閉経の平均年齢はおよそ50歳です。
閉経は女性は必ず経験することですが、なかなか人に相談しづらいことですね。
もう開き直って正しい理解をしていきましょう。
きちんと理解をすることで不安な気持ちや恐怖感はなくなります。
閉経の平均年齢についてまとめました。
1.閉経っていつ?閉経の平均年齢は50歳
閉経の平均年齢はおよそ50歳です。
閉経のピークも50歳といわれます。
更年期は45歳から55歳で、10年間です。
30代~43歳未満にての閉経は早期閉経になります。
2.閉経の前に生理が遅れる理由
閉経といっても生理が突然無くなるわけではなく、2~3カ月遅れたり、月に2度生理があったりと周期が乱れます。
これは閉経が近づくにつれて女性ホルモンのひとつ、エストロゲンの分泌が安定しなくなるからです。
3.閉経の前兆
閉経の前兆はまず生理の間隔が乱れてきます。生理が2カ月に一度だったり、20日間隔になったりと変化します。経血の量も少なくなったり逆に多くなったり、少量の出血が2週間続いたりします。精神的な面ではイライラや不安感に襲われることがあります。
一般的には生理の間隔はだんだんと短くなり、やがて間隔が長くなって閉経に向かいます。
4.閉経は遅くできるのか
閉経は遅くすることはできません。
グラフの通り45歳から55歳くらいにかけて閉経していきます。
女性ホルモン補充療法によって生理は復活させることができますが、これは更年期障害のつらさなどを緩和するために行われます。
5.閉経後の性生活
閉経後の性生活はかなり個人差があります。エストロゲンの急激な減少によって膣壁が薄くなり性交痛が起こるようになります。その場合は軽い女性ホルモン薬も有効です。
閉経しても性欲はなくならず、膣分泌液も十分な方もいます。
閉経が近づいていても排卵は起こっていますから、避妊が必要ないということではありません。
妊娠中絶の件数は減少傾向にありますが、40代以上や更年期での妊娠中絶の手術は一定あります。
閉経したものと思い込んで妊娠してしまうケースが多いようです。
出典:http://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/h27/zentai/html/zuhyo/zuhyo01-05-01.html
まとめ
閉経の時期、身体的、精神的変化は個人個人で違います。
無理せず婦人科、更年期外来に行ってもよいでしょう。医師に相談することで不安な気持ちや恐怖感はなくなります。