年齢を重ねてくるとほうれい線が気になり始めますよね。実年齢よりも老けてみられがちですので、できればほうれい線は消したいものです。しかし、「美容整形に頼るほどお金をかけることができない」または「顔に針やメスを入れるのが怖い」という人がほとんどだと思います。そんな人におすすめなのは、メイクでほうれい線を消すという方法です。コンシーラーを上手に使えば、誰でも簡単にほうれい線を消すことができるんですよ!ここでは、ほうれい線を消すためのコンシーラーの選び方、またコンシーラーの使い方をご紹介していきます。
1.コンシーラーでほうれい線を隠す
コンシーラーというと、シミやニキビ、ホクロなど、肌の色が気になる部分を隠すものというイメージがあると思います。
しかしコンシーラーの役目はそれだけではありません。コンシーラーの種類によっては、光を使って立体感を出すことができるものもあります。そのようなコンシーラーを使えば、ほうれい線を隠してしまうことができるのです。
1-1.コンシーラーの選び方ポイント
コンシーラーにはいくつかの種類がありますが、大きくはテクスチャーが硬めのものと柔らかいものに分けることができます。
柔らかいリキッドタイプがおすすめ
硬めのクリームタイプのものは、シミやニキビ、ホクロなどを消すためには使いやすいですが、ほうれい線を隠すために使うのはNGです。
なぜなら、口周りはよく動かすことが多いので、硬めのクリームタイプのコンシーラーをほうれい線の部分に塗ると、メイクがよれやすくなるからです。そのため、ほうれい線を隠すどころか目立たせてしまいます。
ほうれい線を隠すためには、柔らかいリキッドタイプのコンシーラーを選ぶようにしましょう。
地肌より明るめの色を選ぶ
コンシーラーを選ぶ際は、色選びも大切です。シミなどを消す場合は肌色よりも少し暗い色のものを選びますが、ほうれい線を隠す場合は肌よりも暗い色だとほうれい線が深く見えてしまいます。ほうれい線を隠したいなら、コンシーラーは肌の色よりも明るめの色を選ぶようにする必要があります。
2.おすすめのコンシーラー
メイクコーナーには数多くのコンシーラーがありますが、ほうれい線を隠すためにはリキッドタイプのコンシーラーを選びましょう。また、乾燥防止のための保湿成分が入ったもの、それでいて崩れにくいコンシーラーを選ぶと時間が経過してもキレイな仕上がりをキープすることができます。
ほうれい線を隠すためにおすすめのコンシーラーをご紹介していきます。
THREE アドバンスドスムージング コンシーラー
天然由来成分80%の肌にやさしいコンシーラー。8種類のオイルを配合しているので、時間が経ってもカサつきません。5色展開なので、自分の肌にピッタリの明るめの色を選ぶことができますよ。
価格:3,500円(税抜)
出典:http://www.threecosmetics.com/
NARS ラディアントクリーミーコンシーラー
プロのメイクアップアーティストにも人気のNARSのコンシーラー。柔らかなテクスチャーな上、ツヤ感のある仕上がりなので、光を集めてほうれい線を目立たなくしてくれます。よれにくく長時間キープできるのも魅力です。
価格:3,672円
出典:https://www.narscosmetics.jp/
エスティローダー ダブル ウェア グロウ BB ハイライター
ひと筆で気になる部分をサッとカバーしてくれると評判のコンシーラー。伸びのいいリキッドタイプのコンシーラーで、明るくツヤのある仕上がりに。気になるほうれい線もキレイに隠してくれます。
価格:4,200円(税抜)
出典:https://www.esteelauder.jp/
イヴ・サンローラン ラディアント タッチ
10秒に1本売れるというイヴ・サンローランのベストセラー商品。光を集めて肌の色ムラや欠点をカバーするので、ほうれい線もしっかりと隠せます。カラー展開は6色で、透明感のある肌色に仕上がります。
価格:5,000円(税抜)
出典:https://www.yslb.jp/
クリニーク ビヨンド パーフェクティング ファンデーション
つけ立ての色合いを12時間キープするという魔法のコンシーラー。カバー力はあるのにつけ心地は軽いので、厚塗り感もありません。保湿効果とオイルコントロール効果を併せ持つので、どんな肌質の人にも使用できます。
価格:4,800円(税抜)
出典:https://www.clinique.jp/
3.ほうれい線を隠すコンシーラーの塗り方
コンシーラーでほうれい線を隠すためには、コンシーラーを正しく使うことが大切です。ほうれい線を隠す正しいコンシーラーの塗り方をお伝えします。
- ベースメイクをする。(化粧下地+リキッドファンデーション)
- コンシーラーをほうれい線に沿って入れる。この際、コンシーラーは縦に長く入れるのではなく、横に短い線を複数入れていく。
- コンシーラーを指でなじませる。指でなじませる際も、口元から耳の方向に向かって斜め上に少しずつぼかす。
- 最後にハイライトパウダーをほうれい線に馴染ませて仕上げる。
4.コンシーラーをキレイに保つポイント
ほうれい線を隠すためにはマストアイテムのコンシーラーですが、よれてしまったり、ほうれい線の部分がパックリと割れてしまったりすることもあります。そうすると、隠したはずのほうれい線が逆に目立ってしまうということもありますので注意が必要です。
そのようなトラブルを避けるために、コンシーラーをキレイに保つポイントをご紹介していきます。
4-1.化粧下地はシリコン入りやシワ改善などのものを使う
シリコン入りの化粧下地は、コンシーラーのよれを防ぎますし、ほうれい線部分の凹みを目立たなくする効果があります。ですからコンシーラーを使ってほうれい線を隠す場合には、ぜひ一緒に使うようにおすすめします。
コンシーラーはシワと同じようなものですので、シワ改善効果のある化粧下地でも同様の効果が期待できますよ。
4-2.ファンデーションとコンシーラーは薄く塗る
ほうれい線を隠そうという思いから、ファンデーションやコンシーラーを厚塗りしてしまうこともあるかもしれませんが、厚塗りはNGです。なぜなら、ほうれい線部分に厚塗りしてしまうと、そこにファンデーションやコンシーラーがたまり、余計にほうれい線が目立ってしまうからです。
ほうれい線を隠したいなら、ほうれい線部分のファンデーション・コンシーラーは薄く塗るようにしましょう。またファンデーションはパウダータイプのものよりも肌にピッタリをフィットするリキッドタイプのものの方がおすすめです。
4-3.目の錯覚を使ってキレイをキープ
ハイライトやチークなどを使うことで、ほうれい線を目立たなくすることもできます。
目元にハイライト
例えば、目元のCラインやTラインにハイライトを入れると、その部分にツヤが出て肌全体がキレイに見えます。
ほうれい線にハイライト
ほうれい線部分にハイライトを入れれば、ほうれい線の部分の凹みが目立たなくなるので、ほうれい線が消えます。
頬骨の高い位置にチーク
さらにチークを頬骨の高い位置に入れて強調することで、下がった頬を引き上げて見せることができるので、ほうれい線を目立たなくすることができます。
ほうれい線ができると、老けてみられがちですので、目元や口元のポイントメイクを華やかにすることで、若々しい雰囲気を演出するようにしましょう。また、目元と口元を華やかにすると、その部分に注目を集めるためにほうれい線から視線をずらすことができるという効果もあります。
アイメイクはいつもブラウンシャドウのみ、口紅もベージュ系が多いという人は、明るめの色を取り入れてみるようにおすすめします。
まとめ
ほうれい線があると、一気に見た目年齢がアップしてしまいますが、ほうれい線はメイクで隠すことができます。ほうれい線を隠すのに一役買ってくれるのがコンシーラー。ほうれい線を隠すためのコンシーラーは、リキッドタイプの明るめの色をチョイスして、薄く入れるようにしてくださいね。