ほうれい線をメイクで目立たなくする５つのコツ｜明るさと視線ずらし

ほうれい線が目立つようになって気になりませんか？
隠そうと思って頑張ってみても、メイクをすればするほど、ヨレがでて逆に目立ってしまったりします。
どうにかならないでしょうか。
下地やコンシーラー、ファンデーションの塗り方によってほうれい線を薄く見せることができます。さらにチークやアイメイクで視線をそらす方法もあります。
ここではほうれい線を目立たせないメイクのコツをお伝えします。

１．下地

素肌トラブルの８割は、下地でカバーできます。
下地は毛穴の凹凸や小じわによってできる影も一掃してくれます。下地には肌の色の補正や、乾燥を防いでくれるものもあるので、ほうれい線には「乾燥対策」のもの「保湿力」のあるものを選ぶようにしましょう。また、ほうれい線の溝に明るい色味のものをプラスすると目立たなくなります。塗る際には溝を広げて塗りこむようにします。
シリコン系の下地を使うと、シワの溝をフラットな状態にしファンデーションがシワの溝に入り込むのを防いでくれます。
出典：日経ヘルス別冊　「ほうれい線、たるみ、シミ、シワ、毛穴が消える　５歳‘若見え美肌バイブル」

下地のぬり方

ほうれい線や肌トラブルを抱えている人は、仕上げにばかり気を使ってしまい、下地に手を抜いてしまう人も少なくはありません。下地の効果的なぬり方についてお教えします。

まず、下地クリームを顔の５か所に塗ります。（イラスト水色の丸の部分です。）
５ミリ大のパールひとつ分の下地を手にとります。
頬は黒目の下よりやや内側でくぼみが出始めているところ、額は眉間のやや上、鼻筋、唇の下のくぼみの５か所です。
さらに、上まぶたのくぼみなど大きな影が気になるところにも米粒くらいの少量をのせるのもおススメです。
次に伸ばしていきます。目袋の下の三角ゾーンにトントンと叩き込むように広げ、フェイスラインに向かって薄くなるように伸ばします。上まぶたなどの影があるところにトントンと重ねます。
続いて、上まぶた、下まぶた、ひたいと鼻すじに伸ばし、唇の周りへ。唇の周りは輪郭を抑えるように伸ばし、あご先は軽くのばします。

下地を塗っただけの段階で、顔の立体感の違いが分かると思います。ぜひマスターしてください。

２．コンシーラー

ほうれい線を隠すには、色でカバーするのではなく、ハイライトで目立たなくすることがコツです。そのために明るめのコンシーラーとハイライトを、筆ペンやチップなどで乗せましょう。

コンシーラーもしくは、リキッドタイプのハイライトをほうれい線の上から垂直に５．６箇所くらいに乗せていきます。
スポンジで軽くたたきながらなじませます。
仕上げにお粉で抑えましょう。

ここで注意したいのが、コンシーラーのなじませ加減です。
なじませすぎると、コンシーラーが取れてしまいますので注意しましょう。
コンシーラーが苦手な人は、ファンデーションを暗めにすると目立たなくなります。

動画でもほうれい線を消すコンシーラーテクニックを紹介していますので参考にしてください。

出典： http://youtu.be/ZLlaUmTWdR0

３．ファンデーション

リキッド・クリーム・エマルジョンなど液体系のファンデーションはコンシーラーの前に使い、パウダーファンデーションはコンシーラーの後に使います。
ファンデーションを塗るとき気をつけたいのが「厚塗り」です。
目立たないように一生懸命塗りこんでしまいますが、ほうれい線の隙間に入り込んでかえって目立ってしまうのはこのファンデーションを塗る工程です。
すでにコンシーラーでほうれい線は目立たなくなっているので、特にシワのできる部分には厚くならないようにします。ファンデーションだけに頼らず、トータルのイメージで若々しく見えるということを念頭に置いてメイクをしていきます。

４．チーク

チークを入れるか入れないかで、顔の印象がガラっと変わります。血色を与える効果と同時に入れた部分を高く見せる効果があるため、ハリが出て笑っている表情にも見えます。

ほうれい線を目立たなくするメイクも、チークを工夫することでより目立たない印象に仕上げることができます。チークの入れ方はほうれい線の部分に乗せないようにし、ほうれい線対して垂直に斜め上へと入れましょう。そうすることで視線がほうれい線よりチークの方に集めやすくなるのです。
コンシーラーでほうれい線部分は光らせて、チークで頬に色をつけます。