20代から肌への関心が高く「よりキレイに見せたい」「将来のためにしっかりケアしたい」と考えている女性が増えています。そこでチェックしておきたいのが、ファンデーションです。メイクの基本となるアイテムなので非常に大切です。さらに肌を保護したり紫外線から守るという意味でも非常に重要アイテムとなるので、20代でも選び方には注意しなければなりません。20代のうちからしっかりと正しいコスメ選びをすることで30代・40代になったときの肌トラブルを予防することが可能です。
そこで今回はおすすめのファンデーションやその選び方・使い方・落とし方などを詳しくご紹介していきます。
1.20代の肌質は?
20代は、シワやたるみといった老化による肌トラブルは少ないですが、10代とは違っていて少しずつ肌質が変わってくる年代となります。「20代になって肌質が変わってきた」という方も多いのではないでしょうか。
20代では、大きく分けると乾燥気味な方と皮脂が多い人に分けられます。
ファンデーションは肌が乾燥気味でカサカサしがちな人の場合はリキッドを。皮脂が多く、テカリが気になりがちな人はパウダータイプを選ぶのが基本です。
2.20代のファンデーションの選び方
10代の場合は、プチプラコスメなどをメインに選ぶ方が多いと思いますが、20代になったら10代の時とはと違って自分に合うものを選ぶべきです。外気にさらされていると、肌は老化してしまいます。その老化を防ぐためにきちんとファンデーションを選びましょう。
また、20代になると、大学の授業や仕事での時間などが長くなり、メイクをしたまま過ごす時間が増えてきます。そのため肌は乾燥しやすくなるといったトラブルが起きる可能性もあります。肌質に合ったものを選んでいないと崩れやすくなることもあるので「自分に合ったもの」を選ぶことを心がけましょう。
2-1.紫外線カット、美容成分が含まれているファンデーションを選ぶ
前述したように、メイクをしたまま過ごす時間が長いと肌は乾燥しがちになってしまいます。それを防ぐことができるファンデーションとして「保湿成分」などが含まれているものがあります。ファンデーションで保湿をすることで肌が乾燥してシワなどの原因となるのを防ぐことが可能です。
また、ファンデーションの役割としてとても大切なのが紫外線カット効果です。
外線は肌の様々なトラブルの最も大きな原因だと言われています。紫外線を浴びることでシミはもちろん、シワ・たるみなども進行してしまいます。
これを防ぐためには、日焼け止めはもちろんファンデーションもUVカット効果があるものを選びましょう。
2-2.パウダーファンデーションが向いているのはこんな人
パウダーファンデーションは軽くて薄付きに仕上がります。そのため、以下のような方に向いています。
- 皮脂が多い人
- ナチュラルメイクをしたい
- 簡単にメイクを済ませたい
2-3.リキッドファンデーションが向いているのはこんな人
リキッドファンデーションは伸びが良く、油分が多め。保湿力が高くてしっとりした仕上がりになるので、以下のような方に向いています。
- 肌が乾燥しがちな人
- 毛穴をしっかりカバーしたい
- 透明感を演出したい
3.20代のおすすめのファンデーション
20代にオススメの紫外線カット効果や美容成分配合のファンデーションをご紹介します。何でもOKで使っていた10代からあなたに合うものをチョイスする年代になります。
3-1.20代にオススメのパウダーファンデーション
shiseido ドラマティックパウダリーUV
SPF25 PA+++ 3,240円(レフィル)
美容液水とパウダーをムース状にしてつくられたファンデーションです。肌へのとけこみ感があり、13時間の化粧持ちを可能にしたカバー力が魅力です。
くずれ防止下地のドラマティックスキンセンサーベースUVとともに試すことができる「キレイな素肌」体感セット1,620円が限定で発売されています。
出典:http://www.shiseido.co.jp
ザ・ボディショップ クリエイトミーパクト パウダータイプ
SPF15 PA++ 2,916円
カミツレエキスやアロエベラエキスといったボディショップならではの天然美容成分が配合されているパウダータイプのファンデーション。スキンケア感覚で使用できるファンデーションで付け心地もよく人気があります。肌馴染みもよいのでオススメです。
出典:http://www.the-body-shop.co.jp/
コフレドール シルキーフィットパクトUV
SPF21 PA++ 3,024円
伸びが良く粉っぽくならないので毛穴をしっかりカバー。パウダー一粒ごとに美容液をコーティングしているのでつけたてのカバー効果が持続するというすぐれもの。シルク肌に仕上がり、時間が経っても粉っぽくなることがありません。パウダーファンデだと乾燥が気になるという方にもオススメです。
出典:http://www.kanebo-cosmetics.jp/
イプサ パウダーファンデーション
SPF25 PA+++ 4,320円 コンパクトケースは別売り
肌にぴったり密着する素肌感覚のパウダーファンデーション。ひと塗りで美しい仕上がりになります。ノンコメドジェニックテストなども行っていて、ニキビを防ぐ作用も期待できます。ワンランク上のパウダーファンデーションを使ってみたい方にオススメのアイテムです。
出典:http://www.ipsa.co.jp/
3-2.20代にオススメのリキッドファンデーション
インテグレート リアルフィットリキッド
SPF30 PA++ 1,404円
つやのある美肌に仕上がるリキッドファンデーション。20代に人気の高いインテグレートは価格も手ごろでデザインも可愛くて魅力的です。高美容保湿成分を含んだゼリー状の成分を細かく砕いてジェル化したものを利用していて、素肌にうるおいを与えてくれます。高保湿なので乾燥しがちな方には特におすすめです。
出典:http://www.shiseido.co.jp/
エスティローダー ダブルウェアステイインプレイスメークアップ
SPF10 PA++ 6,480円
幅広い年齢の女性に人気のリキッドファンデーション。デパートコスメデビューするアイテムとしてもオススメ。価格は少し高いですが、伸びが良く少量でOKなので1本で長持ちします。しっかりカバーをしてくれるので隠したい部分がある方や、仕上がりをより美しくしたい方にオススメです。
出典:https://www.esteelauder.jp/
RMK リクイドファンデーション
SPF14 PA++ 4,860円
シルクエッセンスとシアバターが配合されていて保湿効果が高いファンデーション。高い人気があり、多くの人に愛用されています。使いやすいポンプタイプにリニューアルしたことからさらに注目度が高まっています。薄付きなのにしっかりカバーしてくれるので素肌の美しさを活かすことができ、20代にオススメのアイテムとなっています。
出典:http://www.rmkrmk.com/
4. しっかりおさらい!20代のメイクの仕方
20代になったら、10代の時のように自己流のメイク方法ではダメ。もう一度正しい方法を改めてチェックして、より美しい肌作りを行っていきましょう。
まずメイク前には洗顔・化粧水で肌を整えることから始めましょう。しっかりと肌を整えてからでなければメイク崩れしやすくなってしまいますし、仕上がりに差が出てきます。また、ファンデーションの前には化粧下地を付けて肌のトーンを整えるようにしましょう。
それでは、リキッドとパウダーの正しい付け方をご紹介します。
4-1.正しいリキッドファンデーションの付け方
- 手の甲に適量のリキッドファンデーションを乗せます。
- 中指と薬指でファンデーションをとり、頬・額・鼻・顎に適量のファンデーションを付けます。
- 指で伸ばす場合はそのまま中指と薬指を使い、内側から外側へ伸ばします。
スポンジを使う場合は先に指で伸ばしておいてから、スポンジを押し付けるようにして馴染ませていきます。 - 目の周り・小鼻・口元をスポンジをポンポンを押し付けて馴染ませます。
4-2.正しいパウダーファンデーションの付け方
- スポンジかブラシでファンデーションを取る。スポンジならスポンジの面積の1/3程度。ブラシの場合はサッと取って軽くはたいて余分な粉を落とします。
- 頬・額・鼻・顎の順番に塗ります。スポンジを使う場合は内側から外側に向かって塗るようにしましょう。
ブラシを使う場合はくるくると回しながら外側に向かって塗ります。 - 目の周り・小鼻・口元はスポンジやブラシに残ったファンデーションを馴染ませるようにしてつけていきます。
5.20代でもおろそかにしない!正しいメイクの落し方
20代になると肌トラブルはどんどん増えていってしまいます。メイクを落とさずに寝るなんて絶対にしてはいけません。肌へのダメージが非常に大きくなりキレイに保てなくなる可能性があります。
肌をキレイに保つには正しくメイクを落として基礎化粧品でのスキンケアをしっかり行う必要があります。改めてその方法をチェックしておきましょう。
5-1.クレンジングでの正しいメイクの落し方
メイクをしっかり落とすためには力を入れすぎないように注意しながらクレンジング剤を肌に馴染ませるのがポイントです。
- 手のひらにクレンジングを乗せて少し温める
- Tゾーンからクレンジング剤を乗せてくるくると指の腹で馴染ませる。次にUゾーンも同じようにくるくると指の腹で馴染ませる
- しっかり馴染むまですこし待つ
- ぬるま湯で20回以上しっかりとすすぐ
- タオルで軽く顔を押さえて水分を取る
5-2.正しい洗顔方法
クレンジングが終わったら、洗顔をしましょう。
- 洗顔料をしっかりネットで泡立てる
- Tゾーンから洗う
- 指の腹で泡を動かすようにして洗い、直接指が肌に触れないように注意する
- ぬるま湯でしっかりと20回以上すすぐ
- タオルでゴシゴシ擦らず押さえるようにして水分を取る
5-3.基礎化粧品の使い方
洗顔後はすぐに保湿を行います。ここでは手を使ってつける化粧水の付け方をご紹介します。
- 適量の化粧水の半分を手に取って広げる
- 顔全体に化粧水を伸ばして手のひらでゆっくり馴染ませるようにしてつける
- 適量の化粧水の半分をまた手に取る
- 目元や小鼻など乾燥が気になる部分や細かい部分にさらに化粧水をつける
- ハンドプレスして化粧水をしっかり肌に馴染ませる
まとめ
20代のファンデーション選びは肌タイプに合ったものを選ぶということと、将来のシミやシワへの予防としてもしっかりと考えていかなければなりません。特に25歳を過ぎるとコラーゲンの生成が衰え始めてしまい、肌のハリやツヤが無くなり始めてしまいます。
年を重ねても美しい肌を保つために、20代からしっかりと肌に合ったファンデーション選びや洗顔・クレンジングやスキンケアの方法を行っていくように心がけておきましょう。