潤いのある肌になる正しい保湿6つの手順

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冬場や年齢を重ねると肌が乾燥しやすくなり、肌トラブルが気がかりですよね。どうしても、外気の乾燥や20代以降、皮膚に潤いに大切な成分が失われていってしまいます。

肌に潤いがないと、肌トラブルに悩まされ、不健康な印象を与えてしまいます。
そこで、日々の正しい保湿ケアがとても重要です。

ここでは、ほとんど保湿ケアをしていない人にも分かりやすく「潤いのある肌になる保湿方法」をご紹介します。ぜひ参考にしてください。



1.肌の保湿は必要不可欠です。

1-1.保湿の役割

そもそも、保湿はなぜ必要なのでしょうか。保湿の役割は以下の2点です。

  • 肌トラブルの抑制
  • 美肌の維持

通常、肌は外部からの刺激やアレルギーを引き起こす抗体から守るバリア機能を持っているのですが、乾いた肌状態ではお肌のバリア機能が弱まり、外からの刺激で肌トラブルを引き起こすします。
また、お肌のターンオーバー(新陳代謝)がスムーズに行われないため肌に角質が残ってしまいます。

乾燥肌のメカニズムの画像

1-2.乾燥による肌トラブル

皮膚に水分をキープできていない肌は乾燥している状態です。乾燥からくる主なトラブルとしては4つあります。

  • かゆみ 外的要因(紫外線、ダニ、ハウスダスト)からの免疫低下により肌がかゆくなる
  • ニキビ 雑菌が繁殖しやすくニキビが出来やすくなってしまう
  • しわ  肌の弾力を失い、シワになりやすくなる
  • シミ  メラニン色素が肌に残り正しくターンオーバーされないことでシミとして残る

しっかりとする保湿することで肌トラブルを予防し、美肌効果の維持ができます。

2.効果的なスキンケア6つの手順

順番を守るだけで、保湿効果が高まります。以下6つの手順で保湿をするようにしましょう。

STEP1.温浴をする

お風呂で温浴することで、血行が良くなります。体を洗って汗を流すだけならシャワーだけでも良いのですが、湯船につかって体を温めることで血行促進の効果が得られます。
お湯で乳化して肌になじむ保湿系の入浴剤をいれることも効果的です。

温浴している女性の画像

熱めのお湯で入浴しない
皮膚のうるおいを保っているセラミドなどの細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)は、42℃以上の高温のお湯に浸かると、流出してしまいます。

STEP2.洗顔、ボディーウォッシュ

保湿前の洗顔も重要です。洗顔においても熱いお湯は、肌が乾燥しやすくなるのでお湯は避けましょう。38℃〜40℃位のぬるま湯で洗ようにしましょう。クレンジングや洗顔料は肌に刺激の少ないものを選びましょう。

洗顔する女性の画像

皮脂を落としすぎない
ゴシゴシ擦らず石けんをしっかり泡立ててから洗いましょう。
なぜなら、バリア機能を果たしている角質層は、約0.02mmの厚さしかありません。ゴシゴシ洗ったり、ナイロンタオルなどの刺激の強いものでこすったりしてしまうと、角質層がはがれてしまいます。低刺激性と泡立てた泡であれば、タオルで擦らずに手でやさしくなじませるだけで、しっかりと汚れを落とすことができます。洗顔の後肌が突っ張る感じがするのは、肌に負担がかかっているサインです。

入浴後にスグに潤いを与える!
お風呂上がりは、水分が一番蒸発しやすい状態です。
入浴後20~30分で入浴前よりも肌が乾いた「過乾燥」状態になります。必ず入浴後15分以内に潤いを与えてあげましょう。
以下から正しい保湿の手順です。正しい保湿は「与えた水分を肌にしっかりと保持させること」です。

STEP3.化粧水をつける

まずは化粧水をつけましょう。化粧水は、「本来肌が保つべき水分を補う役割」があります。手のひらに少量(100円玉や500円玉くらい)を2~3回に分けて、やさしく塗ります。塗ったあと、ポンポンと手のひらで水分を肌になじませるのがコツです。

化粧水を手にのせる女性の画像

コットンを使わない
コットンを使うとコットンの繊維が肌を刺激してしまい、乾燥を招きます。化粧水をつけるときは手でつけるようにしましょう。

化粧水をバシャバシャと与えない
保湿をするときに大切なのはお肌の水分をキープする角質層という部位に、しっかり水分を届けて、水分が蒸発しないようにしましょう。皮膚の表面に与えただけではすぐに蒸発してしまい、すぐに乾燥してしまいます。

おすすめの化粧水としては、たっぷり保湿できる有効成分のセラミド、ビタミンC誘導体、コラーゲン、ヒアルロン酸がたっぷり配合されていて、肌に浸透しやすいものがいいです。

STEP4.美容液をつける

保湿美容液は、化粧水に比べて保湿成分の配合を多くしたものです。化粧水の後につけることにって、お肌に潤いを与えるとともに美容液の成分を奥まで浸透させやすくします。10円玉くらいを肌になじませましょう。

美容液をつけすぎない
保湿美容液を使う際は、一度に大量に美容液をお肌につけすぎてはいけません。なぜなら、お肌の角質層に浸透できる量は限られているからです。ただし、乾燥がひどい時は2〜3倍つけても大丈夫です。

STEP5.乳液をつける

化粧水、美容液でお肌が潤ってから10円玉から1円玉大くらいを目安に乳液を塗りましょう。乳液は水分を与えるだけでなく、油分が含まれているので肌内部の水分が逃げないように「フタをする役割」を果たしてくれます。
そうっと、のばすように塗ります。上手に乳液を塗るコツは、急がずに少量づつ手に取り、まんべんなくお肌になじませましょう。

STEP6.クリームをつける

化粧水と乳液がすんでから、それでも乾燥が気になる目元や口元といった箇所にクリームをつけましょう。クリームは乳液よりもさらに保湿効果が高く「厚いフタ」をするイメージです。ほんの少量でも効果的なので、肌にやさしくなじませるように力を入れずにつけましょう。肌にすり込むようにつけたりしないでください。

スペシャルケア.保湿パックをする

それでも肌の乾燥を強く感じる場合、化粧水がなかなか浸透しなかったりすることがあります。そのような時はスペシャルケアとして保湿パックをしましょう。肌にぴったりと密着してくれる保湿パックを化粧水後、15分ほど貼りましょう。水分、保湿成分、美容成分を浸透させてくれます。

保湿パックをつけすぎない
手軽にできるシートタイプは、長くつけているとシートが乾燥してしまい、逆に肌の水分を奪おうとしてしまうので注意してください。商品によって目安が違うので、パッケージに記載されている時間を守りましょう。その心配がないシリコンタイプや、クリームタイプもおすすめです。

化粧品選び

毎日使う、化粧品やコスメなので出来るだけリーズナブル(1000円〜2000円くらい)で品質の良いものから試されるといいと思います。天然成分配合などの高いものは、サンプルを取り寄せて自分の肌に合うか1週間ほど試されて使うのが賢明です。

化粧品サンプルの画像

3.身体の保湿

顔以外の部分はおろそかになりがちです。顔同様、しっかり保湿ケアをして、ハリと艶のあるモテボディを手に入れましょう。

3-1.入浴後の濡れた肌にクリームもしくはオイルを

入浴後、体についた水は拭かずにそのままボディークリームやオイルを適量手にとって伸ばし、濡れたボディになじませます。体についた水をふき取らず塗ると、伸びやすくなります。クリームやオイルは保湿力が高く、伸びが良いもの、香りがよいものを選びましょう。

オイルを塗る女性の画像

3-2.乾燥が気になる部分に重ねづけ

特に乾きやすい部位には重ねづけも有効です。乾燥しがちな「かかと」「すね」「ひざ」「ひじ」などには、重ねてボディークリームやオイルをつけましょう。

女性が乾燥するところの画像

4.これだけは気をつけたい2つの生活習慣

乾燥肌は生活習慣や環境によって発生したり、悪化することがあります。だからといって、生活習慣をすぐ改善するのは困難なので、早く効果が実感できる方法を2つご紹介します。

3-1.寝始めてから3時間を深く眠る

就寝で気をつけることは、寝始めて3時間をいかに深く眠るかということです。よく成長ホルモンが分泌しターンオーバーを促進するためには22時〜2時のゴールデンタイムでこの間に寝ることが重要とされています。
しかし、近年の研究では成長ホルモンは決まった時間に出るのではなく、「就寝後、最初のノンレム睡眠90分と、レム睡眠90分の合計180分間(3時間)」の間に多く分泌されることが判明しました。

睡眠の深さと成長ホルモンの画像

3時間を深く眠る方法は3つあります。

  1. 寝る1〜2時間前は食事をしない
  2. 寝る1時間前くらいに入浴をして体を温め、眠る頃に体温を下がるようにする
  3. 寝る1時間は脳を覚醒させるようなことをしない
    ※もしスマートフォン等を見る場合は明るさを控えめにしましょう

3-2.栄養バランスの良い食事をする

お肌に潤いを与えるビタミンは、特にビタミンA、C、Eは重要です。
具体的な栄養を豊富に含んでいる食べ物は、

  • 黄緑色野菜(ビタミンA)
  • ブロッコリー、小松菜、みかん(ビタミンC)
  • かぼちゃ、ほうれん草、アーモンド(ビタミンE)

緑黄色野菜の画像

また、コラーゲンも非常に効果的です。摂り方は「5日連続でコラーゲンを簡単に取り入れられる食品オススメ5選」を参考にしてみてください。
最近は、サプリやドリンクがたくさんあるので、不足していると感じた時にビタミン剤やコラーゲンサプリで補うように心がけてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ぜひ、上記の手順を参考に日々の保湿ケアを実践して、健康的な潤いのある肌を手に入れましょう!

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