皮膚が薄い人のためのスキンケア方法|守りながら厚く育てる

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年を重ねてくると気になってくるのが「皮膚の薄さ」。それまでに繰り返してきたメイクやスキンケア、女性ホルモンの減少によるバリア機能の低下などが原因で、だんだん皮膚が痩せてくるのです。
そこで、それ以上悪化させないための方法や、効果的なお手入れの仕方についてリサーチしました。ぜひ、参考にしてみてください。



1. 皮膚が薄い人にオススメの化粧品

皮膚が薄い人は化粧品による刺激にも敏感になっているので、できるだけ添加物を含まず、それでいてしっかり保湿してくれるものを選ぶことが大切です。オススメのアイテムをご紹介します。

1-1.アヤナス/(株)decencia

「アヤナス」は、ポーラ・オルビスグループによって生み出された、敏感肌と乾燥肌対策の専門ブランド。年齢を重ねて傷つきやすくなった肌も優しく保湿してくれるので、皮膚の薄さが気になる女性も安心して使えます。

アヤナスローションの画像

<アヤナス ローション コンセントレート/5,400円(税込)>
とろみのあるローションが乾燥しやすい肌にすっとなじみ、ふっくらとしたハリのある肌に整える化粧水です。カプセルに入れたナノ化したヒト型セラミドが乱れてしまったセラミド配列にぴったり適合して、保湿効果をアップさせてくれます。
出典:http://www.decencia.co.jp/g/gK048/

アヤナスエッセンスの画像

<アヤナス エッセンス コンセントレート/8,100円(税込)>
粘度の高い「オーガニックリフトオイル」と呼ばれる植物由来の油剤を使い、肌の表面に保護膜を作ってうるおいを保つ美容液。糖化(食事から摂った余分な糖分と、体内に存在していたたんぱく質が結びついて黄ぐすみを作り出す現象)にも対応しています。
出典:http://www.decencia.co.jp/g/gK050/

1-2.ヒフミド/(株)小林製薬

3倍の保水力を持つヒト型セラミドが角質層までしっかり浸透し、バリア機能を高めてくれる「ヒフミド」。肌への刺激も少なく、皮膚の薄さに悩む人にも人気の高いブランドです。

ヒフミドクレンジングミルクの画像

<ヒフミド クレンジングミルク/3,240円(税込)>
すーっと伸びてメイクによくなじみ、ヌルつきを残すことなくさっぱり落とせるクレンジング。セラミドの力で、洗い上がりの肌はもちもちの感触になります。
出典:https://www2.kobayashi.co.jp/products/0/21040.html

ヒフミドエッセンスミルクの画像

<ヒフミド エッセンスミルク/4,860円(税込)>
3種類のヒト型セラミドが油分と水分のバランスを整え、肌をふっくらとやわらかに整える乳液。使い続けるうちに、だんだん小じわも目立たなくなります。
出典:https://www2.kobayashi.co.jp/products/2/21080.html

1-3.ライスフォース/(株)アイム

「ライスフォース」は、白米に麹菌、酵母、乳酸菌などを組み合わせてじっくり発酵・熟成し、肌の水分機能を改善する「ライスパワーNO.11エキス」を抽出して作られた化粧品。保湿効果はもちろん、美白効果にも期待が持てます。

ディープモイスチュアクリームの画像

<ライスフォース ディープモイスチュアクリーム/8,640円(税込)>
クリームにありがちなベタつきを軽減させた使いやすい化粧品。「ライスパワーNO.11エキス」の働きで肌内部にしっかりとうるおいを閉じ込めます。
出典:http://www.riceforce.com/stc/item/deep/cream.aspx

ディープモイスチュアエッセンスの画像

<ライスフォース ディープモイスチュアエッセンス/10,800円(税込)>
「ライスパワーNO.11エキス」を高配合した美容液。わずかな量でするするとよく伸び、お肌全体にうるおいを与えてくれます。
出典:http://www.riceforce.com/stc/item/deep/essence.aspx

2. 皮膚が薄いってどういうこと?

皮膚が薄いと肌の内側の毛細血管が透けて見えていたり(赤ら顔)、外部からの刺激に敏感でピリピリしたりしやすいという特徴があります。また、皮膚が厚い人に比べて水分を保持するための細胞が少ないので、どうしても乾燥しやすくなるというデメリットも。そのため、小じわやたるみに悩む人が多いですね。
皮膚が薄くなる主な理由としては、次のようなものがあります。

2-1.遺伝

鏡をみる女性の画像

皮膚の厚さは、生まれつき決まっています。親や祖父母に皮膚の薄い人がいた場合は、自分もその体質を受け継ぐ可能性が高いのです。
そのため、後天的な理由で皮膚がだんだん薄くなっていく人に比べ、もともと刺激を感じやすかったり、乾燥しやすかったりするといったハンデを抱えています。

2-2.菲薄化(ひはくか)

ひはく化の画像

「菲薄化」とは、主に年齢を重ねることが原因で、だんだん皮膚が薄くなる現象を指した言葉です。肌を良い状態に保つには真皮層に存在するコラーゲンやエラスチンが十分に生成されていることが大切ですが、加齢とともにこれらの量が減っていくので、ハリや弾力を維持することが難しくなり、皮膚が痩せていくのです。
コラーゲンやエラスチンの生成にはエストロゲン(女性ホルモンの一種)が大きく関わっているので、これを増やすことである程度菲薄化に歯止めをかけることができます。次の対策が有効なので、ぜひ実践してみてください。

2-2-1.菲薄化の対策法

スキンケアの画像

お肌を育てる意識を持ちながら食生活など体の内側から気を配るようにします。
菲薄化の対策法をご紹介します。

<食事に気を配る>
大豆製品に含まれるイソフラボンには、エストロゲンと似た働きをすることで不足分を補う力があります。味噌や豆腐、納豆、豆乳など、毎日の食事に取り入れやすい食材が多いので、積極的に食べるようにしましょう。

また、ビタミンE、ビタミンB6、コレステロールなどの栄養素にはエストロゲンの生成を助ける力があります。ナッツ類や魚、卵などの食材も上手に取り入れてみてください。

<体を温める>
エストロゲンは卵巣で作られますが、体が冷えると卵巣がダメージを受けて分泌量に影響してしまうので、できるだけ体を温める工夫をしましょう。

血行を悪くするような締め付けのきつい下着や洋服は避け、温かい飲み物や食事で体温を上げます。また、半身浴や運動で血行を促すのも効果的です。

<ストレスを発散させる>
忙しすぎる仕事や複雑な人間関係、不規則な生活などによってストレスがたまると、エストロゲンの生成に必要な「コルチゾール」というホルモンを利用して対抗しようとするため、分泌量が減ってしまいます。

なにか熱中できる趣味を見つけたり、友人と思いっきりおしゃべりをしたりするなど、自分なりの発散方法を見つけてこまめにストレスを解消していきましょう。ピンク色には神経をリラックスさせ、卵巣でのエストロゲンの分泌を促す効果があるので、カーテンやクッションなどで取り入れるのもオススメです。

今日からエストロゲンが増える10の方法に詳しく書いています。

2-3.間違ったスキンケア

洗顔の画像

スキンケアをする時、肌をごしごしと強くこすったり、洗い過ぎたりすることも、皮膚を薄くする原因となります。キレイになりたくて洗顔やピーリング、マッサージなどのお手入れをしているのに、それが逆に肌を傷める原因になってしまうのですね。

洗顔の回数は、多くても1日2回が限度。それ以上洗い過ぎると肌が乾燥し、バリア機能が低下してしまうので気を付けましょう。
また、ピーリングは酸の作用によって化学的に皮膚の表面を溶かすものなので、それだけ肌への刺激も強くなります。市販品もいろいろと売られていますが、できれば皮膚科で肌の状態を確認しながら施術してもらったほうが安心でしょう。

マッサージは基本的に毎日行っても大丈夫ですが、滑りを良くするためのクリームやジェルを使うことと、力を入れ過ぎないことに注意してください。

3. スキンケアを見直そう

クリームを塗る女性の画像

「昔はそうでもなかったのに、気付いたら皮膚が薄くなっていた」という場合は、日頃のお手入れ方法に問題がある場合が多いです。「2-3」で説明したように洗顔やピーリングのやり過ぎは逆効果! 回数を増やしたからといって肌がキレイになるわけではないので気を付けましょう。

また、UV対策を怠らないことも大切です。紫外線を無防備に浴びてしまうと、肌のバリア機能が破壊されてますます皮膚が薄くなります。紫外線は天気や季節に関係なく1年中降り注いでいるので、外出する時はもちろん、日中は、建物の中にいる時も日焼け止めを塗っておきましょう。

そして、クレンジングです。面倒だからといって長時間メイクを落とさずにいたり、洗浄力の強すぎるクレンジング剤を使ったりすると、ターンオーバーのサイクルが乱れたり、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまったりして、菲薄化が進みます。次のポイントに気を付け、適切な方法でメイクを落とすようにしましょう。

3-1.肌に優しいクレンジングのコツ

肌に優しいクレンジング順の画像

<クレンジング剤の種類>
市販されているクレンジング剤にはいろいろな種類があります。肌への負担を考えるならクリームやミルクがオススメです。シートタイプは手軽にメイクを落とせて便利ですが、洗い流せなかったりゴシゴシこすることになり、それが乾燥や刺激につながります。また、オイルタイプは洗浄力が強いので、毎日使うとやはり肌が乾燥しやすくなるでしょう。

クリームの画像

<クレンジング剤はたっぷり使う>
使うクレンジング剤の量が少ないと、肌に摩擦が起きて傷めてしまいます。「ちょっと多いかな?」と感じるぐらいの量を手のひらにとり、優しく滑らせるように手を動かしましょう。おでこ・鼻・両頬・あごの5点に置いてから始めると、顔全体のメイクをまんべんなく落とすことができます。

3-2.肌に優しい洗顔のコツ

洗顔する女性の画像

洗顔をする場合も、洗浄力の強すぎるものは使わないことが大切です。できれば、無添加でセラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が配合されたものを使うと良いでしょう。そして、ネットなどを利用してたっぷりの泡を作り、こすらないように注意しながら転がすようにして洗います。

また、意外と盲点なのがお湯の温度。冷たい水ではしっかり汚れを落とすことはできませんが、熱すぎると今度は肌に必要な皮脂を奪ってしまいます。お湯の温度は、乾燥肌なら26~28度、普通肌なら30~34度、混合肌なら28~32度、オイリー肌なら32~36度が適温。ちょっとぬるいぐらいでちょうど良いです。

3-3.効果的な保湿の仕方

コットンの画像

洗顔後は肌の水分が蒸発しやすくなっているので、時間をおかず、すぐに化粧水をつけることが大切です。その際、手のひらで温めてから使うとより効果的。また、600Wの電子レンジで7秒間加熱するという方法もあります(成分の損失を防ぐため、熱に弱いビタミンC誘導体を配合したものには使わないでください)。

全体に化粧水をつけ終わったら、特に乾燥する部分に重ねづけをしましょう。コットンにたっぷり含ませ、パックをするのもオススメ! あまり時間を置き過ぎると逆に肌の水分がコットンに奪われてしまうので、乾ききる前に剥がすのがコツです。

化粧水による水分補給が終わったら、仕上げに油分を含む乳液やクリームを塗り、保護膜を作って水分の蒸発を防ぎましょう。特に乾燥が気になる時は、美容成分を豊富に含むクリームのほうがオススメです。

まとめ

皮膚が薄い人のためのスキンケア方法を紹介しました。生まれつき皮膚が薄い人もいれば、間違ったお手入れや加齢によって菲薄化が進んでしまう人もいますが、両者に共通するのはスキンケアの大切さ。意外と間違った方法で肌を傷つけてしまっているケースが多いので、一度自分のお手入れの仕方を見直してみましょう。また、コラーゲンの生成を促すため、女性ホルモンの分泌量を増やすことも大切です。

きめやか美研 通販部

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