出方があるので一概には言えません。医師とよく相談しながら2回目、3回目と施術を行うといいでしょう。

2-3.治療の流れ

カウンセリングを受ける女性の画像

治療はまず医師とのカウンセリングをしてから行います。

シワの状態によってはボトックスがあまり効果的ではない場合もありますし、ちゃんと状態を医師に診てもらってからでなければ注射はできません。

2-4.金額

お財布の画像

ボトックスは注射してもらう病院によって金額が大きく変わります。金額によって施術内容が異なるというわけではありません。

1万円前後~6万円くらいが目安です。部位や注射する量によっても金額は異なります。

眉間や目尻などのピンポイントだけに注射するなら1万円前後が目安です。ふくらはぎやエラなど広い範囲に注射する場合は高額になっていきます。

2-5.ボトックスの副作用

鏡を見る女性の画像

ボトックス注射にはいくつかの副作用が起きる可能性もあるので注意しなければなりません。怖い施術ではありませんが、リスクについても知っておいた上で施術を行いましょう。

起きる可能性のある副作用

  • アレルギー
  • 筋肉がだるくなる
  • 吊る
  • 特定の表情ができなくなる
  • まぶたが垂れ下がる
  • だるさやしびれ
  • 頭痛
  • 内出血(皮下出血)
  • 顔の筋肉がうまく動かず無表情のようになる

ボトックスでの副作用についてはネットなどでも「危険」「怖い」とった意見が見られます。副作用のほとんどは、ボトックス注射の効果が出過ぎてしまったことによるものです。効果が弱まるにつれて副作用も収まってくると言われています。

部位やシワの状態によって適切な量があるので、医師にちゃんと見てもらった上で注射をする必要があります。基本的にはきちんと知識を持った医師による施術であれば特に副作用に対して過度に心配することはありません。

また、安価なボトックスを使った場合は安全性が損なわれる可能性もあるので信頼できる病院で施術を行いましょう。安すぎる場合や病院以外での注射は絶対にやめましょう。

2-6.ボトックス治療に向かない人

ボトックス治療に向かない人の画像

ボトックス治療を行わない方がイイ人もいます。以下に当てはまる人はボトックス治療は避けておきましょう。

  • 妊婦の方や授乳中の方
  • アレルギー体質の方
  • 未成年

妊娠中の方はもちろん、妊活中の方も避けた方がイイでしょう。ボトックス注射をしてから2ヶ月は避妊をしたほうがいいでしょう。

明確に「胎児に影響がある」といったデータが出ているわけではありません。しかし胎児に影響がないとも言い切れないため、必ず守るようにしましょう。

3.ほうれい線に期待できる美容注射

女性の顔の画像

ボトックス注射はほうれい線への効果が期待できませんが、他にも美容注射として知られているものにはいくつかの種類があり、ほうれい線を目立たなくさせる効果が期待できるものもあります。

  • ヒアルロン酸注射・・・効果は3ヶ月~半年 アレルギーの心配がない
  • コラーゲン・・・効果は3ヶ月~半年 比較的低価格に受けられる
  • レディエッセ(ハイドロキシアパタイト)・・・1年~2年と持続期間が長い 痛みが強い場合がある

それぞれ色々なメリットデメリットがありますが、どれも注入することでシワとなってへこんでいる部分を膨らませて、ほうれい線を目立たなくさせるものです。

医師のカウンセリングの元施術することで高い効果を得ることができます。即効性もあるのでほうれい線をすぐになくしたいと考え

ている方にはオススメです。

4.ほうれい線を深くさせない化粧品

美容注射はやっぱり怖い…と感じている方には、今よりもほうれい線を深くさせないためのケアをオススメします。

乾燥が進むと肌のハリが失われてしまい、ほうれい線が深くなったり目立つことがあるのでしっかりと保湿をすることが重要です。

ほうれい線のケアにオススメの化粧品をご紹介します。

リンクルショット メディカル セラムの画像

リンクルショット メディカル セラム
14,580円(税込)
ポーラ独自の成分「ニールワン」が真皮成分の生成と分解のバランスを整えてシワを改善してくれます。真皮まで浸透して肌に密着します。
美容家や雑誌読者が評価する美容液部門でベストコスメを受賞するなど支持されています。
出典:https://www.pola.co.jp/

エリクシール 美容濃密リンクルクリームの画像

エリクシール 美容濃密リンクルクリーム
8,424円(税込)
シワに効果のある有効成分として認められている純粋レチノールが含まれている人気の美容液。肌自らがヒアルロン酸を生み出すようになっていくので、自然とシワが目立たなくなっていきます。
出典:http://www.shiseido.co.jp/

アスタリフトクリームの画像

アスタリフト ハリ・うるおいケア クリーム
5,400円(税込)
アスタキサンチン・リコピン・コラーゲン・ローヤルゼリー・スクワランなど様々な保湿成分がたっぷり配合されている美容クリーム。アスタリフトはアンチエイジング化粧品として人気があり、洗顔から美容液まで揃えている人も多いです。
出典:https://shop-healthcare.fujifilm.jp/

5.ほうれい線を深くさせない食事

ほうれい線を深くさせないためには、食生活にも気を付けることが重要です。化粧品などのケアと共に食生活も見直していきましょう。以下のようなポイントに気を付けて食事をすれば、肌の健康を保ち、ほうれい線が目立たなくなることが期待できます。

5-1.コラーゲンを意識的に摂取する

サプリの画像

年齢と共に減ってしまうコラーゲン。コラーゲンは肌の弾力を保つためにとても重要な成分です。減ることでほうれい線もどんどん目立ってしまいます。

しっかりコラーゲンを摂取するために牛スジ肉やレバー、皮、鳥なんこつなどを普段の食事に取り入れましょう。

より効率よく摂取したいなら、コラーゲンをサプリ飲むといった方法もオススメです。

5-2.保湿力をアップさせる食事を意識する

大豆製品の画像

女性ホルモンに似た大豆イソフラボンを摂取するとホルモンバランスが整い、肌の保湿力がアップすると言われています。豆腐、納豆や豆乳などを意識して摂取するといいでしょう。

また、保湿成分であるセラミドを含むコンニャクなども保湿力アップに効果的です。

5-3.抗酸化作用のある食品を取り入れる

トマトの画像

活性酸素が発生すると、肌の細胞が老化してシワなどの原因になります。

活性酸素を抑えることのできる食品を「抗酸化作用のある食品」と呼びます。以下のような成分と食品は抗酸化作用が高く、オススメの食品となっています。

  • リコピン・・・トマト スイカ
  • アスタキサンチン・・・サケ エビ カニ
  • カテキン・・・お茶 柿 りんご
  • ポリフェノール・・・コーヒー カカオ ワイン

5-4.糖分や油分の取り過ぎには注意しよう

スナック菓子の画像

糖分の多いお菓子や清涼飲料水、老化を促進してしまう動物性脂肪や揚げ物などは食べ過ぎてしまうと肌にも悪影響を及ぼします。

ほうれい線に良い食事を心がけるとともに、悪い食生活も改善していくように心がけるといいでしょう。

まとめ

ボトックス注射はほうれい線には効果は期待できませんが、目尻や眉間などのシワには効果のある治療方法です。副作用もありますがきちんとした実績のある信頼できる医師のもと治療を行えば心配することはないでしょう。

治療以外の家で出来るケアとしては化粧品や食事でのケアをオススメします。ほうれい線の状態によっても適切なケアは異なります。予算なども考えて自分に合ったケアを行っていきましょう。

きめやか美研 通販部

きめやか美研 通販部です。
きめやか美研では「お客様が実感し、感動を与えられるほどの商品でなければ販売してはいけない。」とのポリシーのもと商品を製造しています。みなさまの健やかな美しさを願って、オリジナリティ豊かな製品開発に情熱を注いでいます。
※「きめやか」はきめやか美研の登録商標です。

きめやか.blogのFacebookページにもご参加ください!

ご購読にはLINE、twitter、feedlyが便利です!

コメントを残す

*