ヒアルロン酸サプリで潤いを保つには機能性表示食品がいい理由

数年後のお肌のために今できることはないでしょうか。
肌の乾燥を防ぎ、しっとりと保水してくれる機能があるヒアルロン酸のサプリメントがあります。
お肌の潤いをたもっているのはセラミドなどの細胞間脂質とアミノ酸やヒアルロン酸などの天然保湿因子（ＮＭＦ）です。
肌が乾燥してカサカサしているときはこれらが不足して角質層がはがれやすくなっています。
年齢とともに肌が乾燥していくのをヒアルロン酸で避けることができます。

１．なぜヒアルロン酸なのか

ヒアルロン酸の働きのなかでもっとも重要なのが保水力です。
ヒアルロン酸は肌の細胞と細胞の間に多く存在していて、自らに水分を含んでみずみずしさを保つ役割をしています。
その保水力はなんとヒアルロン酸１ｇに対して６リットルもの水を保持することができます。
肌がぷるぷるであるためにはヒアルロン酸の力がすごく重要なのです。

２．ヒアルロン酸は加齢により減少する

年齢別のヒアルロン量のグラフです。
体内のヒアルロン酸量は２０歳のときを１００とすると４０歳で５５％、５０歳で４５％、そして６０歳では２５％まで減少してしまいます。
これと比例するようにみずみずしかった肌も、加齢によって保湿する力が減って少しずつ乾燥していきます。

３．ヒアルロン酸の効果

保水力の高いヒアルロン酸はいままで化粧品に配合されるのが一般的でした。
肌の角質にヒアルロン酸をとどまらせることによって肌表面のうるおいを保つのに高い効果があったからです。
それが近年ではヒアルロン酸をサプリメントとして取ることが注目されています。
ヒアルロン酸はもともと牛の眼球から発見されたもので、人の目にも多く存在しています。
目の水分の保持や機能の維持の役割があり、関節の楽な曲げ伸ばしもヒアルロン酸によって支えられています。お肌の潤いだけに注目してしまいがちですが、私たちの体にはなくてはならないものなのです。
ヒアルロン酸を食べると胃や腸で分解されて、血中に移行します。
学術的な研究によるとヒアルロン酸１２０ｍｇを３週間から６週間飲むと肌水分が増えることがわかっています。

出典：ヒアルロン酸の経口摂取による肌の改善効果　吉田、金光、奈良部、飛田著

４．機能性表示食品がいい

ヒアルロン酸のサプリメントを選ぶ際には機能性表示食品として、届け出されているものがよいでしょう。機能性表示食品とは企業による臨床試験や研究の評価によって、サプリメントの機能がはっきりと表示されている食品のことです。
なかでもヒアルロン酸はいち早く公開されて販売されました。
ヒアルロン酸の機能性表示で多いのは「肌の水分保持に役立ち、乾燥を緩和する」という表示です。

４-１．機能性表示食品はどこで買えるのか

２０１５年の４月より始まった制度ですのでまだ市場に多くの商品がでてはいません。
ドラッグストアにも機能性表示食品のコーナーがあるところはまだ少なめです。
メーカーによっては通信販売のみで商品を展開していますから、ネットから情報を集めてみましょう。

参考：消費者庁「機能性表示食品」って何？

４-２．機能性表示を受理されたヒアルロン酸の商品

次の商品が機能性表示食品として受理されています。

表．機能性表示を受理されたヒアルロン酸の商品　２０１６年４月７日まで

出典：消費者庁　機能性表示食品に関する情報

４-３．飲み方・注意点

１日の飲む目安量はパッケージに必ず表示されていますから、それを守って飲むようにしましょう。１日の目安量には機能成分が「機能するのに必要な量」が必ず入っています。
多めに飲んだり少なめに飲んだりするとムダになったり、本来の結果が得られないことになります。
機能性表示食品も医薬品ではありませんから、食後や食間などの用法の指定はありません。

まとめ

肌の乾燥が気になったら機能性表示食品のヒアルロン酸サプリメントを試してみましょう。
ヒアルロン酸の機能性表示食品は効果の期待できる商品です。