目の下のたるみが気になります。
いつのまにかぽっこりと膨らみがあり、涙袋とは違うようです。
良く見ればその膨らみの下は少し窪んでいてくまがあるようにも見えます。
目の下のたるみをすぐに何とかする方法はないのでしょうか。
今回は目の下のたるみの解消方法をまとめました。
1.目の下のたるみの原因
目の下の皮膚がたるむのは、目の下の眼窩脂肪(がんかしぼう)と呼ばれる図の緑色で示されている部分が、前にせり出してきてしまうことで起こります。
眼窩脂肪は眼輪筋によって押さえられていますが、眼輪筋が弱まるとともにピンクの矢印のように前に出てきてしまうのです。眼輪筋が弱くなるのは加齢や紫外線による組織の破壊やたたくなどの刺激によってです。
加齢とともに目の上側の眼窩脂肪は後退し、まぶたのくぼんだ目になっていきます。
青い矢印はたるみの下が影になって「影くま」に見えることを示しています。
2.目の下のたるみ6つの解消方法
目の下のたるみを解消するには次のようなことが効果があります。
2-1.目の下のたるみを解消させるエクササイズ
このセルフエステは目元や頬の位置、フェイスラインが特に引きあがるのがわかります。
鏡を見ながら片側ずつ行ってください。行った直後にはっきりと違いがわかります。
2-2.目をパッチリさせたるみを目立たなくするマッサージ
目の周りをマッサージすることでまぶたがパッチリと開いて、眉毛が数mm上がります。目ヂカラも強くなります。
血流を促すことでたるみも目立たなくなってきます。片方ずつ行って眉毛の位置や目元のたるみを見てください。
すぐに効果があります。
2-3.紫外線を浴びない
紫外線を浴びると肌のコラーゲンが破壊されます。
一日に浴びてよいのは朝夕の紫外線が弱い時間帯で30分ほどです。
コラーゲンが失われることで肌のハリがなくなり、眼窩脂肪が競り出しやすくなります。
日傘を習慣にして日中の紫外線はなるべく浴びないようにします。
こちらはすぐに効果があるわけではありませんが、数年単位では確実に効果がある方法です。
2-4.強い刺激を避ける
洗顔するときや顔をタオルで拭くときなどに出来るだけ優しく目の周りを扱ってください。
強い刺激を与え続けると、目の周りの筋繊維がダメージを受けて弱まりますから目元はできるだけやさしく触れるようにします。
目をこする癖のある人はやめるようにしましょう。
色素が沈着してクマなどができやすくなります。
2-5.コラーゲンサプリを飲む
コラーゲンサプリを飲むことで、数カ月単位で目のたるみの印象を変えられる可能性があります。
実は目の周りにはコラーゲンがたくさんあります。
よく聞くことでマグロの目の周りはコラーゲンがたくさんあると言われますが人間も同じです。
コラーゲンのサプリメントを飲むことで肌のコラーゲンが作られることが近年分かってきましたから、積極的にコラーゲンを取りましょう。
コラーゲンのサプリはジペプチドやトリペプチドなどの低分子コラーゲンがいいでしょう。
含まれているヒドリキシプロリンが繊維芽細胞を活性化してコラーゲンやエラスチンを生み出してくれます。
2-6.目の下のくまの解消方法
目の下のたるみが無くなることでその影としてできていた目の下の「影くま」は解消されます。
影くまは目の下のたるみとセットで現れますので、影くまの対策というよりも、目の下のたるみの解消を目指します。
- 影くま…目の下の皮膚のたるみによってできるので、たるみが解消されることでなくなります。
- 青くま…血行不良によるくまで目を酷使したり、首や肩が凝っていても現れます。血流やリンパの流れを良くすることで改善します。
- 茶くま…色素沈着によって起こるくまです。目を強くこすったり、洗顔やメイクの刺激によるものです。刺激を避けて、ターンオーバーを見守ります。
まとめ
目の下のたるみの起こる原因を知り、普段から気をつけることでこれ以上たるみを進ませないことができます。