コラーゲンは肌に塗るよりも経口摂取が断然オススメ!

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コラーゲンはサプリメントや食品として経口摂取するのと、化粧品として肌に塗るのとどっちがいいのでしょうか?

飲んでも効果がないと言われたり、化粧品のコラーゲンでうるおいを与えるというような話を聞くことがあります。実際のとろこどうなのでしょうか。

経口摂取した場合と、肌に塗った場合とでコラーゲンの働きをまとめました。



1.コラーゲンは経口摂取するのと、肌に塗るのとどっちがいいの?

お肌がしぼんだり、シワが目立ってくるとコラーゲンを取り入れたいと思います。
コラーゲンには健康食品として経口摂取するものと、化粧品として肌に塗るものとありますがどちらが効果的なのでしょうか。

  1. 経口摂取する場合…コラーゲンペプチドの成分が腸から吸収されて血流にのり、肌の内側の真皮層に届きます。そこでコラーゲンを作り出すための信号を発信してコラーゲンの生成が活性化されます。
  2. 肌に塗る場合…コラーゲンは肌から塗っても角質層までで真皮層までは浸透しません。コラーゲンを作り出す細胞は真皮層にありますから、そこまで届かないのです。肌に塗ってコラーゲンを増やすことはできません。化粧品に配合されているコラーゲンは保湿の目的で配合されています。

2.コラーゲンを飲むことで期待できる効果

コラーゲンを経口摂取することで期待できる効果です。
飲まれたコラーゲンは私たちの体のなかでこのような効果を発揮してくれます。

  1. 皮脂が分泌される、潤いが保たれるようになる
  2. 真皮にコラーゲンが増える
  3. キメが整う
  4. 皮膚以外のところでの効果

詳しくはコラーゲンの効果4分類と効果を感じられない8パターンにまとめています。

3.コラーゲンは経口摂取が有効|吸収される3つのステップ

コラーゲンを経口摂取するとどうなるのか、知っておきたい3つのステップを順を追ってまとめました。

3-1.ステップ0.コラーゲンは大きいから肌から浸透しない

化粧品に含まれているコラーゲンは大きすぎて皮膚から直接肌に入り込むことはありません。
ですから肌の内側のコラーゲンを増やすには経口摂取する必要があります。
多くの化粧品がコラーゲン入りをうたっていますが、それは肌表面の角質に留まってうるおいを与えることを表現しています。
「角質層の奥まで浸透」と「真皮層まで浸透」ではまったく意味が違い、肌に塗ったコラーゲンが肌のバリア機能を破って真皮層まで浸透することはありません。
化粧品に含まれるコラーゲンは肌表面の角質層を潤わせる目的で配合されています。

3-2.ステップ1. 経口摂取すると小さく分解される

コラーゲンを経口摂取するとどうなるでしょうか。
コラーゲンは調理段階での加熱や、経口摂取後の胃や腸の消化酵素で小さく分解されます。
コラーゲンは胃や腸の消化酵素でアミノ酸やペプチド(アミノ酸が数個繋がったもの)まで小さく分解されていきます。

3-3.ステップ2. ペプチドの状態で体の組織に運ばれる

コラーゲンを経口摂取すると2つのパターンで体内に吸収されます。

パターン1.コラーゲンがアミノ酸にまで分解される場合

コラーゲンはアミノ酸にまで分解され腸で吸収されます。
コラーゲンに含まれるアミノ酸はグリシン、プロリン、アラニン、グルタミン酸、アルギニンなどが多いのですが、そのなかでもグリシンが最も多く含まれていて2番目に多いアミノ酸の2倍以上含まれています。
経口摂取されたコラーゲンはアミノ酸として取り入れられます。

パターン2.コラーゲンがペプチドまでしか分解されない場合

アミノ酸まで分解されずにペプチドの状態で吸収されるコラーゲンもあります。
プロリンが変化したヒドロキシプロリンが結合しているペプチドは普通の酵素では分解されないので、分解までに時間がかかります。
このペプチドは腸からアミノ酸とは別の経路で吸収されて、血流に乗り、体の様々な組織に運ばれることが分かっています。

コラーゲンペプチドが運ばれる体の組織

  • 皮膚…コラーゲンはペプチドの状態で血流に乗りお肌まで届きます。
  • 骨…摂取されたコラーゲンペプチドが骨まで届きます。
  • 関節…関節の軟骨にも運ばれて、変形を予防する効果が確認されています。

3-4.ステップ3. 線維芽細胞にてコラーゲンがつくられる

お肌まで運ばれたコラーゲンペプチド(ヒドロキシプロリン)は繊維芽細胞を活性化させてコラーゲンを作り出します。
肌の真皮層にあり、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を作り出しているのが線維芽細胞です。この線維芽細胞までコラーゲンペプチドが運ばれてきて、新しいコラーゲンを作る刺激を与え、コラーゲンを作り出す手助けをしているのです。

肌とコラーゲンと繊維芽細胞の画像

肌の表面にはコラーゲンはありません。
コラーゲンは皮膚の内側で網の目のような線維(オレンジ色の部分)になっていて肌の構造自体を支える役割をしています。
ですから皮膚の下のコラーゲンが失われるとシワが増えたり、肌のハリ、弾力が失われていきます。

コラーゲンを経口摂取すると、お肌の内側のコラーゲンが増えるばかりか、骨を丈夫にし、関節の軟骨が増えることがわかっています。

4.肌表面から浸透するコラーゲンもある

ではコラーゲンを肌に塗っても意味がないのでしょうか。先にコラーゲンは肌から直接吸収されない、と書きましたが近年、コラーゲントリペプチドでは肌に塗ったものが浸透することがわかっています。黒い点がコラーゲントリペプチドです。黒い点が表皮(上の部分)に集中していますが、少し下にも分布しているのが見えます。

肌から浸透するトリペプチドコラーゲンの画像

出典 http://www.jellice.com/company/html/guide6a_4.html

一部の化粧品ではこのような取り組みがすでに始まっています。

しかし、浸透はするけれども、体に吸収されてコラーゲンを増やす効果を発揮するのは経口摂取するほうです。

5.コラーゲンの効果的な経口摂取の方法

コラーゲンの効果的な経口摂取の方法をお知らせします。

5-1.飲むタイミング

コラーゲンを経口摂取するときに、コラーゲンの血中濃度のピークをお肌が作られるタイミングに合わせることが大切です。
ですから睡眠時の1~2時間前にコラーゲンを経口摂取することをオススメします。

5-2.予め分解されたコラーゲンがオススメ

コラーゲンは3重らせん構造といわれる強固な作りをしており、通常の消化酵素では分解されません。ですから経口摂取するには予め酵素の力をつかって分解されたコラーゲンペプチドがオススメです。

詳しくはコラーゲンを効果的に吸収する7つの方法にまとめてあります。

まとめ

コラーゲンは肌に塗るよりも、経口摂取するほうが効果的なことがわかりました。肌に塗るコラーゲンは保湿のためにあり、食べるコラーゲンはコラーゲンを増やすためにあると認識しましょう。

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