動物性のプラセンタは感染症の不安があったり、匂いがきつかったりして苦手な方も多いですね。
その点、植物性プラセンタは安全で匂いもないのが特徴です。
植物性プラセンタも動物性プラセンタと同じような効果があるのであれば飲んでもいいと思います。実際のところをまとめました。
1.植物性プラセンタとは
植物性プラセンタは動物性のプラセンタの原料である胎盤を使わずに、植物の胎座を原料にしたプラセンタです。
2.植物性プラセンタの効果
植物性プラセンタは含まれているアミノ酸に美容効果の源があります。
他にもビタミンやミネラルが含まれています。
公益財団法人日本健康・栄養食品協会の規格によれば残念ながら植物性プラセンタはプラセンタ食品とは認められませんでした。
これは動物性のプラセンタとは明らかに性質などが違い、植物の胎座は胎盤ではないからです。
動物性プラセンタに見られる更年期障害やアンチエイジングに対する効果はあまり期待できません。
3.植物性プラセンタの原料
植物性プラセンタの原料は植物の胎座です。胎座とは種子の周りを囲って種子を守っています。スイカの胎座は食べる赤い部分にあたります。
植物に胎盤はありませんが、胎座を英語にすると胎盤と同じプラセンタなので植物プラセンタと呼ばれます。
原料となる植物はライムギ、メロン、バラなどがあります。
植物性プラセンタにはアミノ酸やビタミンなどの栄養素が豊富に含まれていますが動物性プラセンタ含まれている成長因子は含まれておりません。
プラセンタの作用の大変重要な要素になる成長因子とそれに準ずる因子が含まれていませんから更年期障害などには効果がありません。
4.植物性プラセンタの安全性
植物性プラセンタはアレルギーの心配以外はほとんど副作用など考えなくていいでしょう。動物性と違い感染症などの心配はまったく要りません。動物由来のものがすべてイヤという方には向いています。
5.動物性プラセンタとの比較
動物性プラセンタと比較してみます。
植物性プラセンタと動物性プラセンタは呼び方は同じプラセンタですが、内容はまったく別のものと考えるべきです。
まず植物性プラセンタには成長因子が含まれていないことが大きいです。
医療用に用いられているのはヒトの胎盤で、それに準じて治療の補助や健康食品として使われているのは豚の胎盤です。
アミノ酸量は比較する純末同士の比較資料がありませんので比較が難しいです。
まとめ
植物性プラセンタはアミノ酸などが豊富で美容効果はありますが、動物プラセンタのようなプラセンタ独特の効果はありません。