骨盤ダイエットの正しいやり方|大腰筋歩きで痩せる!

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お腹まわりや腰まわりをスッキリと見せたい人には骨盤ダイエットがおススメです。
骨盤ダイエットを行うために知っておきたいことをまとめています。
特にウエストに効果のある骨盤ダイエットですが、きちんと行えないと効果がありません。
骨盤とその周りの筋肉について正しく知ることがダイエットを成功させる近道です。



1.女性と骨盤

骨盤と子宮の画像
骨盤は子宮を守っています。
女性に大切な子宮と卵巣は骨盤にすっぽりと入った位置にあります。
骨盤は生理や出産のときにわずかに開いたり、閉じたりして女性に特有な臓器を守っている大切な骨です。

2.骨盤が開くと太るのか?

よく骨盤が開くと太るといわれます。女性が出産すると数カ月は骨盤が開き気味です。
妊娠すると後期に分泌されるリラキシンというホルモンの働きで骨盤の関節がゆるんで出産しやすくしているからです。
また妊娠中は子宮が大きくなり、腰骨も骨盤も前傾するので脊柱起立筋という背中側の筋肉で引っ張って支えています。
出産後も脊柱起立筋や骨盤周辺の筋肉のこの凝りが無くならずに腰が痛くなったり、骨盤が戻らなくなったりします。
筋肉の凝りが解消されないまま放置しておくと骨盤が戻りきらずに下腹部や腰回りが太くなってきます。

3.骨盤は開くのか?

仙腸関節の画像
平常時には骨盤は動かないと西洋医学的には考えられています。
一方で骨盤の腸骨と仙骨は別々の骨であり、一部の専門家の見方としては仙腸関節によって2mm程度動くとされています。仙腸関節と前の結合部である恥骨結合がわずかにゆるむことによって骨盤が動きます。

4.骨盤ダイエットの効果

下半身の画像

骨盤ダイエットはつぎのような効果があります。

  • 骨盤の歪みを改善することで下半身の血行が良くなりむくみや冷えなどが解消されます。
  • 老廃物の排出、リンパ液や血流が良くなり代謝が上がります。
  • 下がっていた内臓が元の位置に戻り、内臓が活発に働くようになります。
  • インナーマッスルが鍛えられて姿勢が良くなります。

5.骨盤ダイエットは大腰筋ダイエット

腸腰筋と背骨の画像

日常的なかでのダイエットを目的としたときに骨盤はあくまで骨ですから、それ自体では動きません。骨盤のまわりの筋肉やじん帯が正しく働くことによってはじめてダイエットにつながります。特に重要なのが足と背骨をつなぐ大腰筋です。
骨盤ダイエットは大腰筋ダイエットといっても過言ではありません。
大腰筋は背骨から骨盤の内側を通ってふとともの骨につながっています。
この大腰筋が正しく働いていないとお腹がぽっこりとしてきて、ウエストが太くなってきます。ですから、ウエストを細くしたいのであれば、まず大腰筋を活性化させないといけないのです。

6.大腰筋ダイエットの方法

大腰筋を正しく使えている人は少数で、多くの人は大腰筋が活性化したときの恩恵を受けていません。大腰筋が正しく使えるための姿勢をご紹介します。

6-1.大腰筋を活性化させる姿勢 その1

大腰筋を活性化させる姿勢の画像

ベッドや台の上で片足をぶらりと下げます。重力を感じながら足の重みだけで下げて、みずから伸ばすということはしません。
下腹部あたりが伸びる感じがするちょうどよい姿勢を見つけてください。2分間この姿勢をキープします。
反対側の足も行います。

6-2.大腰筋を活性化させる姿勢 その2

大腰筋を活性化させる姿の画像

仰向けに寝て足を開き、両方の足の裏同士をつけます。
腕もリラックスして頭上へ上げます。
深い呼吸を繰り返して胸に大きく空気を入れます。胸で吸ったときにお腹が凹むのでこのときに下腹部がじんわりと伸びてくるのを感じられるようにしてください。
この姿勢で2分間呼吸します。足も筋力で広げるのではなく、足の重みでゆっくりと伸びていくのを感じてください。

6-3.大腰筋を鍛える、1分間・骨盤矯正体操

骨盤矯正体操の画像

  1. 立ち姿勢から片脚を上げて、大きく前方に踏み出します。
  2. 前に出した脚の膝が90度になるまで曲げ3~5秒キープします。後ろ脚を意識的に伸ばします。
  3. 脚を戻し最初の直立状態に戻します。反対側の脚も行います。
  4. 1セット10回(左右5回ずつ)を1日2セットします。

※痛み違和感がある方はすぐに中止してください。

6-4.歩くことでお腹周りから痩せる

6-4-1.正しい歩き方

ここまでは大腰筋を活性化させるために行いました。
うまくいっていれば大腰筋はみぞおちの下から始まっているので、足がみぞおちの下から生えているように感じます。足の生える位置の画像

少し歩いてみてください。
いつもよりも歩幅が大きく、胸も張った正しい歩き方になっているはずです。
大腰筋で歩くの画像白い線のように下腹部から太ももの前側が伸びて地面を押すような歩き方になります。
自分で意識しなくても大腰筋を使った正しい歩き方になっています。

6-4-2.大腰筋歩きで痩せる

ここまでできたらはじめてダイエットの開始です。
大腰筋を正しく使った歩き方になったら、この歩き方で1日30分のウォーキングをしてください。週に4日はこの姿勢とウォーキングを行います。
はじめは少し疲れますが、慣れてくると歩かないほうがいやになります。
4カ月程度ではっきりとお腹のへこみやウエストのくびれ、体重も変化します。

7.骨盤ダイエットのグッズ

骨盤ダイエットのグッズは生活の中で簡単に取り入れることができます。
骨盤の歪みの矯正を助けてくれるアイテムをご紹介します。

7-1.骨盤ダイエット枕

骨盤ダイエット枕の画像

出典:寝るだけ骨盤スタイル枕

枕を骨盤部分にあてながら寝転がってポーズをとるだけです。低反発ウレタンで弾力があって腰にフィットします。
バストアップ、ヒップアップ、くびれ、美脚などのエクササイズができます。

7-1-1.骨盤ダイエット枕を手作りする

骨盤ダイエット枕はバスタオルと紐で作ることができます。
用意するもの

  • バスタオル2~3枚

枕手作りの画像

  1. 約30cm幅に折ったバスタオルを2〜3枚重ねて、力を入れながら端から巻いていきます。使用中に体の重みで潰れないように、バスタオルは固く、隙間がないように巻くようにします。
  2. バスタオルが巻き終わったら、きつく紐で縛ります。(紐がバスタオルに食い込むぐらい)
  3. バスタオルを固定したら、枕の形に整えます。

枕の直径は約10cm程度にします。分厚くなってしまったときはバスタオルを1枚減らしたり、薄手のものに替えて調整してください。

7-2.骨盤ダイエットベルト

骨盤ダイエットベルトの画像

出典:骨盤ウォーカーベルト(リセットプロポーションベルト)

骨盤の位置を元に戻す手助けをしてくれます。
1日1回、3分間の体操をするだけです。体の中が暖かくなり気持ちが良くなってきます。
骨盤の歪みを正すことでウエストやヒップなど美しいプロポーションがつくれます。

まとめ

骨盤ダイエットの正しい知識をご紹介しました。
骨盤が開いていると思ったら、専門家に筋肉の凝りを取ってもらいましょう。
一度骨盤が整えばあとは自分自身でキープすることができます。
正しい大腰筋歩きができると早くダイエットの効果を感じることができます。

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