年齢とともに目立ってきたほうれい線、諦めていませんか?
ですが、諦めるにはまだまだ早いです。
というのは、ほうれい線は皮下の美容成分の減少がおもな原因で起こりますが、サプリメントやエクササイズ、化粧品で根気よくケアを続ければ、目立たないレベルにまで改善することは可能だからです。
そのためには、年齢肌に適したサプリメントや化粧品を選ぶとともに、毎日続けられる簡単なエクササイズを知っておくことが大切です。
1.ほうれい線に効果があるサプリメントは?
真皮層には、コラーゲンやヒアルロン酸など、お肌のハリや水分保持の役割を担った美容成分が存在しています。
ところが、20代後半を境にこれらの美容成分の体内量はどんどん減少し、ついにほうれい線が目立ってくることになります。
そのようなときには、数あるサプリメントの中から以下の種類を選んで、毎日コツコツと摂取することを心がけてみましょう。
- コラーゲンサプリメント
- プラセンタサプリメント
- ヒアルロン酸サプリメント
これらの成分は、ともに身体の内部から保湿ケアを行うことができ、また、皮下での美容成分の生成にも役立ちます。
2.ほうれい線に効果があるポイント
それでは、上記でご紹介したサプリメントの特徴や効果について簡単にご紹介していきます。
いずれのサプリメントも、ほうれい性改善のためのエイジングケアに役立ちます。
2-1.コラーゲンサプリメントの効果
真皮層に存在するコラーゲン線維細胞は網目状に広がっており、お肌の弾力やハリを保つ働きをします。
つまり、サプリメントによってコラーゲンを摂取しておくことで真皮層のコラーゲン減少抑性やコラーゲンの生成に役立ちます。
2-2.プラセンタサプリメントの効果
プラセンタは哺乳類の胎盤から抽出されるエキスで、成長因子やアミノ酸、タンパク質など細胞の生成に必要な栄養素がたっぷりと含まれています。
したがって、エイジングケアに高い効果を期待できるということです。
市販されているプラセンタにはブタ由来またはウマ由来のプラセンタがありますが、ウマは年に1回のみの出産であるため、ウマプラセンタの価格は全般的に高額な設定となっています。
一方、ブタは年に2回出産するためプラセンタの産出量が多く、ウマプラセンタよりも全般的に安価な価格設定となっています。
つまり、長く続けるのであればブタプラセンタのほうがおすすめできるということです。
2-3.ヒアルロン酸サプリメントの効果
コラーゲン線維細胞とともに真皮層に存在しているのがヒアルロン酸で、コラーゲン線維細胞の網目状の隙間を埋めるように存在しています。
ヒアルロン酸には保水効果があり、この成分の体内量が不足していなければ、乾燥肌やしわなどの肌トラブルが起こりにくいと考えられています。
つまり、サプリメントでヒアルロン酸を補充することがほうれい線ケアに役立つということです。
また、ヒアルロン酸は関節の間にも存在している成分ですので、ヒアルロン酸の減少による膝関節痛でお悩みの方にもおすすめできるのが、ヒアルロン酸サプリメントです。
3.サプリメントの選び方
美容成分を配合したサプリメントを探してみると、実に多くの種類が販売されており、選ぶ際に苦労することがあるでしょう。
そのようなときには、以下の選び方を参考にして、飲みやすいサプリメント選びを行ってみましょう。
3-1.コラーゲンサプリメントの選び方
コラーゲン粉末をそのまま摂ろうとすると、独特の臭いで飲み込むこと自体を苦痛に感じることがあります。
それによってコラーゲン粉末の摂取をストップしてしまう方が後を絶ちません。
毎日デザート感覚でコラーゲンを摂ることができるサプリがおすすめです。
せっかくコラーゲンを摂るのであれば、その合成に関わるビタミンCも同時に摂取できるものを選ぶとよいでしょう。
さらに、植物性セラミドには乾燥肌予防効果を期待できますので、この成分も配合されているコラーゲンサプリを選びたいものです。
また、最近では海外製のコラーゲン配合のコラーゲンサプリメントも入手できる状況にはなっていますが、安全性を重視するのであれば、国産のコラーゲンを高濃度で配合したコラーゲンサプリメントを選ぶことをおすすめします。
コラーゲンサプリメントを選ぶ際には、美味しく摂取できる、ビタミンCが配合されている、国内産であること、この3点を基準として素選ぶと良いでしょう。
3-2.プラセンタサプリメントの選び方
ブタプラセンタにもまた独特の臭いがあるため、この部分に注意した上でサプリメントを選ばないと、せっかく購入したサプリメントを飲むことができなくて残念な思いをすることがあります。
そのためには、ブタプラセンタ特有の臭いが気にならず、なおかつデザートのような感覚で楽しみながら摂ることができるサプリメントを選ぶことがベストです。
さらに体内吸収力を高めるビタミンCとビタミンBの力を借りる必要があります。
つまり、プラセンタ、ビタミンC、ビタミンBの3ステップで効率良くプラセンタを体内に取り入れる必要があるということです。
プラセンタサプリメントを選ぶ際には、良質なプラセンタエキスの配合量が多いこと、プラセンタをサポートするビタミンCとビタミンBがきちんと配合されていること、この3点を基準にしましょう。
そして、注意して頂きたいのが配合されているプラセンタの安全性です。
現在販売されているプラセンタサプリの多くは国内の安全基準値をクリアしているものと思われますが、より安全性が高い製品を選ぶのであれば、厳重な管理体制のGMP工場で製造されたプラセンタサプリメントを選ぶということも大切です。
3-3.ヒアルロン酸サプリメントの選び方
現在販売されているヒアルロン酸サプリメントの中には、大量生産できる人工ヒアルロン酸が配合された製品があります。
このようなタイプのヒアルロン酸サプリメントは安価ですので、毎日続けやすいというメリットがあります。
さらに、ヒアルロン酸サプリメントも他のサプリメントと同様に、国産のヒアルロン酸が配合されているという点を重視して選ぶことが大切です。
4.サプリメントとエクササイズでほうれい線を消す
上記でご紹介したサプリメントの効果をより一層高めるためには、エクササイズを取り入れることも大切です。
それでは、簡単で続けやすいエクササイズを2種類ご紹介します。
4-1.頬のエクササイズ1
- 背筋を伸ばして椅子に腰かける
- .正面に顔を向けて口を閉じ、頬をギュっとすぼめて10秒間キープ
- 元の状態に戻す
- .口を閉じたままで思い切り頬を膨らませ、10秒間キープ
- .元の状態に戻す
このエクササイズは1回3セットが目安ですので、いつでもどこでも、都合が良いときに行うことを習慣にしてみましょう。
4-2.頬のエクササイズ2
- 「あいうえお」とゆっくり発音する
これだけの簡単なエクササイズです。
このエクササイズは、1音ずつ口を大きく開いてはっきりと発音するのがコツです。
このエクササイズもまた、都合が良いと気に実践することができますので、毎日の生活の中に取り入れてみると良いでしょう。
5.サプリメントと化粧品を併用してほうれい線を消す
それでは、コラーゲン、プラセンタ、ヒアルロン酸が配合されている、ほうれい線ケアに役立つ化粧品をご紹介します。
ニッピコラーゲン スキンケア ジェル NMバランス 35g
生コラーゲン取り扱いの老舗ブランドといえば、ニッピコラーゲンを外すことができません。
この製品には、生コラーゲンとナノコラーゲンがきちんと配合されてます。
これにより、乾燥肌や皮下成分の減少によって現れたほうれい線をしっかりとケアすることができます。
価格:9,720円
出典:http://www.nip-col.jp/
BBラボラトリーズ 水溶性プラセンタエキス原液
国内GMP工場で製造された信頼性が高いプラセンタ化粧品です。現在料にはSPFブタというブランド豚を使用、より安全にプラセンタでほうれい線ケアを行うことができます。
ただし、純度が高い分だけ独特の臭いが強い製品ですので、この部分についてはあらかじめ納得しておく必要があります。
価格:50ml・16,200円
出典:https://ec.bb-lab.com/
ミノアージュ モイスチュアチャージローション
加水分解ヒアルロン酸、ヒアルロン酸Naといったヒアルロン酸をナノ化して配合している化粧水ですので、お肌への浸透性は抜群、デイリーケアにおすすめしたい製品です。
さらに、3種類のヒトオリゴペプチド(EGF)を配合していますので、ほうれい線の予防や改善に高い効果を期待できるでしょう。
香料、着色料、防腐剤、鉱物油、エタノール、石油系界面活性剤が配合されていませんので、敏感肌の方にもおすすめです。
価格:通常価格・4,860円
出典:https://www.munoage.com/
まとめ
できてしまったほうれい線であっても、毎日コツコツと根気よくケアを続けることによって薄くすることはできます。
ですが、そのためにはほうれい線ケアに適したサプリメントや化粧品を選ぶ必要があります。
サプリメントを摂取しても、化粧品でケアをしても、頬の表情筋が衰えていると、なかなかほうれい線が薄くなりません。
ほうれい線のせいで老け顔に…と気にしているのであれば、サプリメント、化粧品、エクササイズによるケアを行い、気になるほうれい線を1日でも早く改善しましょう。