更年期はうつ病になりやすい!?|症状のチェックと正しい対処法

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アイキャッチ画像更年期は体の変化があるばかりでなく、心にも変化が起きやすくなります。仕事や家族との関係などが難しくなるときでもあり、ストレスも重なってうつ病になることがあります。
更年期に特有の何らかの症状がある人ほど、うつ病になりやすい傾向があります。
しかし、更年期が終わりに向かうと徐々にこの症状は治っていきます。
正しい知識をもって更年期にのぞみ、周りにも理解してもらうことでこの時期を乗り切りましょう。

更年期のうつ病が疑われたらまずどんな行動を取ればいいのかその対処法をまとめました。



1.なぜ更年期にうつになるのか?

45歳~55歳の更年期に入るとほてり、のぼせ、多汗などの更年期の症状が現れる女性が増えます。
50歳前後の女性の約20%はひどい更年期障害の症状があり、3%の人は生活に支障が出てくるほどに症状が重くなります。
さらに更年期の症状がある女性は健康的な更年期の女性に比べてうつ病を発症する率も2倍に高まります(下図参照)。
更年期は女性ホルモンの急激な減少により、体調や精神面が不安定になりやすく、うつ病になりやすい状況といえます。
更年期患者と更年期健康女性の症状の比較グラフ

出典:http://www.e-heartclinic.com/kokoro/senmon/utsu09.html

2.更年期になりやすいうつ病の症状

更年期はうつ病になりやすいのですが、更年期障害の症状としてゆううつな気持ちがある場合と、更年期障害とうつ病を併発している場合があります。更年期障害とうつ病の症状は一部がかぶっているため、一般には違いはわかりにくいです。

更年期のうつはある日突然症状が出てきます。更年期うつ病の症状は次のようなもがあります。

精神症状

  • 喪失感
  • 自己嫌悪
  • 被害妄想
  • 絶望感

肉体的症状

  • 不眠
  • 頭痛
  • 食欲不振
  • のぼせ
  • 多汗
  • 動悸

2-1.うつ病かチェックする

うつ症状チェックシートの画像

このサイトでうつ症状があるかをチェックすることができます。
出典:http://www.utsu.ne.jp/self_check/

3.まず何科にかかればいいのか?

更年期によるうつ病は更年期うつ病、あるいは初老期うつ病と呼ばれます。うつ病でまず受診したいのは心療内科ですが、更年期うつ病は女性ホルモンの減少も伴っていることから婦人科、更年期外来を受診します。
婦人科にてホルモン補充療法や漢方薬と併せてうつ病の治療薬を飲むことになります。

更年期のHRT、向精神薬の効果の画像

出典:http://www.e-heartclinic.com/kokoro/senmon/utsu09.html

4.更年期うつの対処法

更年期うつ病は女性ホルモンの減少にともなう自律神経のアンバランスから来るものと、環境や対人関係の変化などによる精神的なストレスからくるものとがあります。
精神的なストレスは引っ越し、職場での立場の変化、いじめ、肉親との死別、離別、子育ての終了など様々なことが考えられます。
これらの原因をなくすことができればいいですが、多くの場合難しいことが多いです。
もっとも効果がある対処法は周りの方が専門院の受診をすすめてあげることです。
次のサイトで専門院を探すことができます。

更年期について相談できる病院
http://search.qlife.jp/saas/menopause/

うつについて相談できる病院
http://search.qlife.jp/saas/utsu/

うつについて相談できる病院の画像

4-1.ホルモン補充療法(HRT)

更年期には卵巣の働きが低下することで、エストロゲンの分泌が減り、その変化に体が対応しようとすることで様々な症状が起こっています。このときに減少してしまった女性ホルモンを補充してあげることで、更年期の症状を軽減させるのがホルモン補充療法(HRT:Hormone Replacement Therapy)です。
更年期障害のひとつとして抑うつ症状があるときに使われます。
女性ホルモン剤には飲み薬や塗り薬、パッチ薬の形体があります。
翌日から効果があってすっきりとしてしまう人もいます。

4-2.抗うつ剤

うつ病と診断されると抗うつ剤での治療が行われます。
抗うつ剤のなかでよく使用されるのは脳内のセロトニンを減らさないようにしてくれるSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)です。抗うつ剤のなかでは安全性の高いお薬です。不安な気持ちや落ち込むのをを防いでくれます。
もうひとつ、セロトニンのほかにやる気をつかさどるホルモンのノルアドレナリンを減らさないようにしてくれる薬がNNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)です。NNRIはやる気や意欲を高めてくれるため、家から一歩も出たくないなど無気力のときに効果のあるお薬です。

4-3.プラセンタ

プラセンタは更年期障害の薬として認可されており、気分が軽くなったり、元気になったりします。
ホットフラッシュやのぼせなどの更年期の症状にたいしてプラセンタが有効です。
プラセンタは注射やサプリメントの形体で処方されます。
プラセンタ注射は週に1~2回ほど通院して、腕や肩、お尻に筋肉注射してもらいます。

5.更年期うつ病と似ている他の病気

更年期によるうつ症状に似た違う病気もありますから、医師に症状を正しく伝えましょう。

5-1.甲状腺機能亢進症も疑ってみる

うつの精神的な症状と似た症状があるのが甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)です。甲状腺のホルモンが過剰に分泌されてしまうこの病気は20代から50代前半に多く、更年期障害が起こる年代と重なるために、医師も見落としやすい病気です。動悸や発汗、不眠、不安、イライラ、焦燥感などがあり、更年期によるうつ症状と見分けがつきにくいのですが、抗うつ剤を使用しても効果がありません。

5-2.認知症の初期症状と似ている

もうひとう注意しておきたいのは初老期うつ病と認知症の初期症状はとても似ているということです。
若年性アルツハイマーは40代から発症する人もいます。気になれば婦人科を受診したときに合わせて相談するようにしましょう。
両方の症状を比較しやすい表にしましたが、似ていて判断が難しいです。

アルツハイマーとうつ病の初期症状の比較

出典:http://allabout.co.jp/gm/gc/300183/

まとめ

更年期のうつ病が疑われたらまずは専門医で正しい診断を受けましょう。
やる気の出るお薬や気分が楽になるプラセンタもあります。正しい治療を受ければうつ症状も軽くすることができますから心配はいりません。あなたに起こっていることを正しく知ることが、うつを避ける一番の方法です。

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