私たちのお肌は、日々ターンオーバーを繰り返して新しい細胞と入れ替わっています。そして、正常なターンオーバー周期は約28日間といわれていますが、それは若いころの話。年齢を重ねると女性ホルモンの減少とともに皮下の美容成分が徐々に減り始め、ターンオーバー機能が緩やかになってきます。そして、これが古くなったシミが消えにくくなる原因です。 シミは紫外線の影響を受けてできることが多いと考えられますが、間違った洗顔を長年に渡り行ってきたことによって、消えにくいシミを作り出してしまうこともあります。
1.おすすめの美白効果のある洗顔料
シミ改善の第1歩は洗顔から始まります。それでは早速、できてしまったシミ改善に効果的な洗顔料をご紹介して行くことにしましょう。
ESS パパウォッシュ(ノーマルタイプ)
パパイヤから抽出された天然パパイン酵素配合のパウダータイプ洗顔料です。天然パパイン酵素には、お肌の汚れや古くなった角質だけを取り除く働きがあるため、お肌を傷めることなくスッキリとした洗い上がりを実感することができます。 パパウォッシュには、ニキビや毛穴のザラつき改善効果を期待することができるほか、お肌のターンオーバー促進効果によって古くなったシミの改善効果も見込むことでできます。パパウォッシュにはノーマルタイプのほか、デラ(しっとりタイプ)、ホワイト(ホワイトタイプ)も用意されていますが、まずはノーマルタイプで試してみることがおすすめです。
容量・本体価格/80g・3,300円
出典:https://www.papawash.co.jp/products/list.php?category_id=1
アンプルール ラグジュアリーホワイトウォッシングフォームN
AOカプセル(抗酸化成分)、ハイドロキノン誘導体(美は成分)、ヒアルロン酸・プラセンタエキス・浸透型コラーゲン(保湿成分)を配合した洗顔フォームです。濃密な泡立ちが特徴で、大気汚染物質除去効果も期待することができます。シミ改善だけではなく、お肌全体のくすみ改善効果も狙うことができます。
容量・本体価格/130g・4,000円
出典:http://www.ampleur.jp/skincare/1122.do
プラスキレイ プラスソープHQ
ハイドロキノン1%以下配合、洗顔だけではなく、全身に使用することができる枠練化粧石鹸(固形石鹸)です。ハイドロキノンのほかに、汚れの吸着力が強い炭、ピーリング作用のあるグリコール酸藻配合していますので、毎日洗顔することによって、ターンオーバーの正常化に役立ちます。もっちりとした濃い泡が特徴ですが、泡切れがよく、さっぱりとした洗い上がりです。
容量・本体価格/100g・4,000円
出典:http://pluskirei.com/products/detail/165.html
いるじゅらさ
沖縄の泥「くちゃ」をはじめ、沖縄産美容成分をふんだんに配合した洗顔料で、お肌の汚れを落としつつ、古くなったシミを薄くする効果も期待することができます。さらに、馬油、馬プラセンタ、柿タンニン、真珠母貝成分も配合しているため、それらの保湿効果によって洗顔後もツッパリ感が現れることがありません。
容量・本体価格/120g・通常価格3,800円
出典:http://www.churacos.com/m_item/irujurasa.html
二十年ほいっぷ
北海道産のホエイやスキムミルクが配合されている釜練り製法で製造された洗顔料です。少量でも驚くほど泡立ち、また、泡の粒子が非常に細かいため、毛穴の奥の汚れまで綺麗に洗い落すことができます。さらに、角質層のくすみを除去し、できてしまったシミを薄くする効果も期待することができます。
容量・本体価格/120g・1,886円
出典:https://www.20nenhoippu.com/
ペネロピムーン ジュノア
アミノ酸、シルクパウダー、アスタキサンチン、月桃葉エキス、月見草油をはじめ、数多くの和漢植物エキスを配合した固形石鹸です。この石鹸は少々泡を立ちにくいという特徴がありますので、泡立てネットで十分に泡立てて使用する必要があります。また、この石鹸は一般的な石鹸や洗顔料のようにすぐに洗い流すのではなく、泡を顔全体に伸ばし、パックをしてから洗い流すと効果的です。
容量・本体価格/30g・1,700円、80g・3,800円
出典:http://www.penelopi.biz/product/junoa.html
BCL クレンジングリサーチソープ
AHA石鹸としてお馴染みの製品で、ドラッグストアやバラエティショップで購入することができます。AHA成分(フルーツ酸、グリコール酸、クエン酸など)配合で、お肌の汚れだけではなく、古くなった角質除去作用もあります。シラカバ樹皮エキス、チャ葉エキスなどの美白成分も配合されていますので、シミ改善効果も期待することができます。
容量・本体価格/100g・800円
出典:http://www.bcl-brand.jp/product/product-1064/
ドクターライン 薬用リファインソープ
皮膚科医監修の固形石鹸で、AHA成分とグリチルリチン酸ジカリウムを配合しているため、ピーリング効果を期待することがでます。さらに、18種類のアミノ酸、10種類の天然ハーブ配合で保湿効果は抜群、薬用炭で汚れ吸着・ミネラル補給も同時に行うことが可能。パラベン、合成香料、合成色素、鉱物油、TEA(トリエタノールアミン)は配合されていません。
容量・本体価格/100g・1,500円
出典:http://www.dr-line.com/shop/g/g390003/
サンソリット スキンピールバー ハイドロキノール
ピーリング作用のあるグリコール酸と美白成分のハイドロキノンを配合した固形石鹸です。この石鹸は、洗顔だけではなく、身体全体にも使用することができます。洗顔時には、泡を顔に乗せた状態で2~3分泡パックを行います。これにより、古くなった角質が剥がれやすくなり、シミ改善効果も期待することができます。
容量・本体価格/135g・5,000円
出典:http://www.sunsorit.co.jp/shop/lineup/spb-peeling/spb-hydro/
ドクタサニー AHAクリアソープ
グリコール酸配合の固形石鹸です。ダイズ油、ライム果汁、オレンジ果汁、レモン果汁、サンザシエキス、ナツメ果汁エキス、グレープフルーツ果実エキス、リンゴ果実エキス、リモネン(柑橘類果皮由来成分)、人参根エキスといった天然植物由来成分がふんだんに配合されており、低刺激性なのが特徴です。泡パックの放置時間によってピーリングの作用をコントロールすることができます。
容量・本体価格/1個・1,800円
出典:http://www.dr-suny.net/SHOP/DS031.html
いちポリ練り生石鹸
珍しいイチゴポリフェノールを配合した練り石鹸です。イチゴポリフェノールには、エラグ酸やアントシアニン、ビタミンC、キシリトールなど、お肌が喜ぶ成分多く含まれていますので、保湿しながら汚れや角質をスッキリ落すことができます。
容量・本体価格/80g・1,787円
出典:http://www.hitohata.co.jp/shop/user_data/details_sekken.php
いつかの石けん
酵素プロテアーゼという清浄剤配合の固形石鹸です。酵素プロテアーゼとはタンパク質を分解する酵素で、この成分配合の石鹸で洗顔を行うことにより、古くなった角質層が自然に剥がれて行きます。お手軽価格ですので、コスパがかなりよいというメリットがあります。
容量・本体価格/100g・1,600円
出典:http://itsukano.jp/150903/index.html?ad_code=1118itukajisha
どろ豆乳石鹸 どろあわわ
沖縄産「マリンシルト」と国産「ベントナイト」という2種類の泡の吸着力で、お肌の汚れや皮脂をしっかりと落すことができる洗顔料です。また、この洗顔料には豆乳発酵液、ヒアルロン酸、コラーゲンがきっちりと配合されていますので、優れた洗浄効果+保湿効果を期待することができます。濃密な泡が特徴ですので、お肌に刺激を与えることなく、汚れと古くなった角質だけをきちんと落すことができます。
容量・本体価格/110g・2,980円
出典:http://www.kenkoucorp.com/lp/af_doro/?xadid=afl0502
2.正しい洗顔方法
石鹸や洗顔フォームで洗顔を行う際には、それらを直接お肌につけて泡立てるのではなく、必ず泡立てネットでよく泡立ててからお肌に乗せましょう。石鹸や洗顔料を直接お肌につけると、なんとなく汚れがよく落ちそうな気がするかもしれませんが、実は逆効果。この方法で洗顔を行ってしまうと、お肌には余分な負担がかかるだけではなく、石鹸や洗顔フォームの泡立ちが悪く、汚れがきちんと落ちない可能性も出てきます。 洗顔の命は石鹸や洗顔フォームで作る泡ですので、洗顔前には必ず泡立てネットを用意して、たっぷりと泡立ててから洗顔することを心がけましょう。
2-1.洗顔の泡の作り方
出典:https://youtu.be/KHnGfzzuwak
- たっぷりな泡をつくるためには手の汚れを落として清潔にします。
- 洗顔ネットをぬるま湯に濡らします。
- <洗顔フォーム>記載されている量をネットに置き、空気を取り入れながら泡を作ります。
<洗顔石鹸>ネットの上に石鹸を置き、洗顔フォームと同じように空気を混ぜ込みながら泡を作ります - お湯を少し足しながら泡を立てます。繰り返し行うとモコモコした泡ができます。
また、このときの泡の量ですが、片方の手のひらにたっぷりと乗る量を目安として下さい。
2-2.洗い方
泡を転がす順番は、基本的に皮脂の分泌量が多いTゾーンからです。まずTゾーンに泡を広げて転がし、頬、目の周囲の順番に泡を広げて行きます。 なぜこのような順番にこだわるのかといえば、目の周囲は顔の中では最も皮膚が薄い部分であるため、先に泡を乗せてしまうと、必要以上に洗浄成分による刺激がかかる恐れがあるからです。 そして、顔全体に泡が行き届いたら、ここで擦ってしまってはいけません。石鹸や洗顔フォームによって、泡パックをするタイプやすぐに洗い流すタイプがありますので、それぞれの製品の使用説明書に従い、あとはぬるま湯でしっかりと洗浄成分を洗い流しまます。
このとき大切なのが泡を洗い流すときの水温です。冷水で洗い流してしまうと毛穴が閉じて洗浄成分がお肌に閉じ込められてしまう可能性がありますし、熱過ぎる温度のお湯では、洗浄成分だけではなく、お肌に残しておくべき皮脂まで綺麗に洗い流してしまうことになり、乾燥肌を招く原因となります。 洗顔時の理想的に水温は、39~42℃前後。少しぬるいかな?と感じるくらいが適温ですので、これは毎日の洗顔で実際に体感し、感覚として掴んでおきましょう。
洗顔後には清潔なタオルでお肌を抑えるようにして水分を拭き取ります。 ここでもゴシゴシと擦って水分を拭き取ってしまわないよう、注意して下さいね。
3.間違った洗顔方法はシミの元
力を入れてゴシゴシと擦り洗いをすると、なんとなくシミが取れて行きそうな気がしますよね?おそらくあなたも、このような感覚でゴシゴシと洗ってしまった経験があるでしょう。 ですが、それは最もやってはいけないことです。というのは、表皮は約0.2mmと非常に薄く、外部からゴシゴシと力を加えてしまうと防衛機能が働き、その部分の皮膚が硬くなって色素沈着を起こすことがあるからです。つまり、この色素沈着がシミとなって残る可能性が出てくるということですね。 洗顔を行う際に力を入れても、それで汚れ落ちがよくなったり、角質層が剥がれやすくなったりするというものではありません。洗顔を行う際には、上記でご紹介した正しい方法で行い、大切なあなたのお肌をいたわってあげましょう。 また、洗顔料はなるべく強い洗浄力を持ったものを避け、お肌の負担を軽くしてあげることも大切です。ただし、メイクの残りがお肌に残っていると、その色素がお肌に定着してシミになってしまうことがありますので、メイクだけは確実に落して下さい。
まとめ
シミに気がつくと、なんとかしてそれを消してしまいたいという思いから、つい、ゴシゴシと擦ってしまうことがあるかもしれません。ですが、年齢を重ねてくるとターンオーバーのスピートが鈍り始める時期であるため、無理な洗顔によってシミを作ってしまうと、今度はその改善に時間がかかることになります。 あなたがこれまでに行ってきた洗顔方法が間違っていたのであれば、まずはその方法を見直し、正しい洗顔方法をマスターした上で、シミ改善効果を期待できる洗顔料や化粧品でケアを行ってみましょう。