女性でも薄毛に悩むことが増えている時代です。
加齢やホルモンバランスの乱れ、ストレスなどによって薄毛や円形脱毛症などの症状が女性の間でも増えています。
実は女性の髪の毛が美しいのは女性ホルモンの働きによるものです。
ところがストレスがあったり更年期に入ったりで、女性ホルモンが減少すると髪の毛が細くなり、艶が失われて髪質が低下してしまいます。
ここではプラセンタの育毛効果についてまとめました。
1.プラセンタで発毛した事例
円形脱毛症にて頭皮に直接プラセンタ注射を週に1回打ち、2ヶ月でほぼ完治した事例です。円形脱毛症にはプラセンタが有効な例です。
2.プラセンタで育毛
プラセンタは弱った細胞を再生させる力や血流を改善して栄養を届ける作用があるので、頭皮の状態を改善することができ育毛に大変有効です。
なかでもプラセンタには成長因子、または成長因子のような働きをする成分が含まれており、毛母細胞を元気にして発毛を促す作用があります。
また、薄毛やハゲの原因としてわかってきたのは活性酸素が毛穴にたまった脂質と反応して過酸化脂質をつくり、それが毛母細胞の働きを弱めるということです。
プラセンタには活性酸素を除去する働きもありますから重ねて育毛に有効なのです。
3.プラセンタで円形脱毛症が治る
若い女性でも円形脱毛症に悩む人が多くいます。
プラセンタは円形脱毛症に有効です。ファッションを楽しみたい若い時期に髪を気にするのはつらいことですね。プラセンタ注射の効果とリスクを理解して、試してみるのもいいでしょう。
プラセンタで育毛を目指す場合、毛のなくなった頭皮に注射する場合と通常通りに腕やお尻に皮下注射、筋肉注射する場合があります。上記にて紹介している例は脱毛した頭皮に直接注射をしています。お医者さまと相談してどちらにするか決めましょう。
4.男性の薄毛が治るのか
プラセンタは活性酸素を除去する働きがありますから男性の薄毛にも有効です。
男性の薄毛は男性ホルモンであるテストステロンが、毛母細胞においてDHT(ジヒドロテストステロン)に変化し、毛母細胞を萎縮させてしまうことから起こります。
テストステロンは男性の睾丸でつくられ、男性的な骨格や筋肉をつくり、行動力を与えてくれるホルモンですが、DHTは薄毛や勢力の減退を引き起こしてしまうホルモンです。
さらにDHTは男性の髪を油っぽくする犯人で過剰な皮脂を分泌させて毛穴を塞がせます。そこに活性酸素が反応して過酸化脂質をつくり、毛母細胞を弱めて髪の毛の成長を妨げてしまっているのです。プラセンタは活性酸素を消去する作用がありますから、過酸化脂質を作らせないことで男性の薄毛にも有効です。
出典:http://youtu.be/IPInNyWFjVY
5.どのプラセンタを選べばいいのか
さて今までお話してきたのはプラセンタ注射によって育毛に成功した例です。
プラセンタ注射はヒト胎盤を原料にしている注射剤で、病院にて受けることができます。
更年期、肝臓の機能障害にて受診すると保険適用になりますが、それ以外は自費診療になり育毛目的も保険適用外です。
他には豚や馬の胎盤を原料にしたプラセンタ健康食品があります。プラセンタ健康食品にも注射と同様の効果を示すものがありますから注射には不安があるという人はプラセンタ健康食品を試すのがいいでしょう。
6.どの治療院に行ったらいいか
育毛目的でプラセンタの治療をしてくれる医院は少数です。
予めホームページなどで検索して近くのクリニックを探しましょう。
「プラセンタ注射 脱毛症 ●県」などで調べることができます。
7.プラセンタ注射の値段と通院期間
プラセンタ注射は1回あたり2,000円前後にて受けられますが、育毛に対しては保険適用外ですから全額自費診療になります。同じ内容でもクリニックよって値段はまちまちになります。週に一度の通院で2ヶ月程度を目安に通いましょう。
まとめ
プラセンタの育毛効果についてまとめました。髪の毛は見た目の若さに関わりますから気にされる方も多いのも当然です。プラセンタを上手に利用して薄毛の不安を解消させましょう。
参考図書:女性の不調を解消するプラセンタパワー 吉田健太郎著 リヨン社