ほうれい線は切らないでプチ整形でふっくら若返り

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ほうれい線ができると、それだけで老けた印象を与えてしまいます。また、ほうれい線の溝の部分にファンデーションが入ってしまって悩みの種となることも少なくないはず。
ほうれい線を手軽に解消する方法として注目を集めているのがプチ整形です。プチ整形でほうれい線をふっくらとさせることはできるのでしょうか?また、ほうれい線を解消するプチ整形にはどんなものがあるのでしょうか?

この記事は大見貴秀先生に監修いただきました。

大見医師の画像監修:大見貴秀医師
所属学会:日本麻酔科学会員、日本抗加齢医学(アンチエイジング)学会
サプリメントアドバイザー


1.ほうれい線をプチ整形でふっくらさせる

プチ整形のメリットは、メスを使わずに整形ができることです。切らずに注射で若返りすることができるので、ダウンタイムも少ないですし、バレにくいというメリットもあります。

注射の画像

ほうれい線のプチ整形では、次のものを注入してほうれい線をふっくらとさせます。

  • ヒアルロン酸
  • ボトックス
  • SBC・リッチ・フェイス法
  • コンデンスリッチフェイス(CRF)
  • セルーション脂肪幹細胞注入法
  • ダーマペン
  • FGF注入療法
  • ベビーコラーゲン
  • リジェネラ

それぞれの注入するものの特徴と、費用などについてみていきましょう。

2.ヒアルロン酸でほうれい線をふっくらさせる

プチ整形で広く使用されているのがヒアルロン酸です。ヒアルロン酸はもともと体内にある物質。肌に潤いを与えるものというイメージがあるように、高い保水力があることで知られています。

ヒアルロン酸を注入すると、ほうれい線の凹み部分をふっくらとさせることができます。
注入後の即効性が認められているので、ほうれい線を今すぐにどうかしたいという場合にもおすすめです。

ヒアルロン酸によるプチ整形の画像

<ヒアルロン酸によるプチ整形の方法>
凹みが気になる部分に適量のヒアルロン酸を注入する。

<アフターケア>
注入したヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されるので、効果を持続させるためには定期的に施術を受ける必要があります。効果の持続期間については、注入するヒアルロン酸の種類にもよりますし、個人差もありますが、3~12ヶ月間が目安となります。

<注入するヒアルロン酸の種類>
CRMジェル
体内に吸収されやすいヒアルロン酸を、CRM(共有結合網状マトリックス)技術を用いて体内に吸収されにくくしたヒアルロン酸です。

  • 適用部分
    頬のボリュームアップ
    ほうれい線
  • 維持期間
    6ヶ月程度(個人差があり)
  • 金額
    2万円程度

DANAE(ダナエ)
弾力性の高いヒアルロン酸と粘性の高いヒアルロン酸の2種類のヒアルロン酸の二重構造になっているため、体内に吸収されにくいという特長があります。

  • 適用部分
    ほうれい線
    頬のボリュームアップ
    口角のたるみ
  • 維持期間
    9~12ヶ月程度(個人差あり)
  • 金額
    4万円程度

ジュビダーム ビスタ ウルトラプラスXC
日本で初めて厚生労働省の認可を取得したヒアルロン酸。ヒアルロン酸注入後に起きがちなボコボコした仕上がりではなく、なめらかで自然な仕上がりになるのが特長です。

  • 適用部分
    ほうれい線
    マリオネットライン
    ゴルゴ線
  • 維持期間
    9~12ヶ月(個人差あり)
  • 金額
    5万円程度

ジュビダーム ボリューマ(バイクロスシリーズ)
高分子と低分子のヒアルロン酸を配合することで、従来のヒアルロン酸よりも効果が長持ちするとともに特殊技術によって自然な仕上がりになるのが特長です。ヒアルロン酸で初めてアメリカのFDAの認可がおりた安全性の高いヒアルロン酸でもあります。

  • 適用部分
    頬のボリュームアップ
    溝の深いほうれい線
  • 維持期間
    12~24ヶ月(個人差あり)
  • 金額
    10万円程度

3.ボトックスでほうれい線をふっくらさせる

ボトックス注射の画像

ボトックスもプチ整形でよく用いられる物質です。ボトックスとはボツリヌス菌の出す毒素を用いた治療方法のことをいいます。ボツリヌス菌はボツリヌストキシンという毒素を出しますが、これを注入すると筋肉の動きが止まります。

ほうれい線のプチ整形でボトックスを注入すると、ほうれい線を作る筋肉の過剰な動きを止めることができますから、ほうれい線のシワができなくなるのです。

ボトックスの効果はだいたい2週間~1ヶ月で表われます。効果の維持期間には限度がありますから、効果を維持したいなら定期的に施術を受ける必要があります。

  • 維持期間
    3~6ヶ月(個人差あり)
  • 金額
    2万円程度

4.SBC・リッチ・フェイス法でほうれい線をふっくらさせる

SBC・リッチ・フェイス法の画像

自分の脂肪やコラーゲンを注射器で採取して、それを遠心分離で濃縮した上で、気になるほうれい線に注入するプチ整形。ほうれい線の溝の気になる部分に、注入することでほうれい線をふっくらとさせます。

効果の表われ方には個人差がありますが、即効果を実感することができるのが特長です。また、ヒアルロン酸のように体内に吸収されるわけではないので、注入した脂肪が定着すれば半永久的に効果が持続します。

  • 維持期間
    長い
  • 料金
    145,800円(税込)

5.コンデンスリッチフェイス(CRF)でほうれい線をふっくらさせる

コンデンスリッチフェイス(CRF)の画像

コンデンスリッチフェイス(CRF)とは。自分の脂肪を採取して注入することで、ほうれい線をふっくらとさせるプチ整形です。採取した脂肪は遠心分離にかけた後にコンデンス技術によって不純物を取り除きます。そのため、遠心分離にかけただけの脂肪よりも定着しやすく、定着率が80~90%と高いのが特長です。

  • 維持期間
    長い
  • 金額
    10~25万円程度

6.セルーション脂肪幹細胞注入法でほうれい線をふっくらさせる

セルーション脂肪幹細胞注入法の画像

セルーション脂肪幹細胞注入法とは、採取した脂肪を幹細胞と脂肪とに分けて、幹細胞を活性化・脂肪を洗浄した後に、両方を凹みやシワなどが気になる部分に注入する治療方法のことをいいます。採取した脂肪を幹細胞と分けずに注入するプチ整形よりも、脂肪の定着率が高いのが特長です。

  • 維持期間
    長い
  • 金額
    50~70万円程度

7. FGF注入療法でほうれい線をふっくらさせる

FGF注入療法の画像

FGF注入療法とは、FGF(線維芽細胞増殖因子)をほうれい線の気になる部分に注入してふっくらとさせる治療方法のことをいいます。

ほうれい線やシワ、たるみなどができてしまう原因は、真皮のコラーゲンが減少することによります。真皮のコラーゲンは、繊維芽細胞の働きが弱まったり、繊維芽細胞自体が減少してしまったりすることによって減少します。ですからFGF注入療法では、FGFを注入することで、繊維芽細胞を再生させてコラーゲンを増加させ、肌が本来持つ弾力を取り戻し、シワやほうれい線、たるみなどを改善させることができます。

効果は徐々に表われ始め、2週間~1ヶ月程度で実感できます。

・維持期間
3年程度(個人差あり)

・金額
5~10万円程度

8.ベビーコラーゲンでほうれい線をふっくらさせる

ベビーコラーゲンの画像

ベビーコラーゲンとは、ヒト由来のコラーゲンをほうれい線など気になる部分に注入ことで、ふっくらとさせるプチ整形です。浅いシワに適しています。
コラーゲンにはⅠ型、Ⅱ型、Ⅲ型……という風に分類されていますが、Ⅲ型は赤ちゃんの時は十分にあるものの年齢を重ねるにつれて徐々に減っていくことが分かっています。ベビーコラーゲン注入では、Ⅰ型とⅢ型のコラーゲンをほうれい線部分に注入することで、ほうれい線の溝をふっくらとさせます。

・維持期間
6~12ヶ月(個人差あり)

・金額
10~15万円程度

9.リジェネラでほうれい線をふっくらさせる

リジェネラの画像

アメリカ初の最先端の肌再生組織注射がリジェネラです。リジェネラとは、真皮の組織を採取して粉砕機で粉砕したものを再注入することで、機能が低下した肌の細胞の補修を促す治療方法です。

真皮の組織には、成長因子やヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンなどが含まれています。それらをほうれい線など気になる部分に注入すると、その部分で修復がおこなわれますので、凹みが改善します。リジェネラは、アメリカのFDA、日本の厚生労働省にも認可を得ている安全が認められている治療方法です。

・維持期間
長い

・金額
25~30万円程度

まとめ

気になるほうれい線は、注入系のプチ整形で解消してはいかがでしょうか?こちらでご紹介しましたように、それぞれの注入物によって効果の維持期間と金額が異なります。気になる方法があれば、まずは美容外科に相談してみるようにおすすめします。

きめやか美研 通販部

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