水を毎日飲むことで肌荒れが良くなる!その効果と摂り方

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美容や健康には水がいいと言われ、現在では広く浸透しています。たしかに水分たっぷりの肌は美しく、理にかなっていると言えますね。
では実際に水を飲むことで肌荒れが改善されるのでしょうか。
ここでは水が肌に与える肌荒れ改善効果や、作用を最大限に引き出す摂り方や注意点、水の種類についてご紹介します。



 1.肌に与える水の効果

人間の体は約60%の割合で水からできています。
水が肌に与える効果はどのようなものなのでしょうか。

身体の水分量の画像

1-1.肌に酸素や栄養がいきわたる

水分を摂取すると血液の量が増え、粘度が下がってサラサラになり血流がよくなります。
すると血中の酸素や栄養が肌に届きやすくなり、肌荒れを防げます。
水分は血液の材料のひとつですが、血液中の水分濃度が下がってしまうと粘度をおび、ドロドロの血液になります。すると血液の流れが悪くなってしまうため、肌に栄養が届きにくくなり肌荒れの原因になってしまいます。
水を飲むことで肌に栄養が行きわたるので肌荒れを防ぐことができます。

1-2.リンパの流れがよくなり老廃物が排出される

全身から回収した老廃物はリンパや静脈に乗って腎臓まで運ばれ、体外へ排出されます。
もし流れが滞ってしまうと体内に残ってしまうため、肌荒れの原因になってしまいます。そこでリンパ液の流れを高めるために必要なのが水分と筋肉の収縮です。
水分は流れの勢いを高めるために必要ですし、筋肉運動は液を送り出すポンプ役をしているので流れをスムーズに整えます。水を飲むとリンパの流れがよくなって老廃物の排出を高めるので肌荒れを防げます。

1-3.肌細胞を若く保てる

肌の細胞はイオンの力を借りながら自らの水分交換をして、常に新しい水分によってうるおいのある若々しい状態を保とうとしています。
古い水分のままでは細胞も古くなってしまうので、水分補給によって新しい水を取り込もうと働きます。水を飲むことは細胞の古い水を新しいものへ交換することにつながります。
日頃から水の入れ替えが正常に行われていれば肌細胞をいつまでも若々しく保てて、肌荒れのない肌をキープできます。

1-4.便秘が解消されて肌荒れの改善につながる

胃腸と肌は密接に関係しているので、万が一便秘になってしまうと、肌荒れを引き起こしてしまいます。便通を改善するためにかかせないのが水分で、上手に摂取することで便をやわらかく快便へと導きます。やがて肌荒れの改善にもつながります。

2.美容に良い水分の摂り方

水分の摂り方によって美肌の効果もアップします。
水の温度、量、摂取方法をご紹介します。

2-1.常温水を摂る。温かいとベスト

温かい水の画像

基本的に水は常温のものを摂りましょう。水道水ならそのまま、ペットボトルなら冷蔵庫に入れずに飲むとベストです。
温かい水は特におすすめです。通常水の分子は鎖状につながっていますが、温めることで小さくなります。すると細胞膜を通過しやすくなるので、新しい水が入るのと同時に古いものを排出できるようになります。水の入れ替えがスムーズに行われることで常に若々しい細胞をキープすることができますよ。

また胃腸も温まるので働きが活発になり便秘の解消にもつながります。

2-2.目安は1日1.5から2L。自分に合った量を摂ろう

ペットボトルの画像

1日の水分摂取量の目安は1.5Lから2Lと言われています。また自分の体重を30で割ったリットル数が適量という説もあります。たとえば50キロの人の場合は「50÷30=1.6」よって1.6Lが適量という計算になります。

ただ1日2Lというのは飲み物だけでなく食事などの水分も含みます。味噌汁や野菜・くだものや米に含まれている水分も含むので、実際はぴったりでなくてもかいません。自分の食生活に合わせて加減してくださいね。

2-3.少量ずつこまめに摂る

水の画像

「1日に2L必要だから…」と意気込んで一度に大量摂取しようとすると、体内へ吸収されずに排出されてしまいます。よって少量ずつ1日かけてこまめに摂取しましょう。1回の水分摂取が200mlと考えれば、それほど負担を感じずに飲めますね。10回にわけ、いつ飲むのかを習慣づければそれほど苦にならず飲むことができるのでおすすめですよ。

3.水分の摂り方の注意点

肌や体調を崩すこともありますので、気をつけながら水分を摂るようにしましょう。

3-1.冷たい水は吸収されない。また冷えの原因に

氷水の画像

もし冷たい水を飲んでも、水の分子が大きいためお肌の細胞膜へ吸収されません。新しい水分は細胞に届かず体外へ排出されてしまいます。水の入れ替えができないため、肌老化や肌荒れの原因になってしまいます。またおなかを冷やしてしまうので冷えの原因に。さらに冷たいものは胃腸機能を低下させてしまうので便秘を悪化させ、肌荒れの原因になってしまいます。

3-2.摂りすぎはむくみや冷えの原因になる

脚のむくみの画像

水分の摂りすぎはむくみや冷えの原因になってしまいます。
基本的に1日の適量は1.5Lから2Lだと言われていますが、個々に体質があるようにベストな水分量も個人差があります。水分を摂り続けて冷え・むくみ・胃腸不良などを感じるようなら摂りすぎている可能性があります。

おなかがぽちゃぽちゃする・肌がぶよぶよするようなら東洋医学での「水毒」のおそれがあるので飲む量を減らしてください。水毒とは細胞に吸収されなかった水が細胞外で滞ってしまうことによって、冷えやむくみなどの不調を招いてしまうことを言います。

水の摂取量には目安があるものの、身体の欲する通りにのどが乾いたら飲むのが基本的なスタイルだと言えるでしょう。ただ過激に控えてしまうと水分危機を身体が察知し体内に水分をためこもうと働きます。するとますますむくみを悪化させてしまうので注意しましょう。

3-3.一度に大量摂取するのは無意味

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体内に吸収される水分量は決まっており、一度に大量摂取しても排出されてしまうので注意しましょう。同時に体内のミネラル分も排泄されてしまう・胃液が薄まってしまい胃の消化活動が低下してしまうなどのおそれがあります。

また腎臓が処理しきれず体内のイオン濃度が低下してしまうと、逆に細胞の水分交換能力が下がり肌荒れの原因になるので注意しましょう。内臓にも負担がかかってしまうので少量をこまめに摂取するのがポイントです。

4.水の種類

水にはたくさんの種類があります。
ミネラルウォーター、白湯、炭酸水についてご紹介します。

4-1.ミネラルウォーター

ミネラルウォーターの画像

カルシウムやマグネシウムなどのミネラル含有量によって、ミネラルウォーターは硬水と軟水に分類されます。ミネラル量が多いものを硬水・少ないものを軟水といい、両者メリットデメリットがあります。

4-1-1.硬水

マグネシウムを大量に含んでいる硬水は便秘の解消へ導きます。現在ではマグネシウム製剤が便秘薬として話題になっているほど便通への効果が期待できるので、肌荒れの改善にも役立ちますよ。またカルシウムとマグネシウムによって動脈硬化などの予防も期待できます。カリウムが含まれていることによってむくみの解消にも役立つでしょう。

逆に腎臓のろ過機能に問題がある方が硬水を飲むと、カルシウムによって尿結石のリスクが高まります。硬水はミネラル豊富なぶん、副作用も強いので注意しましょう。また水に苦みやにおいがあるので香りを楽しみたいお茶や料理には不向きです。こどもやスキンケアにも使いにくいのもデメリットです。もし飲み過ぎてしまうとミネラルの作用が働きすぎて下痢になり、ひどければ脱水してしまうので注意しましょう。

4-1-2.軟水

硬水に比べて軟水はカルシウムやマグネシウムの含有量が少ないのはデメリットでしょう。よってミネラル摂取を目指す場合には不向きだと言えます。ただそのままでもおいしく飲め、肌あたりなどもやさしいのでこどもやスキンケアにも最適ですよ。お茶や料理の味を損ねないのも軟水のメリットです。あらゆる飲み方を楽しめるでしょう。

また軟水は体内にも吸収されやすいので水分補給にも向いています。人間の細胞に取り込まれやすい水分は限りなくピュアな水に近いものですので、ミネラルの少ない軟水のほうが向いています。よって肌荒れにも役立ちますよ。

4-2.白湯

白湯は一言で言うと「お湯」で、もっともお手軽でからだのバランスを整える効果が期待できる飲み物です。細胞の水分の入れ替わりがスムーズに行われるだけでなく、胃腸の調子を整える・腎臓を元気にする・肝臓への負担を減らす・副腎が活発になりホルモン分泌がアップする・血流がよくなる・老廃物の排出が促される…など内臓やからだのシステムを正常へ導いてくれます。
まず一番におすすめしたい飲み物です。

4-2-1.作り方

作り方のポイントはやかんのふたを外す・換気扇をかけることです。ふたを外すと不純物が気化されていくので純粋な白湯を作れます。換気扇をかけるのは水・火・風の3つを取り入れ、体のバランスを整えるのに役立つからです。

  1. やかんに水を入れ、強火にかける
  2. ふたを外し、換気扇をかけ10から15分大きな泡が出る程度沸騰させて完成白湯の作り方の画像

4-2-2.おススメの飲み方

できあがった白湯をコップに入れて少しずつ飲みます。温度は体温以下にならなければ自分が飲みやすい程度まで冷ましてもOKですよ。一気飲みではなく、少しずつ時間をかけて飲むと吸収されやすくなり、肌荒れにも効果的です。1日に複数回に分けて飲みましょう。

4-3.炭酸水

炭酸水は炭酸によって血行促進効果が期待できます。炭酸が体内に吸収されると酸素濃度が下がったと勘違いした血管がたっぷりの酸素を取り込もうと広がります。すると血行がよくなり、細胞の生まれ変わりが活発になる・傷が治りやすくなるなどの肌への効果が現れます。また代謝がアップする・デトックス効果アップ・肩こりや腰痛などの不快感の軽減にもつながりますよ。

4-3-1.おすすめのレシピ

のどごしのよい炭酸を活かすのにおすすめなのは柑橘系果実を使う方法です。レモン・ライム・オレンジ・グレープフルーツなどはビタミンCを豊富に含んでいるので肌荒れにもぴったり。失敗も少なく炭酸の効果と柑橘の抗酸化作用で美肌づくりができます。

  1. フルーツをしっかり洗う
  2. 炭酸水に絞って完成

レモン水の画像

通常デトックスウォーターはフルーツを水に漬け込みますが、炭酸水では炭酸が抜けてしまいます。よって果実をそのまま絞って使うとフルーツの持つ効果も一緒に摂れ、風味も楽しめますよ。

4-3-2.飲み方

基本的に飲み方には決まりはありませんが、通常の水分補給と同じように1日数回行うといいでしょう。朝一番に飲めば血流がアップし、胃腸や全身の機能を活性化させられます。血流がアップしているお風呂上りではより促進できるので肌荒れ改善にもおすすめですよ。

まとめ

水は美肌にかかせない存在で、生きてく上で非常に重要です。ただ摂取すればいいのではなく効果的に摂取することが大切なのでポイントを押さえましょう。今まで不足していた人はきっと効果がわかるはず。自分の適量を見つけて摂取するのがベストなので、ぜひ実践してくださいね。

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