美白ファンデーションは毎日使うもの!だから正しい選び方を

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年を重ねるとだんだん気になり始める顔のシミ、ソバカス、くすみ。
スキンケアも頑張るつもりだけれど、とりあえず今すぐ何とかしたいという時には、美白効果のあるファンデーションを使うと肌をキレイに見せることができます。
さらに、メイクしながら美白もできる機能があればダブルで安心!
美白ファンデーションの特徴やおすすめの商品、上手な使い方などについて説明するので、ぜひ参考にしてください。



1.美白効果のあるファンデーションって?

美白成分が配合されているファンデーションは、紫外線から肌を守ったり、美容成分によってスキンケアをしたりすることで、白い肌にするためのサポートをしてくれます。
ファンデーションは毎日のように使うものなので、どのアイテムを選ぶのかはとっても重要!
具体的には次のような特徴があります。

1-1.美白効果のあるファンデーションの特徴

肌の画像

<医薬部外品(もしくは薬用)の表記がある>
美白効果を謳ったファンデーションは数えきれないほどありますが、その多くはしばり表現を使って販売されているものです。
しばり表現は、薬事法に違反しないように一定のルールを設けたもので、美白効果に関しては「お肌をほんのり白く見せます」「日焼けによるシミ、ソバカスを防ぎます」といったものが有名。
美白と聞くといかにも肌を白くしてくれるようなイメージですが、実際にはファンデーションを塗っている間だけほんのり白くカバーして、ある程度の紫外線を防ぐ程度の効果しかありません。

一方「医薬部外品」「薬用」という表記のある美白ファンデーションには「m―トラネキサム酸」「リン酸L-アスコルビルマグネシウム(ビタミンC誘導体)」などの美白有効成分が配合されており、メイクアップ効果だけでなく、スキンケア効果も期待できます。

日焼け止めの画像

<UVカット効果>
「SPF〇〇」「PA+++」といった表示のあるファンデーションには、肌をキレイに見せるだけでなく、紫外線をカットする効果もあります。
商品によって紫外線防止効果の高さには違いがあるので、普段用ならSPF20、日差しの強い場所で長時間過ごす時はSPF50というように使い分けると良いでしょう。

また、パウダーファンデーションは肌への密着度が高く、細かい粒子が紫外線を跳ね返してくれるので、特にUVカット効果を謳ったものでなくても、ある程度の紫外線を防ぐことができます。
外出中に崩れてきた時は、ティッシュオフで軽く皮脂を取り、乳液で肌を整えてからパウダーファンデーションを薄く重ねるとキレイに仕上がりますよ。

2.おすすめの美白ファンデーション

おすすめの美白ファンデーションをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ホワイトルーセント ブライトニング スポットコントロール ファンデーションの画像

ホワイトルーセント ブライトニング スポットコントロール ファンデーション
(株)資生堂/4,644円(税込)
出典:https://www.shiseido.co.jp
美白有効成分として「m―トラネキサム酸」を配合したパウダーファンデーション。
シミを作り出す元となる情報伝達物質(メラノサイト)を阻害するので、メラニンが発生しにくくなります。
また、肌にうるおいを与えて透明感を引き出す効果もあり、ひと塗りでキメ細かい美透白肌が完成します。
※SPF25、PA+++

オンリーミネラル 薬用ホワイトニングファンデーションの画像

オンリーミネラル 薬用ホワイトニングファンデーション
(株)ヤーマン/3,348円(税込)
出典:https://www.ya-man.com/
美白有効成分として「リン酸L-アスコルビルマグネシウム」を配合したミネラルファンデーション。
肌表面の水分に溶け込んで浸透し、メラノサイトの働きを抑制してシミ、ソバカス、くすみを予防します。
また、皮脂と混ざり合って肌にぴたっと密着する微粒子パウダーや、ミネラルに含まれる光を拡散する成分により、シミや毛穴をしっかりカバーする効果も。
日焼け止め、化粧下地、コンシーラー、ファンデーション、フィニッシングパウダー、美白美容液の機能が1つになっており、落とす時にクレンジングを使う必要もないので、使い方が簡単なところも魅力です。
※SPF50+、PA+++

薬用PWクリームファンデーション の画像

DHC 薬用PWクリームファンデーション
(株)DHC/1,715円(税込)
出典:https://www.dhc.co.jp/
美白有効成分として「ビタミンC誘導体」を配合したリキッドファンデーション。
さらに「アルブチン」「クマコケモモエキス」といった美容成分も含まれているので、毎日のメイクに使うことで徐々に肌の透明度が高まっていきます。
DHCが行った「シミ周辺部位の色ムラ度改善効果」を調べる実験では、このファンデーションを使い始めて8週間後には透明感が14%もアップしたということなので、期待が持てそうですね。
また、光の拡散効果でシミ、ソバカス、くすみをカバーする「パーフェクトホワイト・パウダー」、汗や皮脂と混ざることで肌色をより明るく見せる「ラスティング・ホワイト・ピグメント」などの機能もあります。
※SPF41、PA+++

3.化粧下地はUVカット効果のあるものを選ぶ

ファンデーションの前に使う化粧下地も、SPF・PA表記のあるアイテムを選べば高い紫外線防止効果を得ることができます。
肌に透明感を与えたり、くすみを抑えたりする機能のあるものならさらに便利!
どんな下地を使うかでその後の仕上がりも違ってくるので、細かい点にも注目して選ぶようにしましょう。

ブライトニング スポットコントロール ベース UVの画像

ホワイトルーセント ブライトニング スポットコントロールベースUV
(株)資生堂/4,644円(税込)
出典:http://www.shiseido.co.jp/
ファンデーションの項目でも紹介した「ホワイトルーセントシリーズ」の化粧下地ですが、こちらにもやはり「m―トラネキサム酸」が配合されています。
紫外線をカットしながら、カラーコントロールで透明感のある白肌を実現。
思わず触れたくなるような、つるりとした印象の素肌に整えます。
※色のバリエーション:アイボリー、グリーン、ピンク
※SPF35、PA+++

パーフェクトUVクリアソリューションの画像

パーフェクトUVクリアソリューション
(株)富士フィルム ヘルスケア ラボラトリー/4,212円(税込)
出典:http://shop-healthcare.fujifilm.jp/
紫外線カット成分として、独自に開発した「D-UVガード」を配合。
「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」を機能的に結合させることにより、これまで防ぐことが難しいとされてきた最長波領域のDeep紫外線もカットすることが可能になりました。
日常の中で起きる「いつの間にか日焼け」から肌を守りながら、しっとりとした感触で透明感と輝きも引き出します。
※色のバリエーション:なし
※SPF50+、PA++++

アミノホワイティブエッセンス デイの画像

ジーノ アミノホワイティブエッセンス デイ
(株)味の素/2,916円(税込)
出典:http://www.myjino.com/
「バイオ・ファイン技術」によってアミノ酸の可能性を最大限に引き出し、年齢の気になる肌の機能を高める「ジーノ」から出た、1本で美白、UVカット、保湿、下地の4役を兼ねる化粧下地。
肌の赤みやくすみをカバーしながら、透明感のある輝く肌へと整えてくれます。
※色のバリエーション:ホワイト、グリーン、ベージュ
※SPF33、PA++

4.色ムラにならないファンデーションのつけ方

肌の透明感を引き出し、少しでも白く美しく見せるには、ファンデーションの厚塗りや色ムラを防ぎ、丁寧に塗っていくことが大切です。
次のような点を改善すると仕上がりはかなり変わってくるので、メイクをする際に意識してみてください。

4-1.スキンケアで肌の調子を整える

スキンケア品とメイク品の画像

メイクをする時は、まず洗顔と保湿ケアで肌の調子をベストな状態に整えるのが基本。
洗顔がいい加減だったり、保湿ケアをしないでいきなりファンデーションを塗ったりすると、仕上がりが汚くなってしまうだけでなく、大切な肌にダメージを与える可能性があるので気を付けましょう。
また、脂浮きが気になるからといって油分を与えずにいると、乾燥をカバーしようとして余計に皮脂が出てきます。
化粧水の後は必ず乳液やクリームも使い、油分を与えるお手入れもしておいてください。
テカりが気になる時は、上からティッシュで軽く押さえると落ち着きますよ。

4-2.下地を丁寧につける

化粧下地の塗り方の画像

化粧下地は、適量を丁寧につけることが大切。
たくさんの量を塗ると化粧崩れしやすいし、逆に少なすぎると色ムラができやすくなるので、パッケージに書かれた使用量を目安に調整しましょう。
顎、両頬、額にそれぞれ下地を乗せたら、顔の中心から外側へ向かって指で少しずつ伸ばしていきます。
軽く押さえる感じで、肌に密着させながら丁寧に、丁寧に。
小鼻の脇や目の周りなどの細かい部分にもきちんとなじませたら、最後にスポンジで余分な油分を吸い取って仕上げてください。

4-3.顔全体に二度づけしない

メイクする女性の画像

「ファンデーションを塗り終わって鏡を見た時、なんだかところどころ足りない気がする」。
このような時は、ついもう一度上から重ねたくなってしまいますが、ここで顔全体にファンデーションを足すと能面のようになってしまうので、どうしても隠したい部分だけにピンポイントで重ねるようにしましょう。

4-4.薄く伸ばす

コンシーラーの使い方の画像

顔にクマ、シミ、ソバカス、くすみなどのトラブルがあると、これを隠そうとしてファンデーションを厚めに塗ってしまいます。
しかし、分厚く塗り広げたからといって不自然な仕上がりになるだけで、必ずしもトラブルがキレイに隠れるとは限りません。
特に隠したい部分はコンシーラーや化粧下地でうまくぼかし、ファンデーションは薄めに塗ったほうが、結果的にキレイに仕上がります。

5.肌を美白にするには

メイクでごまかすのではなく「本当に白くてキレイな透明美肌」を手に入れたいのなら、基礎化粧品選びや食事の内容にも気を配ってみましょう。

5-1.基礎化粧品の選び方

化粧する女性の画像

美白を目的とした基礎化粧品を選ぶ時は、効果の高い美白成分が配合されていることと、保湿力が高いことを確認してください。
たとえば、美白に有効な美容成分として有名なものに「ビタミンC」がありますが、分子が大きいのでそのままつけても肌の奥まで浸透せず、化粧品に配合されていてもあまり意味がありません。
しかし、ビタミンCを誘導体という形にしたものならば、空気に触れても酸化せず、肌の奥までしっかり届いて効果を発揮するのです。
このように、美白成分はきちんとその役目を果たしてくれるものを選ぶことが大切。
効果が実証されているものとしては、次のような種類があります。

<基礎化粧品に配合されていると、美白効果の出やすい美容成分の一例>

  • ビタミンC誘導体/メラニンの生成を抑え、還元する。活性酸素を抑える。
  • プラセンタエキス/メラニンの生成を抑えたり、代謝を促したりする。
  • ハイドロキノン/メラニンの生成を抑え、還元する。非常に美白作用が強い。
  • アルブチン/メラニンの生成を抑え、メラニン色素を除去する。
  • コウジ酸/メラニンの生成や活性酸素の発生を抑える。
  • トラネキサム酸/メラニンの生成を抑え、炎症を鎮める。
  • ルシノール/チロシンとチロシナーゼが結びつくのを防ぎ、メラニンの生成を抑える。
  • エラグ酸/メラニンの生成や活性酸素の発生を抑える。
  • リノール酸S/メラニンの元となるチロシナーゼの量を減少させる。
  • カモミラET/メラノサイトに作用するエンドセリンの働きを抑える。

美白効果に加えて保湿力も必要なのは、スムーズなターンオーバーを促し、乾燥によるダメージでメラニンが発生することを防ぐためです。
十分な水分で満たされ、バリア機能を高めた肌は、外からの刺激を跳ね除け、どんどん新しい細胞に生まれ変わってメラニンを排出させることができます。
セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチン、スティンゴ脂質、ステアリン酸コレステロール、ヘパリン類似物質、大豆レシチンなどの成分が配合されているものを選び、肌本来が持つ保水力を目覚めさせていきましょう。

5-2.食事の取り方

食べ物に含まれる栄養素の中にも、美白効果が期待できるものはいろいろとあります。
次のような食材を毎日の献立に取り入れたり、市販のサプリを利用したりして、メラニンができにくく排出されやすい体を作っていきましょう。

5-2-1.リコピン

トマトの画像

トマトの赤い色素を「リコピン」と呼びますが、これには強力な抗酸化作用があります。
体内に入ってからしっかり吸収されるまでには約7~8時間必要なので、夕食の時に食べておくと、翌朝の紫外線から肌を守ることができますよ。
ちなみに、生のトマトをそのまま食べるよりも、加工されたケチャップやトマトジュースのほうがリコピンの量は多いです。

5-2-2.ポリフェノール

緑茶の画像

ポリフェノールも、抗酸化作用の強い栄養素です。
いくつかの種類に分かれており、代表的なものには、緑茶に含まれるカテキン、ブルーベリーに含まれるアントシアニン、柿に含まれるタンニン、大豆に含まれるイソフラボンなどがありますが、中でもカテキンやアントシアニンの抗酸化作用は強力。
ポリフェノールを含む食材には普段の食事に取り入れやすいものが多いので、積極的に摂っていきましょう。

5-2-3.ビタミンA

レバニラの画像

緑黄色野菜やレバー、卵などに多く含まれるビタミンA(レチノール当量)には、ターンオーバーを促す効果があります。
ただ、あまり取り過ぎると胎児に奇形が起こる可能性があるので、妊娠中・授乳中の人は摂取量に気を付けてください。

5-2-4.ビタミンC

ブロッコリーと赤ピーマンの画像

赤ピーマン、芽キャベツ、ブロッコリー、いちご、キウイ、レモン、焼きのりなどに多く含まれているビタミンCには、メラニンの生成を抑え、還元する作用があります。
また、活性酸素の働きを抑えたり、コラーゲンの生成を促したりする効果もあるので、意識して摂ると肌はどんどん白く、ぷるぷるに!
水にさらしたり、熱を加えたりすると失われやすいので、調理の仕方に工夫しましょう。

5-2-5.ビタミンE

アーモンドの画像

ビタミンEは、抗酸化作用が強く、血行を促す効果も期待できる栄養素。
アーモンド、植物油(ひまわり油、米ぬか油など)、うなぎ、あんこうの肝、かぼちゃ、赤ピーマンなどの食材に多く含まれています。
油溶性なので、調理の際は油を使って炒め物や揚げ物にすると吸収率が良くなっておすすめ。
また、抗酸化作用を持つ他の栄養素と一緒に摂ると、その力がよりアップします。

まとめ

美白に役立つ美容成分を配合し、メイクをしながらスキンケアもしてくれるファンデーションを紹介しましたが、いかがでしたか?
美白効果を謳ったものはたくさんありますが、ただシミやソバカスを隠すだけでなく、できてしまったトラブルにも働きかけてくれるのは「薬用」「医薬部外品」と表示されているものだけ。
賢く選び、毎日のメイクに使って、少しずつ透明美肌を取り戻していきましょう。

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