生理前の肌荒れを一発解消する!おススメの5つの方法

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生理前になると決まって肌が荒れて、さらに年を重ねるごとに治りが遅くなっていませんか?
特にフェイスラインやあごの周りにニキビが出来やすくなったり、乾燥して肌にかゆみがでることがあります。嫌ですよね。
今回は生理前の肌荒れをスパッと解消する5つの方法をご紹介します。



1.生理前に肌が荒れる原因

卵巣ホルモンと月経周期の関係
生理前に肌が脂っぽくなったり、ニキビが出来やすくなるのは女性ホルモンのひとつ、黄体ホルモンの影響です。
排卵が終わり、黄体期に入ると黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が盛んになります。黄体ホルモンが増えると皮脂の分泌量が増えるので肌が脂っぽく感じるようになります。
この期間は排卵から生理の開始前まです。

月経周期に起こる心と体の変化の画像

黄体期の後半になってくると肌荒れがひどくなり、フェイスライン、アゴ付近のニキビが出来たり、逆に肌のバリア機能が低下して敏感となることで、乾燥してかゆみやカサカサなどが起こるようになります。
これらの症状は月経周期によるホルモンのバランスの変化によって起こりますから生理が始まるころから徐々に回復に向かいます。

2.5つの対処方法

生理前の肌荒れを出来るだけ起こさないようにする対処法をご紹介します。

2-1.サプリメント

チェストツリー

チェストツリーと呼ばれるハーブのサプリメントが生理前の肌荒れに効果があります。
チャストツリーはドイツではPMSの治療薬として使用されていますが、国内では同様のものがサプリメントとして販売されています。
肌荒れの他にもイライラや胸の張りなどの生理前の諸症状の改善に効果があります。
2014年に国内でもチェストツリーを成分とした医薬品が発売されました。効果はサプリメントも同様にあります。

プラセンタ

プラセンタのサプリメントも肌荒れに有効です。
プラセンタは豚や馬の胎盤を原料としたサプリメントで、肌荒れや過多月経などに効果があります。女性ホルモンのバランスを整えるように働くので生理前の諸症状が改善されます。

2-2.食べ物

生理前に食べたい食品

生理前の肌荒れがするときに補給したいのはビタミンB類、食物繊維、鉄分、銅です。

バナナの画像

  1. ヨーグルト
  2. バナナ
  3. 納豆
  4. 豆乳
  5. プルーン

これらの食品を上手にローテーションを組んで食べるようにしましょう。

夕食を早めに食べ、寝る前に食べない

夕食はできるだけ早めに済ませて、就寝前まで間食をしないようにします。
寝るときには消化が終わって血糖値が下がった状態で寝るようにします。

脂質・糖質の多いものを避ける

糖質の多いお菓子、ジュース類、脂っこい食べ物を避けるようにします。

刺激物を避ける

チョコレートの画像

チョコレートやスパイスのきいたカレー、コーヒー、トウガラシなどカフェインや香辛料などで刺激のあるものを避けるようにします。

2-3.薬

低用量ピル

低用量ピルは避妊薬ですが、生理前症候群(PMS)の治療にも使用されます。
低用量ピルを飲むとイライラなどの気分や胸の張りなどの症状も和らぐほか、肌荒れも改善されます。
飲み始めの数カ月は吐き気などの副作用が出る人もいますが、徐々に治まっていきます。
低用量ピルを服用する場合は定期的に検査を受ける必要がありますから、婦人科を受診して処方してもらいます。

漢方薬

桂枝茯苓丸料加よく苡仁

桂枝茯苓丸料加よく苡仁(けいしぶくりょうがんりょうかよくいにん)は桂枝茯苓丸にハト麦を加えた漢方薬で生理前のニキビ・肌荒れに効果があります。体力・体型が中間的な中間証の方に向いています。
下半身の冷えにも効果があります。
参考:http://www.kracie.co.jp/products/ph/1201704_2220.html

当帰芍薬散

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)も生理前のニキビ・肌荒れに効果があります。体の線が細くて体力のない虚証の方に向いています。
体力がなく冷え性のある女性向けです。
参考:https://www.tsumura.co.jp/products/forwomen/touki.htm

2-4.睡眠を取る

生理前には女性ホルモンの影響によって睡眠が浅くなったり、急に眠くなったりします。
生理の前になると眠くなるのは「月経前過眠症」、生理の前に眠れなくなるのは「月経前不眠症」といいます。

お肌のためには睡眠を十分とる必要がありますから、夕食後に時間を空けてお風呂に入り、ストレッチなどの簡単な運動をしてから、休息タイムを入れてから布団に入ります。

眠りやすくする方法

ハーブティの画像

セントジョーンズワートのハーブティーを飲んだり、クラリセージ、ネロリなどのアロマオイルを1滴嗅いだりすると睡眠に入りやすくなります。

2-5.スキンケア

黄体ホルモン(プロゲステロン)が増えている生理前には肌が脂っぽくなるのと同時に、メラニン色素が増えてシミも出来やすくなります。
この時期には普段より肌が敏感になっていますから、普段通りのスキンケアだと肌が荒れやすくなります。
ニキビの出来やすいアゴのところなどは一通り化粧水などの基礎化粧を終えたら、ティッシュで抑えて化粧水を吸いとります。
なるべく刺激を与えないスキンケアを行います。
生理が終わり、もう一つの女性ホルモンのエストロゲンが分泌されるようになると肌の調子は回復に向かっていきます。

まとめ

生理前のお肌はホルモンのバランスの関係からどうしても荒れやすくなります。
ここで紹介した対策を行っていただくことで、お肌を良い状態に保つことができます。

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