
お腹がたるんでくると、浮輪のようなお肉がズボンに乗ったりして何とかしたくなります。
スリムなパンツスタイルはお腹のたるみが気になってはくことができません。
そんなお腹のたるみをどうにかしたいですよね。
今回はお腹のたるみの3つの原因とその解消方法についてまとめました。
1.お腹のたるみ基本的原因
お腹がたるむ原因はいつくかありますが、年齢を重ねてお腹がたるむのは筋肉が減ることによって体がたるむことが一因です。
ひとつひとつの脂肪細胞が大きくなってくると、コラーゲンなどの繊維束が脂肪を抑えきれずに重みで脂肪の層がたるむようになります。
これがお腹のたるみです。
1.脂肪によっておこるお腹のたるみは、お腹のお肉を指でつまんでみたときにハリがあるのが特徴です。
2.もうひとつ、急激なダイエットや産後など皮の部分が余ってたるむこともあります。こちらは肌にシワがよっていて、つまんでも軟らかいのが特徴です。
1.つまむとハリのある脂肪によるたるみ 2.シワシワで軟らかい皮によるたるみ
2.よくある3つの原因とその解消方法
よくある3つの原因別にそれぞれの解消方法をご説明します。
2-1.更年期でのお腹のたるみ
更年期を迎えたり、閉経が過ぎると女性は太ることがあります。
これは女性ホルモンの減少により内臓脂肪が増えやすくなるためです。
エストロゲンが減少することで筋肉量や基礎代謝も減るので痩せにくくなります。
若い時のように食事制限や運動のダイエットを行ってもすぐに結果が出ないのはこのためです。ですが更年期からは骨粗しょう症になりやすくなりますので栄養を制限する過度なダイエットを行うのは良くありません。炭水化物や脂っこいものを控えめにしてバランス良い食事を心がけウォーキングなどで筋肉量を減らさないようにして、太ることを抑えるようにします。
筋肉量を減らさないインターバル速歩
基礎代謝を減らさないためにウォーキングが有効です。
長野県松本市では高齢者の方にインターバル速歩という方法で良い結果が出ています。
方法は速歩を3分行って、普通に3分歩きます。
これで1週間の速歩の合計が60分になるように、出来る範囲の中で歩きます。ずっと続けて速歩で歩かなくてよいためにそれほど疲れずに歩けます。
さらに速歩後30分以内に牛乳を200ml飲むことで筋肉の低下を防げることもわかっています。
2-2.ダイエット後のお腹のたるみ
ダイエットによって体重は落ちたもののお腹のたるみが残ることがあります。
これは脂肪は減ったものの、急激な体型の変化に皮膚の収縮がついていけずに緩んでいた皮膚だけが余ってしまった状態です。
皮膚のハリは自然に戻っていくこともありますが、多くの方はそのままたるみが残ります。
たるみの程度が軽かったり、代謝の高い年齢などだとなるみがなくなることもあります。
ダイエットの後のたるみを防ぐには急激な体重の変化をさせずに徐々にダイエットするようにします。
2-3.出産後のお腹のたるみ
出産後は急激に腹囲が減るために、お腹の周りの皮膚が余ってたるみます。
お腹の膨らみ自体は数カ月で元に戻りますが、一度伸びてしまった皮膚はなかなか元には戻らず、出来てしまった妊娠線は治ることはありません。
特に臨月になるといままでよりも急激に腹囲が大きくなります。
お腹のたるみは出産後に体操などを行うことで徐々に元に戻っていきます。
あとは妊娠中に胎児を支えているために骨盤まわりの筋肉がかなり凝っていることがあります。
妊娠中に腰痛が現れた場合は、出産後にその凝りをほぐすことで腰痛はなくなります。
整体師などに相談しましょう。
お腹周りの筋肉をほぐしながらたるみを引き締める運動をご紹介します。
3.コーラーゲンはお腹のたるみに有効か?
お腹のたるみにコラーゲンは有効なのでしょうか。
紫外線に当たっていない腹部にはコラーゲンが顔などよりも多く存在しています。
お腹のたるみはコラーゲンの減少が原因というよりも、脂肪細胞の肥大化や筋肉の減少が原因です。
残念ながらコラーゲンを食べて、コラーゲンが増えたとしても目に見えてお腹のたるみは解消しません。
コラーゲンが有効なのは顔のたるみに対してです。
4.お腹のたるみをとる美容整形
たるんでしまったお腹の皮を美容整形手術にて切除してしまう方法もあります。
ですがこの方法では傷跡が残ってしまいますから、かなりハードルの高いものです。
サーマクールと呼ばれる高周波を当てて、肌の内部にやけどを起こさせ、コラーゲンを再生させる方法もあります。
5.お腹のたるみをとる体操
お腹のたるみが取れてできるだけ簡単に行える体操をご紹介します。
出典:https://youtu.be/6DEAReeHa_8
簡単に出来ますが、呼吸を意識して行うとお腹の深いところが熱くなってきます。
出典:https://youtu.be/7KYW9Y1ZWHY
正しいウエストの位置を知ってお腹のくびれを目指します。背骨がこりこり鳴ります。
まとめ
おなかのたるみは誰もが気になります。
軽いたるみのうちは体操などで改善することができますが、たくさん皮が余ってしまうと改善が難しくなります。
できるだけ急激な体重の変化を避けてお腹のたるみを作らないようにしましょう。