若い頃はトラブル知らずの肌だったのに、最近は「なんだか肌が疲れ気味」ということはありませんか?私たちの肌はアラサーに突入すると、徐々に老化が始まります。放っておくと、どんどんと老化が進んでいきますが、適切なケアで肌の衰えを遅らせることはできます。
ここではアラサー世代の肌の悩みに答える化粧品の正しい選び方と使い方について解説していきます。
化粧品の選び方や使い方をもう一度見直して、美肌を取り戻しましょう。
目次
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- 1.化粧品で肌の悩みを改善
2.基礎化粧品の正しい選び方と使い方 - 2-1.アラサーのクレンジング剤選び
- 2-1-1.クレンジングの使い方
- 2-2.アラサーの洗顔料選び
- 2-2-1.洗顔料の使い方
- 2-3.アラサーの化粧水選び
- 2-3-1.化粧水の使い方
- 2-4.アラサーの美容液選び
- 2-4-1.美容液の使い方
- 2-5.アラサーの乳液選び
- 2-5-1.乳液の使い方
- 2-6.アラサーのクリーム選び
- 2-6-1.クリームの使い方
- 2-7.アラサーの顔用マッサージクリーム選び
- 2-7-1.マッサージクリームの使い方
- まとめ
1.化粧品で肌の悩みを改善
しみやしわ、くすみ、毛穴、乾燥といった悩みは、個人差はあるものの、アラサー世代なら誰しも抱えるものです。でも、アラサー世代でもぷるぷる状態の肌をキープしている方もいますよね。
もともと肌が丈夫という人もいますが、多くの人はそうではありません。いろんな肌トラブルを抱えながらも、そのトラブルを解消するための化粧品を選んで、正しいスキンケアを行うことで美肌をキープできているのです。
化粧品の中にはアラサー世代の悩みを改善するのに役立つものも多くありますから、上手に化粧品を選ぶとともに、正しく使用して、ぜひ、ぷるぷるお肌を目指しましょう!
2.基礎化粧品の正しい選び方と使い方
毎日の正しいスキンケアが肌の調子を大きく変えます。クレンジング・洗顔料・化粧水・美容液・乳液・クリームといった基礎化粧品の正しい選び方と使い方をお伝えしますので、ぜひ見直してみてください。
2-1.アラサーのクレンジング剤選び
クレンジングの目的はメイクを落とすことです。しかし、あまりにもクレンジング力の強いクレンジングを使用すると、肌に必要な皮脂までもすべて落としてしまうようなクレンジングは肌の乾燥を進ませてしまいます。
ですから、クレンジングを選ぶ際に気を付けたいのは、肌に負担をかけずにメイクをしっかり落とせるものを選ぶということです。オイルタイプのクレンジングは肌への負担が大きいので、アラサー世代はクリームかミルクタイプのクレンジングを選ぶようにしましょう。
2-1-1.クレンジングの使い方
クレンジングの正しい使い方を説明します。(マスカラや口紅などのポイントメイクは、専用のリムーバーでまず落としてからスタートしてください。)
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- クレンジングを適量手に取り、まずはTゾーンにのせてクルクルとマッサージするようになじませていきます。
- Tゾーンが済んだらUゾーンにクレンジングを広げ、同様にクルクルとマッサージするようになじませます。
- その後、顔全体にクレンジングを広げ、頬など広い範囲をマッサージします。
- 目元と口元をやさしくマッサージしながら素早くクレンジングします。
- ぬるま湯で洗い流します。
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ポイントは、皮脂の分泌が盛んなTゾーンからクレンジングを始めること、そしてデリケートな目元や口元は最後に素早くクレンジングをなじませるという点です。クレンジング剤を長時間肌にのせることはせず、素早く終えるようにしてください。
2-2.アラサーの洗顔料選び
クレンジング後の洗顔の目的は、肌についた空気中の塵やホコリなどの汚れや、汗、皮脂、毛穴のつまりなどをしっかりと落とすことです。
しかし、肌の潤いもすべて奪ってしまうような洗顔料はNGです。洗顔後の肌が突っ張るようであれば、洗浄力が強すぎるということですから、もっと肌にマイルドなものを選ぶようにしてください。
2-2-1.洗顔料の使い方
洗顔時には、必ず洗顔料をしっかりと泡立てるようにします。しっかりと泡立てるというのは、きめ細かなホイップ状の泡になるまで泡立てるということです。これを守るかどうかで肌の調子が大きく変わってきます。
洗顔料をしっかりと泡立てたなら、まずは頬やおでこなど広い部分に泡をのせ、泡で包み込むようにやさしく洗うようにします。この際、手のひらや指で顔を洗うのではなく、泡で洗うようにします。つまり、洗顔時には泡がクッションの役目をして、直接手が肌に触れることがないようにしてください。
全体的に洗ったら、ぬるま湯でやさしく洗い流しましょう。この時も、手で顔をこすることがないように注意します。洗顔料が肌に残ることのないようにしっかりと洗い流してください。
2-3.アラサーの化粧水選び
化粧水はサッパリしたものが好みという人も多いかもしれませんが、アラサーになったら保湿重視の化粧水にシフトしましょう。それに加えて、しみ・しわ・くすみ・毛穴・乾燥といった自分の肌の悩みの改善を目的とした化粧水を選ぶようにします。
例えば、しみが気になる場合はビタミンC誘導体などが配合された美白目的の化粧水を、しわが気になる場合はコラーゲンなどが配合された保湿力の高い化粧水を選ぶようにしましょう。
2-3-1.化粧水の使い方
洗顔後の肌をタオルでやさしく拭き取ったら、化粧水ですぐに保水してください。化粧水はたっぷりと肌に浸透させましょう。手に直接取っても、コットンを使用してもいいですが、肌を叩きながらなじませることのないようにします。肌を叩くと、しみやしわの原因となりますから、手のひらを温めてから顔を包むようにしてやさしくプレスするようにしてなじませてください。
2-4.アラサーの美容液選び
美容液は、美白・保湿・アンチエイジングなど、特定の肌の悩みにアプローチするようにつくられています。ですから、自分の肌の悩みに合った美容液を選びましょう。
2-4-1.美容液の使い方
一般的に美容液は化粧水の後に使用します。肌全体になじませてもいいですが、しみなど気になる部分にのみ使うこともできます。また人によっては、「しみもしわも気になる」ということもあるかもしれません。そんな場合は、複数の美容液を購入し、しみが気になるところには美白用を、しわが気になる部分にはアンチエイジング用をという風に部分別に使用することもできます。
2-5.アラサーの乳液選び
乳液も保湿重視で選んでください。また、美白やアンチエイジングなど肌の悩みに合ったものを選ぶようにします。化粧水と同じブランドをライン使いするのもオススメです。
2-5-1.乳液の使い方
乳液は適量を手もしくはコットンに取り、頬やおでこなど広い部分からなじませていきます。テカりやすいTゾーンは薄めにつけ、しわが気になる目元や口元、ほうれい線部分には重ねづけしましょう。
2-6.アラサーのクリーム選び
クリームは必ずしも必要ではありませんが、乾燥が気になる方や乾燥しやすい秋~冬の季節は必要となります。クリームも乳液をちょっとだけ重たくしたようなものや、しっかりと固めのクリームなど種類が豊富ですので、肌の乾燥状態に合わせて選んでください。
また、クリームによっては日焼けの原因となりますから、朝と夜では使うクリームを変えるのがオススメです。
2-6-1.クリームの使い方
クリームは、化粧水と美容液で肌を整えた後に使用します。パール1個分くらいのクリームを指にとり、チョンチョンと両頬・おでこ・あごにのせます。その後、顔全体になじませていきます。なじませる時は力をいれないように、やさしくなじませ、目元や口元には重ねづけしましょう。
手のひらを温めてからやさしく頬を密着させてこめかみまで引き上げてます。
2-7.アラサーの顔用マッサージクリーム選び
顔をマッサージすると血行が良くなるので、くすみや乾燥の改善にも役立ちます。マッサージクリームを選ぶ時には、肌にうるおいを与えたり、エイジングケアを目的としたものを選ぶようにしましょう。
2-7-1.マッサージクリームの使い方
マッサージクリームは、必ず清潔な手で使用するようにします。マッサージ中は指に力を入れ過ぎないように注意し、指のすべりが悪くなったらマッサージクリームを追加してください。とくに目の周りや口元などデリケートな部分は、人差し指などを用いてやさしくマッサージします。
- マッサージクリームを手のひらに馴染ませてから頬、額につけます。
- 額の中央からこめかみまでクルクルと描きながらマッサージを行います。
- 目元は指を滑らすように目頭から目尻に向かいます。目尻の小じわをのばすように下になでおろします。
- 鼻筋は上から下、小鼻は上下にゆびを動かします。唇は中央から外へマッサージを行います。
- 頬は顎からクルクル描きながらこめかみに向かっていきます。
- 顔全体を両手で包み中央から外側へ滑らせます。
マッサージ後は、コットンでやさしく拭き取りましょう。もし、そのまま洗い流すことができるものであれば、その方が肌を傷つける心配が少ないのでオススメです。
まとめ
しみやしわ、くすみ、毛穴、乾燥といった肌の悩みが出てきやすいアラサー向けの化粧品の選び方と正しい使い方について紹介しました。今使っているスキンケア用品をもう一度見直して、アラサー肌にあった化粧品をゲットするようにしましょう。また正しく化粧品を使うことによって、ぷるぷる美肌を取り戻しましょう!