シミをピーリングで消す!ピリーリングするときのポイント

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若いころに日焼けしたり、UVケアを怠ったりした影響が顕著にあらわれ始める頃。コスメカウンターで専用の機械を使って検査してもらうと、これから出てくる予定の「隠れジミ」が見つかる人もたくさんいます。 今あるシミや、隠れジミの原因になるメラニンをうまく排出するための方法はいろいろありますが、ここではその中から「ピーリング」について詳しく説明したいと思います。ぜひ、参考にしてみてください。




1. ピーリングでシミは消えるの?

正常なターンオーバーと乱れの画像
「ピーリング」には沈着した古い角質や毛穴の詰まりを取り除いて、ターンオーバーを促す働きがあります。 そのため肌の奥に残っていたメラニンが排出されやすくなり、徐々にシミやくすみが目立たなくなっていくのです。同じ理由で、メラニンが原因のニキビ跡にも効果が期待できます。 ピーリングは市販のものを使って自宅ですることもできるし、美容クリニックで受けることもできますが、それぞれにメリット・デメリットがあるので覚えておきましょう。

2. 美容クリニックのピーリング

美容クリニックで受けられるものは「ケミカルピーリング」と呼ばれ、家庭用のものに比べると薬剤の濃度が高いという特徴があります。 そのため、シミやその他の肌トラブルを改善する効果にもより期待が持てるのですが、効き目が強い分リスクも高くなるので注意が必要です。

2-1.ケミカルピーリングに使われる主な薬剤

ピーリング塗布の画像

主な薬剤はAHAやBHAなどがです。 薬剤を塗り沈着した古い角質や毛穴の詰まりを取り除いて皮膚の再生を促します。
<AHA(アルファヒドロキシ酸)>
AHAには、次のような種類があります。

  • グリコール酸/原料:さとうきび
  • 乳酸/原料:サワーミルクなどの腐敗乳
  • クエン酸/原料:レモンなどの柑橘類
  • リンゴ酸/原料:リンゴ
  • 酒石酸/原料:ぶどう

AHAは肌の状態に合わせて自由に濃度を調整することができ、肌への刺激も比較的マイルドなため、ケミカルピーリングにはよく使われています。 シミへの効果としては、角質層のつながりを緩めて余分な角質を剥がしやすくし、コラーゲンの生成を促す作用があります。

<BHA(ベータヒドロキシ酸)>
BHAには、次のような種類があります。

  • サリチル酸マクロゴール
  • サリチル酸エタノール

BHAはAHAに比べて角質を取り除く作用が強力! シミだけでなく、ニキビの治療にも高い効果を発揮します。 肌への刺激が強いので日本ではあまり使われていませんでしたが、サリチル酸をマクロゴールという基材で溶いた「サリチル酸マクロゴール」の登場により、ピーリング剤が肌の奥へ浸透してしまうことを防げるようになったため、かなり安全度が高まりました。 皮膚表面の角質のみを取り除いてくれるので、肌が弱い方でも受けやすいです。

2-2.ケミカルピーリングの施術方法

ケミカルピーリングの施術方法をご紹介します。

<ステップ1:カウンセリング>
医師が肌の状態を細かく観察し「ケミカルピーリングが受けられる状態かどうか」「どの薬剤が適しているか」を判断します。
ケミカルピーリングはそれなりにリスクもある治療法なので、分からないことや不安なことがあれば、遠慮せずにどんどん質問しましょう。

<ステップ2:クレンジング>
肌を清潔な状態に整え、薬剤の浸透を良くするため、メイクを落として洗顔をします。

<ステップ3:薬剤の塗布>
肌の状態を見ながら、ハケなどを使ってピーリング剤を塗布していきます。塗布後は、20分ほどそのまま放置します。
※肌にピリピリ感を感じることもあります。

<ステップ4:中和>
肌の状態を観察し、痛みや赤みが出ている部分から中和させていきます。
「ニュートラライザー」などの中和剤が使われますが、酸性に傾いた肌をアルカリ性に戻していくのが目的です。

<ステップ5:薬剤を落とす>
中和作業が終わったら、洗顔をして薬剤を洗い流します。 ケミカルピーリングの後にイオン導入を行うところも多いです。
別料金で1回あたり5,000~10,000円ほどかかりますが、乾燥が気になる方は併せて受けておくと良いでしょう。

<ステップ6:クールダウン>
冷たいパックなどで肌のほてりを鎮め、保湿をします。

<ステップ7:帰宅>
肌の状態を見て、問題がなければそのまま帰宅となりますが、なんらかのトラブルが出ている場合は薬を塗ることもあります。
当日のメイクについては、AHAの塗布なら可能ですが、BHAを使った場合は許可が出ないケースが多いです。

2-3.ケミカルピーリングにかかる費用

クリニックの画像

ケミカルピーリングには保険が適用されないので、治療費は全額実費になります。 料金の相場は、1回あたり約10,000~20,000円程度。 1度の治療ですぐに効果が出るものではなく、2~3週間に1度ぐらいのペースで何度か受ける必要があるので、トータルでいくらになるのかをきちんと把握しておきましょう。 クリニックによっては、数回分まとめての契約や、他の治療法との組み合わせで割引を行っているところもあります。

2-4.ケミカルピーリングが受けられない人とは?

施術の画像

次の条件に当てはまる人は、ケミカルピーリングを受けられない可能性があります。

  • 施術を受けたい部分に傷がある人
  • ケロイド体質の人
  • なんらかのウイルスに感染している人
  • 妊娠中または授乳中の人
  • 施術後に日焼けをする可能性のある人
  • 治療中の病気がある人
  • 免疫不全の人

無理に施術を受けてしまうと思わぬトラブルが発生する可能性があるので、カウンセリングの際に必ず申し出るようにしましょう。 また、レーザーなどの他の治療を受けている時もケミカルピーリングが受けられないケースがあるので、この場合も医師に相談するようにしてください。

2-5.ケミカルピーリングを受ける際の注意点

女医の画像

ケミカルピーリングを受けるときはいくつかの注意点があります。

  • 信頼できる美容クリニックを選ぶ
    美容クリニックでのケミカルピーリングは薬剤の濃度が高いので、経験や知識の少ない医師が施術するとヤケドなどのトラブルが起きる可能性があります。 口コミやHPなどを利用して情報を集め、信頼できる医師のいるクリニックを選ぶようにしましょう。
  • 施術前に肌へ刺激を与えない
    薬剤が必要以上に浸透してしまうことを避けるため、前日の顔剃り、パック、スクラブ洗顔はやめておきましょう。
  • 施術後は紫外線に注意する
    ケミカルピーリングで角質を剥がすことにより、いつもより紫外線の影響を受けやすくなります。外に出る時はもちろん、室内で過ごす時も必ず日焼け止めを塗り、お肌を守ってあげてください。 もちろん、プールや海、ゴルフなど、長時間外で過ごす必要のあるレジャーは厳禁です。
  • しっかりと保湿をする
    ケミカルピーリングを受けた後は、バリア機能が低下して一時的に肌が乾燥しやすくなります。 この状態を放置すると、シミが薄くなるどころかニキビや毛穴の詰まり、赤み、かゆみなどの肌トラブルを引き起こしてしまいかねないので、保湿成分が含まれた化粧品で丁寧にケアをしてあげてください。
    <おすすめの美容成分>
    おすすめの美容成分は「セラミド」や「ビタミンC誘導体」。 セラミドはもともと人間の角質層に存在する物質ですが、細胞と細胞の間を埋めて水分をしっかりつかまえておく働きをします。 ビタミンC誘導体はコラーゲンの生成を促したり、メラニンの抑制や還元に役立ったりする美容成分です。

3. 自宅でピーリング!

美容クリニックのケミカルピーリングよりは効果が劣りますが、自宅でのピーリングには「コストが抑えられる」「何度もクリニックに通う手間がいらない」というメリットがあります。 家庭用のピーリング剤の種類や使い方、おすすめ商品、注意点について説明するので、参考にしてみてください。

3-1.自宅でできるピーリング剤

石鹸の画像

自宅でできるピーリング剤の種類をご紹介します。

  • 洗顔石鹸タイプ
    洗顔石鹸タイプは、いつもと同じように洗顔をするだけで軽いピーリング効果が得られるので非常に便利。 肌への刺激が少ない商品が多く、初めて自宅でのピーリングに挑戦する人にもおすすめです。 使う頻度は週に1~3回程度、肌の様子をみながら行いますが、肌に傷がある時や肌荒れが気になる時は、念のため使用を控えましょう。
  • 塗ってからマッサージをするタイプ
    ジェルやクリーム状のピーリング剤を肌に伸ばし、くるくるとマッサージをして古い角質を取り除くタイプです。 ぽろぽろとしたカスが出るので「汚れが落ちた!」と満足感を得やすいのですが、マッサージをする時の刺激で肌を傷めやすいので、あまり頻繁に使うのはやめたほうが無難。 たまに、スペシャルケアとして取り入れる程度にしておきましょう。
  • 洗い流さないタイプ
    洗顔後の肌に塗布し、その上から普段通りにスキンケア商品を重ねるタイプ。 洗ったり、こすったりといった手間がないので楽だし、肌への刺激も抑えられるので、他のタイプのピーリング剤と比べて毎日のお手入れに使いやすいです。

3-2.おすすめの自宅でできるピーリング剤

おすすめのピーリング剤をご紹介します。

スキンピールバー ハイドロキノールの画像

スキンピールバー ハイドロキノール/(株)サンソリット
5,400円(税込)
皮膚科のドクターとの共同開発によって生まれたピーリング石鹸。グリコール酸に加え、ハイドロキノンも配合されているのが特徴です。 弾力のある泡が肌を包み込み、摩擦による刺激を抑えて優しくピーリング。 ボディにも使えるので、角質や色素沈着が気になるかかとやひじなど、全身のお手入れ をしたい人にもぴったりです。
出典:http://www.sunsorit.co.jp/shop/lineup/spb-peeling/spb-hydro/

パンナポンパ AHAモーニングフェイスソープの画像

パンナポンパAHAモーニングフェイスソープ/(株)アイアイメディカル
1,296円(税込)
AHAの配合された洗顔料が泡で出てくるので、忙しい朝も簡単にお手入れをすることができます。 肌への刺激が少ない無添加石鹸がベースで、敏感肌やアレルギー肌でも使えるのが嬉しいところ。1本(300ml)で約5ヶ月使えるので、コストパフォーマンスも抜群です(朝のみの使用の場合)。
出典:http://panna.cc/lineup/pannaf.html

タカミスキンピールの画像

タカミスキンピール/(株)タカミ
5,346円(税込)
美容皮膚学の現場で誕生した、洗顔後の肌になじませるだけの、洗い流さないピーリング剤。 さらっとしたテクスチャーの美容水がぐんぐん浸み込んで、肌に透明感を与えてくれます。 使い続けるうちにターンオーバーが正常化し、水分を抱え込む力が強くなるので、シミだけでなくニキビや毛穴、ザラつきに悩む人にもおすすめ。
出典:http://www.takami-labo.com/product_detail/T3000/

3-3.自宅でピーリングをする際の注意点

肌の保湿の画像

美容クリニックのものより刺激が弱いといっても、ピーリングが肌の角質を剥がす行為であることに変わりはありません。 製品に記載されている使用方法を守るのはもちろん、保湿や紫外線対策にも十分に気を配るようにしましょう。 肌に赤みやヒリヒリ感などの異常がある時は、思いきって使用を中止することも大切! 調子が戻らない場合は、早めに皮膚科で診てもらってくださいね。 使用頻度は製品によって違いますが、肌が弱い人や乾燥しやすい人はできるだけ控えめにしておくのが無難です。 肌が丈夫な人も、早くシミを消したいからといって頻繁に使い過ぎるとかえってトラブルを引き起こしてしまうので、ピーリングのし過ぎにはくれぐれも注意してください。

まとめ

ピーリングによるシミ対策について、いかがでしたか? 美容クリニックで受ける治療も、自宅で行うセルフピーリングも、肌への刺激を避けるためには注意点をしっかり守ることが大切です。 自分の肌に合った方法で安全に行えば非常に高い美容効果が得られるので、ポイントを押さえて上手に取り入れていきましょう。

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