いま調子が悪いのはタバコのせい?タバコの害の一覧

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タバコが健康に良くないということは知っているけれど、どれくらいの範囲で健康に害があるのでしょうか。
タバコは趣味の一端という考え方もありますが、その趣味のせいで、あなたの健康がどんどん蝕まれているとしたら?
タバコの害の一覧を作って、タバコが私たちの身体にどのような影響を与えているのか、わかりやすくまとめてみました。




1.タバコの害の一覧 知っておきたい25個の影響

健康と美容、妊娠、受動喫煙への影響について合わせて25個を紹介します。

1-1.健康への影響

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  • 寿命が短くなる
    タバコを吸う方とそうでない方を比較した場合、タバコを吸う方のほうが寿命が短くなるといわれています。
  • 動脈硬化の促進
    タバコを吸うことによって悪玉コレステロールが血管壁にたまりやすくなり、血管内で詰まってしまうと、血圧の上昇や脳梗塞、糖尿病などのリスクが高まります。
  • 悪玉コレステロールの増加
    タバコに含まれるニコチンが、悪玉コレステロールを増やす原因になります。
  • 胃潰瘍や十二指腸潰瘍の危険性
    胃の内部の血流がタバコを吸うことによって悪くなると、酸欠状態が起こって、胃潰瘍や十二指腸潰瘍のリスクが高まります。
  • がんの危険性
    肺がんをはじめ、肝臓がんや膵臓がんなど、がんのリスクを高めます。
  • 味覚・嗅覚異常
    味覚や嗅覚の細胞が麻痺し、味覚・嗅覚障害のリスクが高まります。
  • 粘膜下線維腫
    口内粘膜に、白い筋状の膨らみが生じ、徐々に硬くなって行く病気のリスクを高めます。
  • ニコチン依存症の危険性
    タバコを吸わないとイライラするなど、精神面に悪影響が現れてきます。
  • 白内障・緑内障の危険性
    タバコによるビタミンCの欠乏が水晶体に悪影響を及ぼし、白内障や緑内障のリスクを高めます。
  • 歯槽膿漏や歯肉炎の危険性
    タバコを吸うことによって歯ぐきの血流が悪くなり、歯槽膿漏や歯肉炎のリスクが高まります。
  • 早期閉経
    タバコを吸い続けることによって卵巣の血管の委縮を誘発し、閉経時期が早まる可能性が高まります。
  • 気管支炎喘息の危険性
    長期間タバコを吸い続けていると、気管支の軌道が狭くなるだけではなく、気管支炎喘息を発症するリスクが高まります。
  • 肩凝り
    血流が悪くなることにより、肩凝りが起こりやすくなります。
  • 咳やたん
    たんは気管から分泌される粘液で、異物を排除するために分泌されています。そして、気管がタバコの成分を異物とみなすと、それを排除するために咳やたんが出やすくなります。
  • 免疫力の低下
    タバコによって酸素の運搬が滞ることにより、免疫力低下のリスクが高まります。
  •  骨粗鬆症の危険性
    エストロゲンの分泌が阻害され、骨粗鬆症のリスクが高まります。

参考:すすめよう禁煙 日本医師会

1-2.美容への影響

鏡を見る女性の画像

  • 肌老化の促進
    タバコを吸うことによって体内のビタミンCが破壊されることによって細胞の抗酸化力が弱まり、肌老化のスピードが速まります。さらに、タバコは体内の活性酸素量を増やす原因になりますので、細胞の破壊が進み、シミやしわを作り出す原因となります。
  • 抜け毛、薄毛の促進
    血流が滞ることによって頭皮への影響供給が遅れ、抜け毛や薄毛を誘発する原因になることがあります。
  • 白髪の促進
    抜け毛や薄毛と同様に、白髪ができやすくなります。
  • 歯ぐきの着色・口臭
    ニコチンやタールなどの有害物質が歯茎に色素沈着を起こさせ、不健康な色へ変色させます。さらに、これらの物質が歯ぐきや舌につくと、独特な口臭を発生させる原因になります。
  • 女性ホルモンの減少
    エストロゲンは女性の身体にさまざまな恩恵をもたらしますが、タバコによって卵巣機能が低下すると、エストロゲンの分泌力が低下し、悪影響が現れてくることがあります。

参考:たばこの美容への影響 宮城県
参考:「タバコと歯周病のない世界」を目指して 日本歯周病学会

1-3.妊娠への影響

妊婦の画像

  • 未熟児や低体重児の危険性
    タバコの有害物質が血管を委縮させることによって血流が滞ると、赤ちゃんに十分な栄養が送り届けられ名繰り、これが未熟児や低体重児の原因となります。
  • 不妊の危険性
    タバコは卵巣機能を弱らせる原因になりますので、正常な卵子の産生率が低くなり、これが不妊の原因になることがあります。

参考:将来を担う子どもたちにたばこの煙のない環境を! 広島市

1-4.受動喫煙

子供の画像

  • 小児気管支炎喘息の危険性
    タバコを吸っているご本人はもちろんですが、そのそばにいるお子さんの気管支にタバコの有害物質(副流煙)が入り込むと、小児気管支炎喘息のリスクが高まります。
  • 乳幼児突然死症候群(SID)の危険性
    乳幼児は免疫機能が完成されておらず、受動喫煙によってタバコの有害物質(副流煙)が体内に入り込むと、乳幼児突然死症候群(SID)のリスクが高まります。

参考:子どもの前では吸わないでね 横浜市

2.タバコの危険物質

危険物質の画像

タバコやタバコの煙に含まれている危険物質についてご紹介します。

  • ニコチン
    依存性が高く、タバコを吸い続けることにより起こるニコチン依存症の原因になる物質です。
  • タール
    タバコの”ヤニ”と呼ばれているのがこの物質で、発がん性があることでも知られています。
  • アセトン
    ネイルリムーバーに配合されている成分としてよく知られており、加熱で分解され、有毒ガスを発生させます。
  • ブタン
    石油系ガスです。
  • ヒ素
    色素沈着、皮膚アレルギー、腎不全を発症する可能性のある物質です。
  • カドミウム
    イタイイタイ病の原因として、あまりにも有名なのがカドミウムです。幻覚作用があり、統合失調症などの精神疾患の引き金になる可能性もあります。
  • 一酸化炭素
    ヘモグロビンと結合し、血液中の酸素の運搬を邪魔する物質です。体内に大量に取り込まれると、めまい、頭痛、昏睡状態など、重篤な症状を引き起こす可能性があります。
  • トルエン
    工業用溶剤として使用されている物質で、覚醒作用があります。

これらの物質は、すべてのタバコに含まれているわけではありませんが、種類によってはこれらの有害物質を複数含むものもあります。

3.タバコをやめるための対策

体調不良は禁煙のチャンスととらえることもできます。
とはいえ、禁煙となると一大決心をしなければならず、なかなか踏み切ることができないかもしれません。
そのようなときには、以下の対策を講じてみて下さい。

3-1.タバコをやめる理由を考える

家族の画像

タバコはあなたご自身だけではなく、あなたのパートナーやお子さん、果てはお孫さんにまで健康被害を及ぼす可能性があります。
タバコの害があなた一人だけに留まるのであればまだしも、ご家族をはじめとする周囲の方の健康にまで悪影響を及ぼす可能性があるとなると、どう考えても禁煙という道が正しいことがわかります。
今すぐに禁煙を実践したのであれば、まだまだ健康を取り戻すチャンスはあります。
あまたご自身と周囲の健康を考えるのであれば、できる限り早い段階で、禁煙を考えてみてはいかがでしょうか。

3-2.趣味をはじめる

スポーツの画像
ストレスのはけ口がたばこに向いているのであれば、そのはけ口を趣味にぶつけることにより、タバコから遠ざかることができるという考え方もあります。
たとえば、キャンプなどのアウトドアを趣味にするか、ジムに通って汗を流すとか…。また、じっくりと心を落ち着けたいのであれば、美術館や博物館巡りというのもいいですよね。
タバコを吸えない環境の趣味を持つと、自然にタバコの本数が減り、禁煙を促すひとつのきっかけになります。

3-3.禁煙ガム

ニコチンガムの画像
禁煙ガムにはさまざまな種類がありますが、最もおすすめできるのは医薬品のニコチンガムです。このガムの特徴は、体内から無理にニコチンを排除するのではなく、タバコを吸いたくなったときにガムから少量のニコチンを体内に取り入れるというところにあります。この方法であれば、ニコチン切れを無理に我慢することなく、最終的にはニコチンを取り入れる必要がない身体づくりに役立ちます。
ただし、禁煙ガムには正しい噛み方がありますので、ドラッグストアなどとで購入するのであれば、必ず薬剤師さんから正しい噛み方についての説明を受けておいて下さい。

3-4.禁煙外来

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自力での禁煙がどうしても難しいのであれば、禁煙外来で治療を受けるという方法があります。禁煙外来での禁煙治療は、担当医と二人三脚で行って行くものであり、あなたに合った禁煙方法に沿って治療が進められます。
そして、ほとんどの禁煙外来では、2週間後、4週間後、8週間後というように、途中経過を詳しく観察しながら寝治療を進めて行きますので、禁煙に失敗する確率は極めて低くなります。
禁煙外来での治療は、医療機関によって保険適用になる場合とそうでない場合があります。気になる禁煙外来を見つけたら、まずは禁煙治療の方法を確認するとともに、保険適用の有無についても確認しておきましょう。

まとめ

タバコがあなたの身体に及ぼす健康被害、美容への悪影響、周囲への悪影響とともに、タバコに含まれている有害物質についてもご紹介させて頂きました。
体調不良がタバコのせいだとお気づきなのであれば、病院を受診してできる限り早い段階で禁煙を実践し、あなたの身体だけではなく、周囲にも安心感を与えてあげてみてはいかがでしょうか。

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