肌の乾燥対策|目の周り、頬の乾燥を改善する12の方法

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季節の変わり目や体調が悪いときは目の周りや頬がカサカサとしてきます。
もしかするとそれは乾燥性敏感肌かもしれません。
乾燥性敏感肌は気温や湿度などの変化によって肌が乾燥して、外からの刺激に反応しやすくなっている状態です。肌に潤いやハリがなくなるだけでなく、バリア機能も低下して肌が荒れやすくなっています。
どうすればしっとりとした肌で過ごすことができるのかを紹介していきます。



1.肌が乾燥してしまったらとる対策

1-1.スキンケア編

1-1-1.ワセリンで覆うようにして寝る

夜の洗顔をしたら、いつも使用している化粧水をつかって保湿をします。
その後すぐにワセリンを肌に伸ばします。ワセリンは肌に浸透しないで表面に膜をつくるので、水分の蒸発を抑えることができます。
塗ったときはベタベタとしていますが、夜の間に肌が乾燥を回復させようとするのを助けることができます。
純度の高いワセリンは敏感肌の人でも刺激が少ないので使用できます。

サンホワイトP-1

サンホワイトの画像

出典:http://www.sunwhite.net/product/

肌が荒れてしまっているときは化粧水をウォーターミストやアベンヌウォーターなどほとんど刺激のないものにします。
ワセリンが寝具につくのが気になる人はまくらにはタオルを敷いてもいいでしょう。

1-1-2.朝洗顔をぬるま湯のみで

朝の洗顔はぬるま湯のみで行います。30℃前後のお湯です。
肌をこするのではなくバシャバシャとすすぐだけの感じです。洗顔料は使用しません。
夜にワセリンを塗った次の朝は、意外とワセリンは取れているのですが、まだ残っているので気になれば刺激の少ない洗顔料で洗い流します。

1-1-3.セラミド配合の美容液

セラミド配合の美容液、乳液、クリームなどを使用します。
特にヒト型セラミドは人の肌にあるセラミドに構造が近く、保湿効果が高いことがわかっています。
特に保湿効果が高いのはセラミド1とセラミド3でこれらが含まれている化粧品を選ぶようにしましょう。
セラミドの化粧品についてはうるおいを逃がさない肌になるセラミド化粧品の選び方に詳しくまとめています。

1-1-4.馬油パック

馬の脂肪から作られるのが馬油です。
馬油は人の脂肪酸のバランスによく似ていて肌への浸透性も高いです。
ワセリンとは違って塗ってすぐに肌で溶けてしみ込んでいく感覚があります。

馬油パックのやり方は、洗顔したあとに大豆粒1~2つほどの馬油を顔に塗って、入浴します。
湯船にも浸かって温まってください。
上がるときにお湯で軽く流します。これで乾燥が気にならなくなる人が多いです。

1-2.湿度を高める編

季節と水分蒸散量の画像

11月ころから4月ころまでの空気が乾燥している季節には肌から逃げる水分も多くなっています。この時期にはお肌の表面の状態も悪くなります。
また屋外だけでなく室内の湿度も下がっていることに気がつかなければなりません。
冬場は一度寒くなった部屋は温度を上げても相対湿度が下がるので、積極的に加湿しないといけません。

1-2-1.部屋の加湿

室内を加湿したいときは加湿器を使用します。
肌に優しい湿度は50~65%です。
加湿がある部屋に居ると肌の水分量が増えます。

加湿したときの肌水分量の画像

1-2-2.岩盤浴

空気中の湿度が高いところでは岩盤浴がおススメです。
サウナに比べれば温度は低めですが、空気中の湿度は70~80%でお肌をしっとりさせるための汗をたくさんかくことができます。
岩盤浴の肌をしっとりとさせる効果は数日続くのでぜひ一度試してください。

1-3.原因を取り除く編

1-3-1.花粉

杉花粉の画像

花粉による肌荒れはアレルギー性敏感肌と考えられます。
スギやヒノキなどの花粉によって目の周りや鼻の周りが赤くなったり、カサカサしてきます。この場合は皮膚科や眼科にてアレルギーの薬をもらうことでなおります。
市販の目薬でも1,000円くらいのもので、抗アレルギー作用や抗ヒスタミン作用あるものを使うと目の周りのカサカサが治まってきます。
季節によっては思わぬ花粉に反応していることもありますから、気になる人は一度医療機関にて調べてもらいましょう。

1-3-2.高温での洗顔・入浴をしない

高温での洗顔は皮脂を落とし過ぎたり、必要な細胞間脂質まで流してしまうので行ってはいけません。
特に42度以上の高い温度での洗顔はセラミドの機能を崩してしまう可能性があります。
乾燥しているときの洗顔は26~28℃のぬるい湯で洗うようにします。
常温の水よりもうっすらと温かいかなと感じるくらいがこの温度です。

1-3-3.低刺激の化粧品にかえる

いままでつかってきた化粧品が合わなくなることもあります。
その場合は低刺激の化粧品にかえてみましょう。
年齢を重ねることで皮膚も菲薄化して薄くなったり、コラーゲンやセラミドなどが減少してきます。年代によって合う化粧品がかわることはよくあることですし、自分に合う化粧品をもう一度探すチャンスととらえましょう。

1-4.サプリメントで内側から補う編

肌の乾燥は表面からのケアだけでなく、内側からサプリメントなどで補うケアも有効です。

1-4-1.コラーゲン

お肌にうるおいをもたらす代表的な成分はコラーゲンでしょう。
小さく分解されたコラーゲンペプチドは肌の繊維芽細胞を活性化させて、コラーゲンを増やすことがわかっています。皮脂の分泌も増えるので、肌の力で皮脂膜をつくれるようになります。
コラーゲンについてはびっくり!コラーゲンのサプリの効果は肌のキメにもあった!にまとめています。

1-4-2.セラミド

肌の水分の蒸発を防ぐのにはセラミドのサプリメントがいいです。
セラミドのサプリメントを飲むことで肌の水分の蒸散が抑えられることがわかっています。
米やこんにゃく由来のセラミドであれば1.8mg、パイナップル由来のセラミドであれば1.2mgを毎日取るようにします。
セラミドのサプリメントについてはセラミド配合のサプリで肌のうるおいをキープする6つの方法にまとめています。

1-4-3.ヒアルロン酸

ヒアルロン酸のサプリメントでも肌の水分量を増やすことができます。
ヒアルロン酸は鶏のとさかなどから取れる天然のものと、発酵によってつくられるものがあります。
ヒアルロン酸はコラーゲンなどと同じく繊維芽細胞で作られます。
ヒアルロン酸のサプリメントについてはヒアルロン酸を飲む!お肌に潤いが欲しいなら塗るだけでなく飲むにまとめています。

まとめ

目の周りや頬の乾燥に悩む方のためにその対策をまとめました。
ここで紹介した方法をひとつずつ試してぜひお肌をしっとりとさせてください。
あなたにあった方法がいくつか見つかるはずです。

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