生理前の症状で体温が高くなる!その原因はコレ!

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生理前になると体温が高くなって、微熱があるように感じる人もいます。
まれに37度を超えて熱が上がる人もいます。
ちょっと高いですよね。
風邪などによる発熱なのか、どちらだかわからず紛らわしいです。
生理前の体温についてまとめてみました。



1.生理前の高温期

生理前の高温期の画像

生理前には基礎体温が少し高くなる黄体期に入っています。
黄体期は妊娠のための準備をしているときで、体が勝手に体温を高く保って妊娠をしやすい環境をつくっています。これは黄体ホルモン(プロゲステロン)の働きによるものです。
低温期との基礎体温の差は0.3~0.5度の違いがあるのが理想的です。

2.PMSによる微熱

この生理前の時期に微熱が出る人がいます。
黄体期は体調が変調しやすく、イライラや胸の張り、腹痛などを感じる月経前症候群(PMS)と呼ばれる体の不調が現れる人が多いです。
PMSの診断基準には発熱は含まれませんが、PMSの起こる時に、微熱が出る人もいるのです。

PMSの診断基準

  • 情緒的な症状・・・抑うつ、怒りの爆発、いら立ち、不安、混乱、社会からの引きこもり
  • 身体的な症状・・・ 乳房圧痛、腹部膨満感、頭痛、四肢のむくみ

PMSの診断基準は以下の資料が参考になります。

参考:http://www.jsog.or.jp/PDF/61/6112-657.pdf

3.37度を超えることも

人により毎回の生理の前に37度以上の体温になる人もいます。
さらに中には生理の1、2日目に38度を超す高熱が出る人もいます。
熱の高い人は頭痛や腹痛、腰痛、下痢、吐き気などの、他の生理痛に関わる症状も重い場合が多く、その場合はPMSではなくて月経困難症と診断されます。
他にも何らかの原因が隠れている場合もありますから、婦人科を受診するようにしましょう。

4.生理周期と体温の変化

生理周期と体温の変化の画像

その発熱はいつ起こるのかを知ってください。
基礎体温を続けて測っていくと排卵や生理の始まるタイミングが分かります。
まず低温期から高温期に移行するときに排卵があります。
その排卵から高温期が始まり、12日から14日間ほど高温期があり、生理の前になると急に体温が下がります。
ですから、微熱や高熱があるのは排卵後から生理前にかけての12日~14日間です。

5.基礎体温の測り方

基礎体温の測り方の画像
黄体期に入ったかどうかは基礎体温を測るとわかります。
基礎体温は動きだしてからや夕方に測っても正確には測れません。
朝起きたら布団に入ったままで、婦人体温計を舌の裏側の中央に当てて測ります。
黄体期以外の発熱は別の原因があります。

6.妊娠との違い

高温期が続いていると妊娠の可能性があります。

高温期が続いている画像

生理の予定日を過ぎても体温が下がらず、高温期が16日以上続くと妊娠の可能性があります。

妊娠時の基礎体温の画像

出典:http://www.geocities.co.jp/SweetHome-Ivory/4997/kisotai.html
妊娠のときも常に高温であるということではなく、妊娠・着床のタイミングで基礎体温が下がる場合もあります。アメリカではインプランテーションディップと呼ばれている現象で、着床時に基礎体温が下がる人もいます。

まとめ

生理前の体温についてまとめてみました。
生理前に関わらず、体が熱っぽい時は休んだ方がよいという合図です。無理をせずに過ごすようにしましょう。

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